公民連携ゼミ館山

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記事一覧

勉強会vol.9 『神山 地域再生の教科書』 | 篠原 匡 著

第9回目の勉強会は、篠原 匡氏の著書『神山 地域再生の教科書』が課題図書でした。 佐久間 淳子さんが今回のプレゼンターです! 人口5,000人弱の神山町の事例を館山市に活…

勉強会vol.8『PUBLIC LIFE』|青木純・馬場未織

第8回の勉強会は、青木純氏・馬場未織氏の「パブリックライフ」が課題図書でした。本書は、青木純氏が、これまでに携わってきた様々な取組について、その背景や思いを描い…

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勉強会vol.7 『地元経済を創りなおす』|枝廣 淳子

第7回の勉強会は、枝廣 淳子氏の『地元経済を創りなおす』が課題図書でした。本書は「地元経済の現状を自分で可視化する.悪循環を断ち切り,外部に依存しすぎない地元経済…

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勉強会vol.6『集まる場所が必要だ』|エリック・クリネンバーグ

第6回の勉強会は、ニューヨーク大学の社会学教授、エリック・クリネンバーグ氏の『集まる場所が必要だ』が課題図書でした。本書では主に社会的インフラ(※下に解説あり)の…

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勉強会vol.5 『未来の年表』|河合雅司著

第5回の勉強会は、河合雅司氏の著書『未来の年表』が課題図書でした。 河合雅司氏は、今後日本がどうなっていくかという題材の著書を多く出版されている方で、今回の課題図…

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勉強会vol.4 『社会の変え方』|泉房穂著

第4回の勉強会は、元明石市の市長、泉房穂さんの著書『社会の変え方』を課題図書としました。全国初の施策を次々と展開し、同市を10年連続人口増加へと導いた手腕は大きな…

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勉強会vol.3 「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書」|三田啓一著

第三回の課題図書はこれまでと少しテイストを変えて、一般販売されているものではなく、館山在住の行政学の専門家である三田さんが書かれた「館山市内での『モデルコミュニ…

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次回の要点整理『館山市内での「モデルコミュニティ協働運営事業」企画書』|三田啓一著

次回の公民連携ゼミ館山は、番外編として、館山に住む行政学の専門家、三田啓一さん(82)をお招きして、ガチンコディスカッションをすることになりました。テーマは、「自…

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勉強会vol.2 『まちづくり幻想』|木下斉著

第二回の課題図書は、前回に引き続きまちづくり研究家、木下斉さん著の『まちづくり幻想』(SB新書、2021年)でした。民間4人、市職員5人の計9人で、本の内容をもとにディ…

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勉強会vol.1 『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則』|木下斉著

第一回の課題図書は『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 』(木下斉著、2015)でした。初、ということもあって、今後の進め方も探る記念すべき会合。民間4…

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館山で公民連携の勉強会スタート!

かねてより有志で必要性を語ってきた公民連携の勉強会が館山で始まりました。月一でまちづくりに関する課題図書を読み込んで、ディスカッションしようという内容です。市職…

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勉強会vol.9 『神山 地域再生の教科書』 | 篠原 匡 著

勉強会vol.9 『神山 地域再生の教科書』 | 篠原 匡 著

第9回目の勉強会は、篠原 匡氏の著書『神山 地域再生の教科書』が課題図書でした。
佐久間 淳子さんが今回のプレゼンターです!
人口5,000人弱の神山町の事例を館山市に活かせないか、という観点でプレゼン、ディスカッションが進みました。

選書理由・神山町の成功要素を館山、南房総地域に活かせないか考えたいから
・「教育」というテーマで議論してみたいから

本書の概要●「奇跡の学校」はなぜ誕生したか?

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勉強会vol.8『PUBLIC LIFE』|青木純・馬場未織

勉強会vol.8『PUBLIC LIFE』|青木純・馬場未織

第8回の勉強会は、青木純氏・馬場未織氏の「パブリックライフ」が課題図書でした。本書は、青木純氏が、これまでに携わってきた様々な取組について、その背景や思いを描いた一冊となっています。

青木純氏は、館山市との関わりも深く、館山リノベーションまちづくり事業では、リノベーションスクールのスクールマスターを務め、館山市の未来について、アドバイスを多数いただいています。

今回のプレゼンターは、市職員の島

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勉強会vol.7 『地元経済を創りなおす』|枝廣 淳子

勉強会vol.7 『地元経済を創りなおす』|枝廣 淳子

第7回の勉強会は、枝廣 淳子氏の『地元経済を創りなおす』が課題図書でした。本書は「地元経済の現状を自分で可視化する.悪循環を断ち切り,外部に依存しすぎない地元経済の回し方を考える.そのためのガイドブック」と位置付けられています。

また、同著者による「好循環のまちづくり!」も副読本として設定されていました。

今回のプレゼンターは館山信用金庫の溝口耕一さんでした。地域に根差した金融機関の方らしい選

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勉強会vol.6『集まる場所が必要だ』|エリック・クリネンバーグ

勉強会vol.6『集まる場所が必要だ』|エリック・クリネンバーグ

第6回の勉強会は、ニューヨーク大学の社会学教授、エリック・クリネンバーグ氏の『集まる場所が必要だ』が課題図書でした。本書では主に社会的インフラ(※下に解説あり)の重要性と可能性について言及しています。

今回のプレゼンターは亀田ファミリークリニック館山、医師の河田さんです。本書の解説に加えて、亀田ファミリークリニック館山での取り組みやこれからの壮大な展望も含めてお話をしてくれました。そして議論は実

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勉強会vol.5 『未来の年表』|河合雅司著

勉強会vol.5 『未来の年表』|河合雅司著

第5回の勉強会は、河合雅司氏の著書『未来の年表』が課題図書でした。
河合雅司氏は、今後日本がどうなっていくかという題材の著書を多く出版されている方で、今回の課題図書の『未来の年表』も全5冊のシリーズ化がされています。

本書は、2部構成となっており、第1部では、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿ってデータをもとに説明されています。
本書が発売された2017年から7

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勉強会vol.4 『社会の変え方』|泉房穂著

勉強会vol.4 『社会の変え方』|泉房穂著

第4回の勉強会は、元明石市の市長、泉房穂さんの著書『社会の変え方』を課題図書としました。全国初の施策を次々と展開し、同市を10年連続人口増加へと導いた手腕は大きな話題となり、今も自らのXやユーチューブの発信、さらには芸能事務所への所属など精力的に活動中です。

この本は、前半で本人の生い立ちや政治への志「冷たい社会への復讐」がどのように形成されたのか、感動的な人生ドラマが描かれます。後半で、明石市

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勉強会vol.3 「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書」|三田啓一著

勉強会vol.3 「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書」|三田啓一著

第三回の課題図書はこれまでと少しテイストを変えて、一般販売されているものではなく、館山在住の行政学の専門家である三田さんが書かれた「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書」を取り上げて、三田さんとのディスカッションがメインの回となりました(3月開催)。
参加者はこれまでで最も多い行政7名、民間8名!

本書の内容について

本書の内容について、前回の投稿で今回のプレゼンターのひがしさ

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次回の要点整理『館山市内での「モデルコミュニティ協働運営事業」企画書』|三田啓一著

次回の要点整理『館山市内での「モデルコミュニティ協働運営事業」企画書』|三田啓一著

次回の公民連携ゼミ館山は、番外編として、館山に住む行政学の専門家、三田啓一さん(82)をお招きして、ガチンコディスカッションをすることになりました。テーマは、「自治的コミュニティ」です。

三田さんは昨年末、私の知人を介してご連絡をいただき、とある企画書を寄せてくださいました。タイトルは、「館山市内での『モデルコミュニティ協働運営事業』企画書(素案・未定稿)」。

本人の許可をいただいたので、ここ

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勉強会vol.2 『まちづくり幻想』|木下斉著

勉強会vol.2 『まちづくり幻想』|木下斉著

第二回の課題図書は、前回に引き続きまちづくり研究家、木下斉さん著の『まちづくり幻想』(SB新書、2021年)でした。民間4人、市職員5人の計9人で、本の内容をもとにディスカッションしました。

ざっくりと要約地方創生が本格的に始まった2014年から今年で10年。地方に住む皆さんのまちは「創生」してますでしょうか? ここ館山でも新しい動きは生まれているものの、残念ながらまだまだ黎明期から脱しえません

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勉強会vol.1 『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則』|木下斉著

勉強会vol.1 『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則』|木下斉著

第一回の課題図書は『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 』(木下斉著、2015)でした。初、ということもあって、今後の進め方も探る記念すべき会合。民間4人、市職員6人の計10人が参加して、ガチトークを繰り広げました。

ざっくりとレポーターの気づき!木下さんといえば、まちづくり研究家として第一線で自ら事業にかかわり、著書もたくさん出てますので、特に「公民連携」界隈で知らない人はいな

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館山で公民連携の勉強会スタート!

館山で公民連携の勉強会スタート!

かねてより有志で必要性を語ってきた公民連携の勉強会が館山で始まりました。月一でまちづくりに関する課題図書を読み込んで、ディスカッションしようという内容です。市職員や民間の有志によるゆるく、ディープな会。

基本は若者の公民連携知識の底上げを図ることが目的ですが、人数があまりに多くなっては収拾がつかないので徐々に輪を広げていけたらと思います。

急速な人口減少でまちの体力、税収も減る一方、介護や医療

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