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無職になったって何も変わらないと思っていた
先月、仕事を辞めた。今までで1番長く勤めた会社だった。
決して仕事が嫌になった訳ではなかった。むしろ大好きだった。誇りもあった。自分は素敵な仕事をしている。ずっと続けていきたい。そう思っていた。
周りの期待に応えたい。できる限りのことはなんだってしたい。後輩の手本になりたい。レスポンスはスピード重視。常に新しい企画の準備を。打ち合わせも積極的に。お客様の立場になって考える。なんだって引き
UFOキャッチャーがすきだ
今日もUFOキャッチャーで遊んできた。大きいのを2つとった。
狙いを定めてボタンを押して、アームが掴みにいって、それがうまくいってもいかなくても、すきだ。しかも大きいのをとるのが。ネットでやるのもすきなので、そちらもしょっちゅうやっている。ネットのも面白いけれど、実際に見てやるのも面白い。決して上手なわけではないけれど。
そんなわけで家には大量にぬいぐるみがある。先日ネットで手に入れたド
コーヒー牛乳で簡単に幸せになれる
自分で自分の機嫌がとれるようになったのは、いつからだろう。
少し前、社会人になりたての頃の日記を見つけた。怖くて開けず、でもどうしても気になって、読み始めてしまった。そして本当に驚いた。
めちゃくちゃ別人。だったのだ。
何が違うかというと、信じられないくらい、イライラしていた。しかもそれを一切隠さず(まあ日記だから隠さなくてもいいんだけど)、現状に、抜け出せない日々に、自分に、周りに
声が聴けて嬉しかったと言われた夜
わたしは落ち込みやすい方だ。と思う。小さなことでくよくよして、あれやこれやと悪い方向へ想像し、あの人はあのときにこう思ったに違いないと思い込み、長いこともやもやと忘れられず根に持ち、そのうちまた別の小さなことでくよくよし…という繰り返しである。
今思ったけどこれ、落ち込みやすいとは少し違う気がしてきたな…
その夜もそんな調子だった。ただ違ったのは、いろんなことが重なっていつもよりも相当に
映画の予告編でいつも泣いてしまう
映画館がすきだ。ひとりで行くのも、ふたりで行くのも、なんなら大勢で行くのもすきだ。あのざわついた雰囲気も、ふんわりと漂うキャラメルポップコーンのにおいも、新作映画のチラシが並ぶラックを眺めるのも、あと何分で入れるねなんて話しながらワクワクする時間も、ふっと暗くなるあの瞬間も、だいすきだ。
その中でもだいすきでたまらないのが、映画の予告編だ。ただの予告編ではない。映画館のスクリーンで観る、映画
どこかへ行ってしまった自分の話
何年も、自分が何を好きだったのか思い出せずにいた。
生きづらさを強く感じるようになり、わたしはわたしを変えた。選ぶもの、行く場所着るもの歩く道順さえも、他人がつくったわたしに決めさせるようになった。本当のわたしは奥へ奥へと押しやられ、たぶん嫌になってどこかへ行ってしまった。そして愚かにも、そのことに何年も気付けなかった。
上手くやりたかった。笑顔で、明るく朗らかで、天真爛漫で、優しくて、
札幌はいつだって憧れの街だった
先日、友人の結婚式で数年ぶりに札幌に行った。東京から飛行機で一時間半、眠っていたら着いていた。飛行機を降りたら雪景色が広がっていて、まだ半分眠ったままの頭で、ああ、北海道に帰ってきたのか、と思った。
わたしは北海道出身で、数年前に上京してきた。希望を出して東京にやってきたわけだが、当時はとんとん拍子に話が進み、なんだか少し怖かったのを覚えている。数回しか訪れたこともない都会。右も左もわからな