記事一覧
「哲学の先生と人生の話をしよう」を読んだ
「哲学の先生と人生の話をしよう」國分功一郎
●読書期間
2024年6月中旬〜7月上旬。
●手にとったきっかけ
「100分de名著」エチカの回を見て以来、國分功一郎ブームが到来してしまった。おそらく、ものすごく遅いのであろう。だが、本との出会いは人それぞれ。タイミングが今だったのだろう。ひとまず、図書館で借りられる著作は借りている。「新潮文庫の100冊」になっている「暇と退屈の倫理学」はステンド
ロブサン・サンボーの旅が、西川一三の人生が終わった
「天路の旅人」沢木耕太郎
●手に取ったきっかけ
2024年2月上旬。ビブリオバトル全国大会in生駒のWeb予選会中継を聴いたのは北陸遠征中。米原インターあたりで、うっすら雪をかぶった伊吹山をぼんやり眺めていた。初長距離ドライブの休憩中、コーヒーを飲みながら「緊張してるなぁ」と。耳からはこの本の内容が飛び込んでくる。眼前の山と作品の山、ドライブの緊張と未踏の地への旅の緊張、がシンクロしたのかもしれな
「土になる」を読んだ
「土になる」坂口恭平
●手に取ったきっかけ
2024年4月。久々に九州の旅に出かける。熊本市内で泊まったomo5のエントランスホールでこの猫(ノラジョーンズ)と目が合う。
●読書期間
2024年4月20日ごろ〜5月下旬
●あらすじ
エッセイ集。坂口さんが郷里の熊本で農業を始めてからの日記。土と触れ合うなかで、自らをながめながら、野菜づくりも含めた創作活動の日々を綴り続ける。
●ビブリオバトル