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細胞アーティストOumaの創作メモ

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アートや文章など作品制作のためのメモnote
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2020年6月の記事一覧

エストニアの小学校でアートのワークショップを実施した時の様子

エストニアの小学校でアートのワークショップを実施した時の様子

このプロジェクトのおかげで、現地の学校や施設、地元のイベントなんかに参加できるのは本当に楽しい。地元の人を説得し、プロジェクト開催しやすくなったのも、これまで参加してくれた人たちのおかげ。写真持ち歩いて各地で見せてますよ。今日はプロジェクトの様子と学校内の様子をご紹介。

▼参考リンク  Mooste Mõisakool(学校のホームページ)

SORAプロジェクトとは?世界中の人と一緒に巨大な1

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オンラインサロン・アル開発室でけんすうさんに質問する時のポイントを考えてみた

オンラインサロン・アル開発室でけんすうさんに質問する時のポイントを考えてみた

マンガサイト・アルの開発の裏側が見られるというオンラインサロンがあります。その名も「アル開発室」。

現在は初月無料のようなので、7/1から入ると一番オトク度が高いと思います!

このサロン、すごいのは月曜日にけんすうさんになんでも質問できるコーナーがあるんですね。好きなマンガから事業相談まで質問者のためになる視点で回答をくれます。本当にありがたい!

良い質問をして良い回答を得るためのポイントは

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現代アーティストの沼っぷりをマンガのコマでお届けする闇アートツアー

現代アーティストの沼っぷりをマンガのコマでお届けする闇アートツアー

現代アートの意味不明さを楽しむツアー、たぶん第2弾です。

意味不明なアート作品を楽しめるようになってから、自分の脳も沼に浸かるようになりました。

まじめに現代アートをやろうとする人のうち、2人くらいは共感してくれるとかもしれない現代アーティストの脳内をマンガのコマでお届けです。

基本的にはいつもこんな気分 ↓

他の作家の作品を見て絶望する ↓

自分よりすごい作品や作家に出会った時の苦しみ

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noteで読まれてシェアされる記事を書くにはどうしたらいいか数字から考えてみた

ネット上に公開してるからには、見られたいし読まれたいし、「よかったですー!」って涙目で言われたい。

でもだいたいは読まれないですよねえ。

書くことつくること自体が楽しいので、他人がどう思おうといいんだ!っていうのもとても分かるんですが、せっかくなら喜んでもらいたいし、それで生活したいですよね。

noteの記事が700本を超えたので、データもちょっぴり取れるようになってきました。そこで自分や周

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がん細胞の好きなところを語る、オーマ作品

がん細胞の好きなところを語る、オーマ作品

もともと獣医師だった自分は「細胞病理医」というがん細胞の診断医になりたかったです。できものに針を刺して、採れた細胞から細胞の種類を診断する仕事です。人間だと参考になるマンガがこちら。

ですが、ものすごく狭き門なこともあって、結局なれずに断念しました。(2年くらい専門の先生に頼み込んで学びに行かせてもらってたのに、先生ごめんなさい)

でも、がん細胞の美しさ、ミクロだけでなく肉眼的にも美しい姿にと

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お金を挟むほど実現が遅くなる #これからの仕事術

お金を挟むほど実現が遅くなる #これからの仕事術

働いて対価をもらい、それで家賃を払ったり生活費を賄ったりするのが、これまでの働き方だったんじゃないかと思います。

でもそれが、だいぶ変わってきたような気がしています。簡単に言うと、これまでは

仕事 → お金 → 生活

だったのが、

仕事+生活

になってきたというか。

お金を挟まない分、「→」が減って実現が早くなるんじゃないかと考えています。

2014年の初夏くらいに、私は家を出ないと

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遊びに行きたい病院をつくりたい、社会を丸ごと病院にすることについて考える

遊びに行きたい病院をつくりたい、社会を丸ごと病院にすることについて考える

2019年は次に進む方向についてかなり考えた年でした。世界中で展示されたアーティストになりたいだったり、もっと医療に貢献できることがしたいだったり。

2015年に自分の人生を考えて「海外で展示発表しながら暮らしたい」というのが、予想してたよりも早く現実として叶い、もしもすぐ死んじゃったとしたら、あと自分がやり残してることはなんだろうと考えるようになりました。

もちろん、海外もまだ行けてないとこ

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アートを始めて7年間~海外展開してから今日までの思考回路

アートを始めて7年間~海外展開してから今日までの思考回路

もとが獣医で知識やコネがないところから現代アートを始め、学びながらここまで走ってきました。
※企画展というのはギャラリーや美術館が主催する展覧会のことで、作家は場所代みたいなのは払いません。

細胞アーティスト・Ouma(オーマ)ざっくり年表はこちらです。もっと細かいCVはウェブサイトに。
https://oumavet.com/cv.php

2013年
 UNAC TOKYOというギャラリーで

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韓国大田(テジョン)のボラメ公園北側に平和の少女像を見に行ってから戦争とその後について考える

韓国大田(テジョン)のボラメ公園北側に平和の少女像を見に行ってから戦争とその後について考える

※この記事は2019年8月に韓国にアーティスト・イン・レジデンスで滞在していた経験から、日韓関係の悪化が自分の日常になってしまったことから生まれた記事で、当時、みじんこブログに書いたものの転載になります。

あいちトリエンナーレで展示中止になった「表現の不自由展・その後」に展示されてた作品の一つが、「平和の少女像」。本物は見られないのかーと思いきや、韓国国内には40体以上も設置されているようです。

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ブラジルの葉っぱと日本語の感性が混じったアート作品が出たよ!

ブラジルの葉っぱと日本語の感性が混じったアート作品が出たよ!

2020年6月10日現在、お台場に新オープンしたShun Art Galleryでのグループ展に参加します。昨今のコロナ事情も受けて、オンラインショップがオープンしたので、もしよければ見てってくださいっ。

サイトには作品単体の写真のみなんですが、額付になります。

ブラジルで採った葉っぱをかたどりして切り抜いた作品になります。葉っぱは現地の川に流してきてしまいましたが、その時の形がそのままに紙に

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文化の最小単位としての文字と国境としての言語を考える

文化の最小単位としての文字と国境としての言語を考える

文字を「文化の最小単位」と定義して、文字について考え続けています。

日本語って、ひらがな、カタカナ、漢字と使う文字が多く、日本語が母国語だとそれぞれのキャラクターがもつ「ニュアンス」も分かりますよね。

「ひ」「ヒ」は同じ読み方でもニュアンスがちょっと違う、みたいな感じです。

海外いろんなところに行ってると、「日本人」というカテゴリに入っていることで助かることもあるし、困ることもあります。

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120円を投げつづけた時、社会にはそれ以上の価値が生まれるだろうか

120円を投げつづけた時、社会にはそれ以上の価値が生まれるだろうか

2020年、誰も予測しなかった事態が起こり、移動するという当たり前だと思っていたことが困難になってしまった。多くの人が多かれ少なかれ影響を受けたし、今も受けている。

私自身は、今年に入ってから予定していた海外展示も含む展覧会が2件吹っ飛び、海外アーティスト・イン・レジデンス(アーティストが海外で滞在制作するためのプログラム)の参加も状況が分かるまで無期延期とさせてもらっている状況だ。

一番残念

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