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~懐かしの国語教科書の名作たち①~
子どもたちと国語の教科書の音読や読み聞かせの授業をしていると、「懐かしい!」と思える数々の作品に出会います。私が小学生だった頃から、何十年経った今も変わらずに教科書教材として残っている物語がたくさんあります。印象深い言葉や、素敵な挿絵とともに、当時の教室の風景と重なって...とても懐かしい気持ちになるのです。今回は、そんな懐かしの教科書教材の作品の数々をご紹介します。 ( OnetoOne 池
もっとみる“聞く”ことの難しさ。注意力が持続しない子供たち。
学校のクラスにいる時、授業や朝の会(ホームルーム)などで先生の話を聞きます。
その話が数分で終わる場合もあれば、授業のように45分~50分ほどの授業の場合もあります。
小学校に入ったばかりの1年生ならば、「先生の話をしっかり聞いてくださいね~」と学校の先生が丁寧に何度も言ってくれるかもしれませんが、学年が上がっていくにつれて先生の話を集中して聞くことは当たり前だと思われるようになっていきます。
電車でプチ旅 ・・高等養護学校・・
夏休みもあと少しで終わるころ、スタディー&トレーニング(高等養護学校受検対策クラス)のメンバーで高等養護学校の道のりをみんなで体験しようという外出プログラムを行いました。
スタッフは、見守りに徹して子どもたちにある程度任せました。
9時に朝駅に集合。誰一人時間に遅れることなく、10分前集合!みんなこの日を楽しみにしていたようです。
「しおり見て、ちゃんと用意してきたよ!」前々からずっとみんな
戦争について知り、平和について考える
日本は、戦争が終わって75年以上が過ぎました。OnetoOneに通う子どもたちはもちろん、子どもたちの親や祖父母の世代までもが戦争経験のない世代になりつつあります。今年の夏には、平和の祭典といわれる『オリンピック』も始まり・・・そんな中で、OnetoOneでは、『戦争と平和』をテーマに授業を行いました。子どもたちに、かつて日本が実際に経験した戦争について、例えば、戦時下での生活や、原子爆弾の悲惨さ
もっとみる思春期の子どもたちに大事な話をするときに(個別編)
小学6年生以上、だいたい高校生までの子どもに大事なことを話す必要があるとき、すごく気をつけていることがある。
・状態のわるい日には言い聞かせはしない。思い切って延期する。
・内容によっては複数回に分けて実行する(優先順位、理解度を考える)
・予想される反応や言葉を考えて、内容を組む。丁寧に準備する。
・最初に何の話をするか、なんのために時間を取っているか伝える。
・わかりやすい言葉を使う。子ども
中一ギャップ(提出物編)
7月になり、ほとんどの公立の中学校の定期テストである期末テストが終わった時期かと思います。
One to Oneでは、テストの1週間前になると中学生のメンバーから焦った様子で言われるのが、
「まだワークが終わってないのでOne to Oneに来てもいいですか?」というセリフです。
特に、中学に入学して3か月ほどしか経っていない中学1年生のメンバーは、ワークを仕上げるペース配分が掴めていない子が
子どもたちからの表現(プレゼント)
「コンパス教えてくれてありがとう」(Kさん)
Kさんはとても笑い上戸で、ささいなことでも笑い出し、なかなか止まらない感じで、毎回楽しく過ごしました。Kさんは、スケジュールの把握が課題にあがっていたので、私とは主に毎月のスケジュール作りをメインに取り組みました。お母さんをはじめ、学校や他の放課後デイサービスのスタッフ、相談支援事業所の担当の方とも情報を共有しながらスケジュールを把握して、毎月のカレ
「作文を書くのは、好きですか?」
OnetoOneの子供たちに、「作文を書くのは好きですか?」と問うと・・ほぼ全員から「嫌い~」「苦手っ!」などと否定的な答えが返ってきます。
「作文」は、頭の中で考えているだけでは、とても難しく、苦しい作業になってしまいます。そこで、頭の中に浮かんだ事象・思い・考えなどを具体的に見える形にしてから文を書く、というフィンランド式の「カルタ」という技法を使って作文の授業を行いました。
もうすぐ小学1年生!!
4月から小学校へ通う就学前の子供たちの集団療育『もうすぐ小学1年生』という企画が、今年もOnetoOneで始まりました。今回は、その第二回目。不安や楽しみな気持ちを胸いっぱいに抱えながら精一杯がんばっている子供たちの様子をお伝えします。 OnetoOne 池谷
【はじめの会】
「立って下さい」「れい」「座ってください」
起立、礼、着席は、前回にたくさん練習したおかげで、今回は