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お願いいたします〜1秒
#1秒の恋
1秒の恋(約1300文字)
1秒さんが、恋をした。噂はたちどころに全時間帯へ広まった。
「恋のお相手は、誰だろう??」
「やっぱり、2秒さん? 3秒さん?」
「もしかしたら、3分さんかもよ。いやいや、1時間さんじゃないの?」
時計中が恋の噂でチクタク振動した。
「……それで? だれなのよ?」
「さあ?」
どの時間帯にも、1秒さんの恋のお相手は分からなかった。しかし、1
1秒の恋:ショートショート
1秒の恋わたしは忘れ物をした。
廊下を戻る。みんな帰って誰もいない校舎。
教室の扉が開いている。
そっとのぞきこむ。……誰かいる。
窓のそばには、君の姿。
横顔に夕陽が当たる。
それは時の隙間の恋だったのかも。1秒の……
キーンコーンカーンコーン……
「お!」
「ゴメン!おまたせ!」
……なんだ、そうだよね。
二人で待ち合わせしてたんだね。
そっと身を引く、わたしは扉の影に
家族のネコミミ花火ストーリーで短歌都々逸俳句川柳
#ネコミミ村まつり
うちの家族です。
ネコミミ
カワイイ
短歌
窓辺から花火の音が聞こえたら
少しソワソワ見に行きたいな
ということでお出かけします。(というストーリーです)
こちら、花火です。(エクセルで作りました)
https://note.com/ohayou_yonechan/n/n3baa85452eb6
うちの家族です。
ネコミミカワイイ
都々逸
ドンと大きな
ちょっとよく分らない
私の話を聞いてください。実話です。エッセイかもしれません。ひとつ言えること。「それはネコミミをかじるようなもの」……。
夕方近く急に万葉集の本が入り用になりました。図書館は定休日。本屋は二駅先かもしくは大型書店なら繁華街へ行くべきでした。しかし私は近所の少し離れた小さな小さな本屋を目指したのです。駅から家へ帰りを急ぐ人々に紛れ込んで。小さな本屋なのでやっているかどうか疑問でした。
ゆったり
【春弦サビ小説】エピローグつくりました
空も海も花も ーエピローグー (300文字)
「笑ってもいいの?」
うん、いいよ。
「泣いてもいいの?」
ああ。いいさ。……ふふ、なんて表情なんだい?
「だって〜」
いいよ。いいのさ。それでいいんだよ。
ーーそして二人は、笑いながら泣きながら、黙ったままたたずみました。ここでは、山も空も海も花もみんなまるでやさしくほほえんでいるようです。
「ねぇ、きれいだね」
うんうん。きれいだ。……きれい