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映画「山歌(さんか)」を観て日本の経済成長を考える
前々から観たい観たいと思っていた映画「山歌(さんか)」をテアトル新宿で観てきました。
この映画は群馬県で開催されている伊参(いさま)スタジオ映画祭の第18回シナリオ大賞で大賞を受賞した作品です(受賞時のタイトルは「黄金」)。このシナリオ大賞は面白いコンクールで「地元中之条町周辺を舞台とした映画化を前提としたシナリオコンペ」であり、さらに大賞を受賞すると作家自身が映画を作れる権利を得るのです。
資金
ウクライナ侵攻の今だからこそ挑む ローリングストーンズ「ギミー・シェルター」和訳!
本日は2022年4月7日の木曜日です。2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まってから42日目となりました。
ここ数日、ウクライナから撤退するロシア軍がその去り際、各地でウクライナ市民をレイプ、拷問、殺害したと思われる死体を道端に放置していたというニュースが、その現場とおもわれる悲惨な映像とともに流れています。
過去においても戦争では非戦闘員への殺害、レイプ、強奪略奪が必ず行われてきました。そ
映画「ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い」を観て「自由」の意味を考える
今日は2022年3月12日(土)です。
2月24日(木)に始まったロシアのウクライナ侵攻は、二週間を過ぎても終結の様相は見えず、それどころかロシアの攻撃はますます苛烈になっています。
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア軍による包囲が迫るキエフに留まり、欧米からの軍事的支援も得られぬまま十倍近い兵力のロシアに対して徹底抗戦を国民に訴えています。
国民総動員令を発令、18~60歳の男性国民を出国禁
「まとまらない言葉を生きる(荒井裕樹著)」を読んで
昨年の十月頃、新聞記事にこの本の紹介が著者の荒井裕樹さん(二松学舎大准教授)の写真とともに出ていて、その記事を読んでから、いつか読んでみたいと思っていた本の一つでした。
著者の荒井裕樹さんは「被抑圧者の自己表現」を専門にしている文学研究者です。その荒井さんが書いたエッセーなのですが、その執筆の出発点を以下のように綴っています。
「言葉が壊れてきたと」と思う。いや、言葉そのものが勝手に壊れるこ
映画「牛久」を観て思う「人権」と「差別」意識
昨日、2022年3月1日(火)に渋谷イメージフォーラムにて、トーマス・アッシュ監督のドキュメンタリー映画「牛久」を観てきました。
数年前から入管収容施設での職員による度を越した収容者への拘束の映像をニュースなどで見るようになりました。
昨年はスリランカ女性のウィシュマさんが、名古屋入管の施設で亡くなった事件が大きく取り扱われたりもしました。
体調を崩し、入院レベルであったのに、入管は適切な処置を