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ニュイ的見解

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日常的に感じている様々なことを、 ふとした瞬間に書き留めていきたいと思っています
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2019年11月の記事一覧

心が疲れたときは

心が疲れたときは

目まぐるしい日常の波に飲み込まれ、
息をつく暇もないほど、次から次へと
色々な出来事が起こり
心に余裕が持てないときは…

そっと深呼吸してみたいと思う。
心に余裕がないからこそ、
深く息を吸って吐いてみる。
すると新鮮な空気が入ってくると共に
息をするのも忘れかけていたことに気づく。

自分の思い通りにならないことも多いし
うまくいかないことも多い。

その出来事に悲嘆して、
自分のやってること

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お茶漬け専門店の魅力



京都駅地下にあるポルタに
「だし茶漬け・えん」というお店があります。

これは京都に限ったお店ではないようですが、
季節ごとに変わるお茶漬けが楽しめるだし茶漬け専門のお店です。
宗田節・鯖節・鰹節を加えた和風出汁と、
魚のまろやかな旨味が凝縮されたような
美味しいお茶漬けが特徴なんです。

私は仕事柄、
京都駅を使うことがよくあるのですが
そのときこのだし茶漬け・えんというお店をよく利用します

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今日から変わる新しい関係

今日から変わる新しい関係

今日も、もう少ししたら
あいつがやってくるころだ。
バタバタと廊下を走る音が聞こえる。

すると間もなく扉が開くのだ。

あの野球馬鹿を好きと自覚して、
そんなにまだ経っていない。
あいつとは幼なじみで腐れ縁で、
幼稚園からずっと一緒で親同士も、
仲が良かったから自然といつも一緒にいた。

特別でもなければ、何でもない
それが長年続くあいつとの関係、
その筈だった。

案の定クラスの扉がガラッと開

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スーパーの小さな物語り

スーパーの小さな物語り

朝8時
バタバタと子ども達が、
学校へと飛び出してゆく。
「お母さんー、靴下は?!」
「お母さんー、次の日曜日参観日だからねっ」

ドタドタと家を駆け回る子どもたちに
「分かったわかった!靴下はソファーのとこ!2人とも忘れ物はない?ちゃんと持った?!」

いつも忘れがちな長男には特に声かけが必要だ。

8時を回り慌ただしかった我が家もようやく落ち着いた。
そういえば、まだご飯食べてなかった…
子ど

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京都の冬に清少納言を想う

京都の冬に清少納言を想う

日が昇るのが随分と遅くなりました。
毎日6時過ぎには起きますが、
日によってはまだ暗いこともあります。
朝起きてカーテンを開けて、
窓の外を眺めると、外気のヒヤッとした空気が室内にも流れます。

冬に向かうこの季節、
独特の背筋がシャンとするような
空気感が好きです。
その寒さは独特で、特に京都にいると
盆地だからか底に溜まるような、
寒さを感じます。
まだまだこれから気温が下がるこの季節。

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仕事の合間のホッとひと息。

仕事の合間のホッとひと息。

仕事をしていて、ふと手を休めたとき
お昼休みにふぅと肩の力を抜いたとき
今までの緊張の糸が嘘みたいに切れて、
だらんとしてしまう瞬間があります。

そんなときは本能的に珈琲ブレイクの時間。
少しだけ甘い珈琲を身体にいれて、
また仕事に戻ります。

私の仕事は物が相手ではないので、
その時の状況とその方の気持ちによって
凄く対応が変わるところが難しいところ。

自分がその方の立場に立ったって、
やっ

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蟹の美味しい季節

蟹の美味しい季節

冬といえば…鍋!!
蟹の美味しい季節になってきました。
蟹といえば、まだ実家で暮らしていたとき
たまに蟹の足や身を親が買ってきて、
かにすきをした記憶があります。

水炊きしたお鍋の中に蟹の足をいれる…
蟹の美味しいエキスが鍋全体に広がり、
鍋そのものは勿論のこと
しめの雑炊にするときも、いい出汁が出て
思わず「ンー!!」と言ってしまいました。

冬には鍋!
そして蟹すきのイメージが色濃く残ってい

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京都の観光シーズン到来

京都の観光シーズン到来

世間では昨日から三連休のようでして、
私の地元・京都でも多分にもれず
秋の紅葉シーズンに突入しております。

京都駅の改札口には、
外国や他府県から来られた観光客の方で賑わい

京都八条口の改札口前にあるタクシー乗り場には長蛇の列が…。

観光シーズンの京都バスは、
地元民も困るくらい人がいっぱいで乗れないですもんね…。
タクシーなら寧ろ人数で割ると安くなるかもしれません。

京都が沢山の方に認知

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朝の何気ない風景を切り取って

朝の何気ない風景を切り取って

冴え渡る朝の気配に
少し身震いをしながら、後ろを振り返った。

朝靄が綺麗に山裾を覆い、
山の辺りの景色は見えなくなっている。
こんな朝は、少し早めに職場に行って
近くの喫茶店で珈琲でも飲もう。
正確にいうと、ブラックは飲めないから
少しミルクを入れてカフェラテにしてもらおう。

ようやく動き出した街の景色を横目に
歩き出す。

いつもの通り道、裏道を抜けるとそこは
細い路地になっている。

この

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スタバの石窯フィローネの話し

スタバの石窯フィローネの話し

皆さんはスタバの石窯フィローネを知っていますか?

サクサクの香ばしいフランスパンの中に
色々な具材が挟んであって、
とっても美味しいのです。

私はその石窯フィローネの中でも、
スモークチキンときのこのフィローネが大好きです!中にはエリンギやブナシメジ、そして
パルメザンチーズとの相性が抜群の一品です!

店頭で、店内で食べることを伝えて
温めますか?と聞いてくださるのでお願いすると、サクサクの

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文章を巡って旅に出た話し

文章を巡って旅に出た話し

昔から文章に触れることが好きだった。
勿論いまも好きだけれど、
当時のようにガムシャラに文章を探すような旅をすることは、もう出来ないのかもしれない。

あの頃ちょうど10数年前、
女子大生になった私は、
正直少し浮いていたと思う。

なぜなら文章を読むのが好きな子が、
あまり周りにはいなかったから。

学校の中には
「何となくまだ社会には出たくない」と
大学に入ってきた子たちも沢山いたし、
漫画は

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はじめて借りたあの部屋

はじめて借りたあの部屋

今でも目を閉じると思い出す。
私がはじめて借りたあの部屋のこと。

当時、私はまだ高校生で
正確にいえばもう直ぐ大学生になる春休みで。

ようやく冬の寒さが和らいできた頃、
母親と一緒に部屋探しをしていた。
これももっと正確にいうと、
学生寮を探していた。

自宅から片道2時間半の距離
決して通えない距離ではなかったけれど、
大学に入ったら部活も思いきりやってみたかったし、夜まで遊んでみたかった。

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1日の始まり

1日の始まり

1日の始まりをどう過ごすのかって、
きっととても大切。

「いい日にしよう!」と思えばいい日になるし、「嫌だなぁ憂鬱…」と思えば、憂鬱な日になる。

自己暗示じゃないけれど、
自分で自分に暗示をかけるって、
とても大切な事かもしれない。

朝の情報番組は、
おめでたいニュースもやっているけれど、
誰が亡くなった、何の事件っていう暗いニュースも多いからあまり積極的には見ないようにしています。

情報

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食べられる幸せについて

食べられる幸せについて

昨日からようやく、
お粥やうどんなどの固形物をしっかり食べれるようになってきました。

私は関西圏住まいなので、出汁ベースに
うどんやお揚げさんを浮かべて食べています。

健康だと気づかない「食べられる幸せ」

普段なら
当たり前のように買ってきた食材を、
当たり前のように調理して、
或いは外食して食べているけれど

胃腸炎になってみて、改めて
「食べられることってすごいんや!!」
ということに気

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