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Ultraman Blazer Kanagawa Prefecture Filming Location Guide
これは「ウルトラマンブレーザー」の神奈川県に於けるロケ地のガイドです。
This is a guide to the filming locations of the TV program "Ultraman Blazer"(ウルトラマンブレーザー) in Kanagawa Prefecture.
神奈川県は製作会社がある東京と隣接しており、様々な場所で撮影が行われています。
そこで神奈川県在住
特撮堂々巡り その9 最終回
1972年、51年前。
初のテレビ映画「ぽんぽこ物語」から15年目、「隠密剣士」からは十年目。
しかしながら、俗にそして雑に特撮ヒーローを指す「戦隊もの」と言う言葉の元の「秘密戦隊ゴレンジャー」の誕生はまだ2年先。
ここからは、72年から90年代までのざっくりとした歴史を語ろう。
発端は1966-68年の怪獣ブームのリバイバル、再ブームを見越して「宇宙猿人ゴリ」(スペクトルマン)と「帰ってき
「特撮」堂々巡りその8
この一連の文章はなんだったのか。
何のことはない、「特撮」を巡る堂々巡りである。
なぜ、特撮という概念が曖昧になったのかというならば、そうでなかった時代は「実写のテレビまんが」という理解で大体まにあったからだ。
「テレビまんが」とはなんじゃらほいというひとの方がもはや多いだろうから、説明しよう。
1980年代前半ぐらいまで有効だった、20時までの全日帯で放送していた30分の放送枠のアニメ或いはド
「特撮」堂々巡りその7
ところで、特撮ものについて語ってきたが、流石にこれは特撮ではなかろうという作品もある。
「UFOセブン大冒険」
「マジカル7大冒険」(1978)
「少女探偵スーパーW」(1979)
「スターダッシュNo.1」(1980)
「ピンキーパンチ大逆転」(1982)
これら作品は、UFOセブンは未来のタイムトラベラーの話、マジカル7はオーパーツの石像の力で時を超える話、スーパーWは宇宙人と地球人の少女
「特撮」堂々巡りその6
平成以後、ローカルヒーロー作品が多く作られるようになった。
平たく説明すれば、2004年に「オモチャキッド」という作品が制作され、以後「超神ネイガーVSホジナシ怪人」(2007)、「琉神マブヤー」(2008)、「薩摩剣士隼人」(2011)、「黄金鯱伝説グランスピアー」(2013)、「雷様剣士ダイジ」(2014)、「武蔵忍法伝 忍者烈風」(2015)といった作品が制作され …、実はこれら作品は地方局
「特撮」堂々巡りその4
ところで、深夜特撮を外したと言ったが、実際には先ほどのドラマのなかにも深夜枠のものもあり、含むという意見もあるが、深夜特撮の多くがアニメや全日帯の特撮番組のように30分或いはそれ未満の番組が多い。
とはいえ、1973年ぐらいまでは20時以後にも30分のドラマは放送されていた。
例えば「マコ!愛してるゥ」がそうだし、他には「サザエさん」(1965)は30分枠だが21時スタートである。
1980年代終
「特撮」堂々巡りその3
さて、大人向けの特撮というか、SFやファンタジー、あと特撮ヒーロー的な作品まで網羅するとどうなのか。
1960年代
「時代活劇シリーズ 風」(1967)
「マコ!愛してるゥ」
「マイティジャック」(1968)
僅か3作品。
特にマイティジャックは所謂特撮を売りにした、円谷プロ制作の空中戦艦が戦う作品で、この作品の失敗が色々と。
さて
1980年代
「猿飛佐助」
「ピーマン白書」(1980)
「特撮」堂々巡り その2
時は21世紀、人々は手元の機械で世界の隅々の人と交流し、またたわいのない話もおこなわれるという時代になった。
そんな時代のメディアであるSNSで「仮面ライダーしかみてないのに特撮ファンを名乗るな」という意見があり、特撮ものを全部見なければあかんのかという反論が多く。
更には特撮ものってなんなの、まで話が行った。
なんてぐだぐだな話だ。
とりあえず、特撮もの、特撮ドラマ、特撮作品をあえて述べるな
「特撮」堂々巡り その1
特撮、特殊撮影の略。
実際にはそういう技術を使う怪獣やヒーロー、SFやファンタジー、ホラードラマや映画の日本での総称。
これは、特撮を知らない友達のための説明。
友達は英国の人で、特撮ものという概念は実質日本のものだからだ。
特撮つまり特殊撮影、Special effectsである。
特撮という言葉は「宇宙船 vol41」の竹内博の「古今特撮映画の散歩道」によると1958年頃に円谷英二によって
ユカイツーカイ 怪獣ブームは怪奇ブームと二人三脚カイ
怪奇ブームというものを知っているか。
1968年のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」をきっかけにして起きた、と言われているブームだ。
そして、1966年の後に第一次怪獣ブームに寄り添ってきた兄弟のようなブームである。
そう、怪奇ブームと第一次怪獣ブームは二人三脚だった、というと否定的な反応を貰うのだが、まずはものの本を見てみよう。
「KODANSHA Oficial File Magazineウルトラマン