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エッセイと呼ぶことを許されたいやつ

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イコカ拝、じぶんではエッセイと呼んでいて、ひとさまにもそう認めてもらえたら嬉しいなあっていう。
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2018年11月の記事一覧

からっぽちゃん

からっぽちゃん

 東京に来て2年と8ヶ月。
 営業(ウー)マンとして主に都内、ときどき九州やら中部やらをぐるぐるして2年と5ヶ月、うち後ろ3ヶ月は休職(継続中)。
 おかげさまで、何度か使った駅のあるき方とか、満員電車に乗るコツとかなんとなーく身体が覚えたようです。

 例えば東京駅は。
 JR改札内には入らず丸の内・八重洲間を行き来したい場合、南北に一つずつある自由通路を使います。
 これを知ってればとりあえず

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快適睡眠ライフへの道

快適睡眠ライフへの道

 この間の月曜日まで、無地良品週間でした。
 一応説明しますと、無印良品の会員であらば、何を買っても10%の優待が受けられる期間のことでございます。

 わたしは無印で働いているわけでもないんですけど、家具も文房具も、時々服まで、なんか無印のものを買っていることが多くて…。
 それで、今回マットレスを買い換える決意をしたタイミングでそんな素敵な週間が始まっちゃったものですから(いや、正確にはこの期

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土曜日の午後、ボヘミアンラプソディ。

土曜日の午後、ボヘミアンラプソディ。

 映画『ボヘミアンラプソディ』を観ました。

 日比谷の東宝で観ようと思って、ウェブ予約ができるようになった日の午後一時頃に予約サイトを開くと狙っていた午後の回はほぼ満席。二人並びでは最前列しか空いておらず。
 う~ん。ご飯もくっつけたいし、かと言って朝イチは避けたいし(このあたり意思が弱いのと、わたしまだ若いのかなあと思う)。映画を観よう、ではなくボヘミアンラプソディを観ようという話だったのでそ

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今日もこだわりに敗北

今日もこだわりに敗北

気軽に書けばいいのに、ということはわかっているのだけれど、変なこだわりがそれを邪魔することが多く。
毎日書こうと思っているnoteもPC(正確にいえば大きめの画面とキーボード)を使って書きたい気持ちが強くて、
それは「書くぞ!」という気持ちの前に、身体の疲れってやつと肩を組んで立ちはだかりたちまちねじ伏せてしまう。

何かしらのまとめノートを作ることにするなら、ノートそのものやペンにこだわりたいと

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ござそーろー

ござそーろー

 最近、すこし、大きめの決断をしました。
 ウキウキなそれは、ドキドキな決断でして。
 とてもソワソワするので、いままで気になっていたけどやらなかった、洗面所の鏡を拭いてピカピカにしたりですとか、大きなサツマイモに包丁を入れレンジでチンをしてからおみそ汁の具にしたりですとか、そういうことをしています。

 嗚呼そういえば、いもくりなんきん、ってのはなぜこう魅力的なんでしょうね。

 わたしの家の近

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背の高いマンションが並んでいる。少し間を空けたところに、もっと背高いクレーン車。また新しいビルだろうか。大きな看板群は高速を走る車に何某か訴える。
そんな中、空は実家でみたものと然程変わらずそれらの遥か上に御坐す。憎たらしい。
わたしは布団から出る。

@_icoca_icoca

わたし、取り戻し中

わたし、取り戻し中

 2ヶ月くらい前に走り書きした文章が出てきた。
 その時のわたしは、こんな風に残していた。

 ☆

 いま、ぽっかりと、わたしの時間を与えてもらって、
 上手な表現じゃないけれど「わたし」を取り戻している最中なんだと思います。

 先日、「あなたの人生」というワードを見せられ、それぞれ自分の人生について思いを馳せるというワークを何人かの方と体験しました。
 ある人は「理想に向かってあるき続けてい

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送り主、おくりもの知らず。

送り主、おくりもの知らず。

 昨日アップした『十六歳、自由の髪、真鍮色。』について、アップロードして、noteの記事として読んで、改めて感じるところがあった。

 実は、大方は先月の半ばには書き上げていたのだが、寝かせていた。
 書き上げてすぐ公開したい衝動に駆られたのだけれど、はじめて書いた(わたしにしては)長めの作品で、勢いで書いた感じがありました。
 基本的な日本語の間違いの確認、表現したいこととそこに当てている言葉の

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明日も、つむぐのです。

明日も、つむぐのです。

 「自分が書いたものをどんな人にも見てもらえる場所に置く」ことを始めて、もうすぐ3ヶ月になっちゃう。

 夏の終わりに始めたはずなのに、いつのまにか外出前にはハンドクリームを塗り、お風呂を出たらぬくぬく靴下を履く季節になってしまった。

 一人暮らしを始めて7年目(えっ、うそ、びっくり)になりますが、やっぱり得意料理ふゆバージョンは一人鍋です。
 2~3年前から、「こなべっち」とかいう名称で一人用

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摩訶不思議

摩訶不思議

電車に乗っていると、この車両にはいくつの人生が乗っているんだろうと思うことがあります。

みんな、出身もバラバラで、いまの仕事や身分もバラバラで。
でも、今日の、この時、この瞬間、
東京の真ん中を走っている銀座線の黄色い車両の中、というひとつの点で交わってると思うと摩訶不思議な心地がします。

ちょっと自分の脳みそを広げれば、いつでも隣には摩訶不思議な世界が広がっております。

毎日のことに追われ

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京都

京都

 京都にいる。
 お盆休みの初日に、大学時代の恩師に会うために来たぶりだ。

 昨日、京都入りしたその足で、その恩師に会った。
 というか、他の予定で京都に来る予定があり、早めに入ってその恩師が担当しているゼミ、すなわちわたしが卒業したゼミに遊びに行った。

 ちょうどお昼時。京都駅から、宿を経由して、大学へ。
 京都市内の交通手段は圧倒的にバスである。3年前までは何系統に乗ればどの方面に行けるか

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