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337.天は人の上に人をつくらないけど、人間だけは、人は人の下に人をつくるのさ。

1.  人は人の下に人を造る


 
明治初期に発行された福沢諭吉の「学問のすすめ」というものがあった。
それには「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と書かれ、私たちは小学校のときに学んだ記憶があると思うね。


福沢諭吉・小幡篤次郎共著『学問のすゝめ』(初版、1872年)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


 
世の中って、古くから、天の上を造り、天の下を造り続けていたためにこのような言葉が生まれたのだろうね、きっと。
でもね、天は上も下もつくらないけれど、人間だけが「人の上に人をつくり、人の下に人をつくる」んだよ。
 
この言葉は、現代社会においても、これからも永遠に使われていくのかな?
 
また、「職業に貴賤(きせん)なし」とも言われているけれど、現実は「職業には貴賤あり」の世の中じゃあないか。

「貴賎」という言葉は、江戸時代以前からすでに存在していたけれど、江戸時代に活躍した思想家、石田梅岩(いしだばいがん)によって、「貴賎」を用いた代表的な表現である「職業に貴賎なし」という言葉が、すでに存在していたようだ。

梅岩は士農工商社会において、その当時、身分の低かった商人を擁護するために、この「貴賎」を用いた言葉を作り上げたと言われている。

「貴賎」という言葉は、
職業に身分の差があった江戸時代から、すでに存在していたんだね。

明治24年(1891年)頃の肖像  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より



私たちは、人の職業によって、差別すべきではないことは当たり前のことなんだけれど、これも現実には貴賤されているよね。
特に職業、仕事として、元請けだの、下請けだの、孫請けなどと仕事内容によって区別されているのも事実だ。
(非正規雇用、契約社員、アルバイト、フリー、coucouさんのようなフリーランスなど)
 
では、「貴賎(きせん)」とはどういう意味なの?

「貴賎(きせん)」には、二つの意味があるという。
それは、
「身分の高い人と、低い人」、
「尊いことと、卑しいこと」に分けられるそうだ。

「尊(とうと)い」とは、
「敬うべきこと」や
「大切にすべきこと」という意味を表し、「卑(いや)しい」とは、「品が悪いこと」や「粗末であること」という意味を表す。

つまり、 このように「貴賎(きせん)」とは、
身分の高低差や物事の品位差を意味する言葉になるんだね。

この言葉は次のように使われているようです。
「職業に貴賎なし」
「人生に貴賎なし」
「貴賤上下に区別なし」など。

 
「職業に貴賎なし」は、職業に価値の差はないという意味。
簡単に言うと、すべての職業(仕事)は尊いこと。
人間を職業によって差別してはならない、という意味だ。

「人生には貴賎がある」は、人生は人の生き方によって、尊くも卑しくもなるという意味を表している。

こんな言葉もあったよ。

「職業に貴賎はないが、人生には貴賎がある」という言葉だ。

「貴賎上下に区別なし」は、身分の高い人と、低い人を区別することを意味しているけれど、ここでいう「上下」とは身分や階級のことを指し、身分や階級による高低差がないことを表現していけど、「職業に貴賎はないが、人生には貴賎がある」は、人生と捉えた場合人によって上下がある、という。

幸せと不幸なんてこのことかもね。
 
また、「優れていること」と、
「劣っていること」という言葉は、対極にある二つの差を表していることから、高低差を表す「貴賎」の類語だという。そこには、「平等の精神」が含まれていることがわかる気がする。

 

「・・万人は万人皆同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく・・されども今広くこの人間世界を見渡すに、賢き人あり、おろかな人あり、貧しきもあり、富めるもあり・・賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり」(福沢諭吉「学問のすすめ」より)

1901年(明治34年)の諭吉 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


 

2.567脳と、差別の人々


最近のcoucouさんは「567疲れ」に陥ってしまったようだ。
もう、567は終わりなのにね。

「567祭り」から「接種祭り」となり、またまた「蔓延防止祭り」「緊急事態宣言祭り」と終わりのない祭りが続いてきたからね。
世間の理屈でいえば、あれだけ楽しみながら大騒ぎのお祭りだったけれど、「蔓延防止祭り」「緊急事態宣言祭り」はもう、しなくていいんだね。

おかしな世の中だよね。

そして、さらにステージは高くなり、世界中が「偏見と差別祭り」に陥り、目に見えない感染と、目に見える偽りの情報に振り回されコントロール(支配)されているんだ。
周りの人々はゾンビウイルスのように「偏見と差別というウイルス」に侵され人類は滅亡の一途を辿っているかのように、小さな子どもたちさえも怯えさせ「567脳」に侵されてしまった。
 
でも、これは567拡大が原因ではなく人間の隠れたる本性が、
本当の姿が見えるようになっただけなんだよ。
 
現在のcoucouさんの周りはほとんどが接種を終えようとしている、次は4回目。(高齢者優先のためだという)

あれほどcoucouさんに対して、
「臨床試験ができていないワクチンは危険だ」
「接種はやめたほうがいいですよ!」
「私はみんなが打っても打ちません」
「父や母になど絶対に打たせません」
「ワクチン接種で500人以上が死んだ(2021年7月時点厚生労働省公表)だからやめたほうがいい」といっていた者たちはほとんど摂取した。

ふざけんなよ~

そして前言を忘れたかのように、coucouさんに「どうして打たないの?」と言いう。何度もいうけれど、coucouさんね、接種することには一切否定しない、否定しても無駄なんだもの。

それは本人の自由意志だからね。

その代わり、coucouさんが接種しないという自由意志もある。

それを今更ながら、否定する人たちの心理に理解に苦しむcoucouさんだ。

こうやって、
人は無意識化に「偏見と差別」が生まれるのかもね。
 
このように日本中が「偏見と差別ウイルス感染」に陥り、目に見えない感染と、目に見える偽りの情報に、振り回されコントロール(支配)されてしまったんだ。
 
でもね、人はどうしてこのように、簡単に考え方を変えられてしまい、従い、本当の正しさがわからなくなるの?



何度も言うけれど、接種のことじゃあないよ。

それは単なる一部のことで、問題は「自分の考え」や「自分の意志」なのです。人は恐れなくていいものに恐れを抱き、本当に恐れなければならないものに目を背け、ただ多数派の考えや行動に正しさを求めて動いてしまう。

そして、少数派を全面否定する。
少数派の意見に間違いがあったとしても、その間違いを真剣に検討し、問題提起として考えることぐらいは何も罪はないよ。

物事の最終判断は、すべて自分が決定するのだからさ。
 
567のすべての原因は政府の失策にあり、567をインフルエンザと同等の扱いをしなかったという過失によって、そのわかっている過失を正当化するために嘘に嘘を重ね続け、辻褄の合わなくなった日本の世界。

いずれ、数年後までに歴史が証明するとは思うけれど、正しくとも少数派の意見は消され続けていくのだね。
政治家は人々を馬鹿にして、見下すことにより、上下貴賤をつけることによって利害関係を構築し続ける限り、「偏見と差別」はこの人間社会からなくなることはないかもね。

でもね、せめて私たちだけは差別のない、
「良い貴賤」だけは持ち続けることだと思うんだ。

©NPО japan copyright association

coucouさんです。みなさん、ごきげんよう!
This is coucou. Good morning everyone!

本日はポーランドの上空の写真をいただいたのでご紹介。
Today, I would like to introduce a photo of the sky above Poland.

日本政府がキーウに物資を届ける飛行機の中からの空の写真。
An aerial photograph from an airplane where the Japanese government delivers supplies to Kieu.



みんな、この空の下で生きている。
Everyone lives under this sky.


世界中、ひとつの空につながっているのに、
Even though it is connected to one sky all over the world

空の下ではたくさんの人々が苦しんでいる。
Many people are suffering under the sky.

何もキーウだけではないよね。
It's not just Kyiv.

そう、人間だけだよ、「人の下に人を造るのは」、
Yes, only humans, "The one who creates people under people"

人間だけだよ、人には命があることを忘れているのは。
Only humans, forgetting that humans have a life.

戦争をするのも、されるのも,
It ’s a war, it ’s a war,

戦うのは下とみなされた人間ばかり。
Only humans who are considered to fight below.

決して上の人間はその戦いの中にはいない。
The upper human is never in the battle.

戦う者も、防戦する者も命があって、
Those who fight and those who defend have a life,

家族や兄弟、子どもたちも父や母がいる。
Family members, siblings, and children also have fathers and mothers.

そう、あなただけの命ではない。
Yes, it's not just your life.

あなたの命は、授かりもの、
our life is a gift,

神さまから与えられたかけがえのない命。
An irreplaceable life given by God.

あなたに命を与えた父や母、
The father and mother who gave you life,

父や母に与えた祖父母、曾祖父母たち、
Grandparents, great-grandparents, given to fathers and mothers,

たったひとつの命だけれど、そのひとつの命の後ろには何千人、何万人と続くご先祖さまたちがいる。
here is only one life, but behind that one life there are thousands and tens of thousands of child ancestors.

あなたたちは、そのご先祖さまたちからの祈りであり、願いであり、平和を望み続けたはずだ。
You must have been prayers, wishes, and hopes for peace from your ancestors.

この空を見てほしい。
I want you to see this sky.

みんな、この空の下で生きている。
Everyone lives under this sky.

そして、平和を望んでいる。
And I want peace.

そう、命たちは問い続けている。
Yes, the lives are asking.


Wish you happiness©NPО japan copyright association Naomi
Wish for peace©NPО japan copyright association Naomi
Wish for love©NPО japan copyright association Naomi
Pray for life©NPО japan copyright association Naomi
Pray for hope©NPО japan copyright association Naomi


 
ここまでの長い文章を読んでいただいて心から感謝申し上げます。また、いつも激励文や感想文、また、note記事のコメントをお送りくださる皆様にも厚く御礼を申し上げます。



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