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333.もう、お願いだから、人のせいにするのは止めてください!

1.人に責任を押し付けられない方法


 私たちは、嫌だといっても、避け続けたとしても、
様々な人間関係の中で生きていかねばならない人間社会。


私が、あなたを嫌いであっても、
あなたが、私を嫌う場合もあるものね。

私が、あなたの欠点を嫌いでも、
あなたが、私の欠点を嫌う場合もあるように、
互いの欠点は理解し合わねばなりませんね。

でも、それでもこの社会で生きていくためには、
人のせいにする人と付き合わねばならない場合がある。

特に仕事関係。

coucouさんの場合、基本的には仕事においては、
相手を一切信用しない事にしている。
(仕事だけね、特に。だって、お金が絡むと相手の人格が変わるのだもの)

それは仕事を出す側と、仕事を貰う関係があるからなんだ。
やっぱり、お金を出す人がお客様で、それをいただくものとの上下関係があるからね。(お金を出す人は強い!)

上からの関係は、人のせいにしやすい環境があって、常に自分が上位概念から相手を見ているからなんだ。
つまり、お金を出している人間が上だという意味。

すると、自分の間違いや非を簡単には認めなくなるんだ。
特に言った、言わないというような確認作業かな。

お金を貰う側は、どんなに正しくとも最終的なトラブルとなれば弱いもの。相手は気に入らなければ、簡単に仕事を頼むことを止めたり、お金を支払わねば良いのだもの。
だから、仕事の場合の正しさはなかなか通用しないんだ。

coucouさんの場合は、特に仕事は相手を信用しないようにしているので、重要なものはすべてサインを取る。

つまり確認。

それは最低限度のエビデンス(証拠・事実)だからね。

「確認してください」とか、「あとで目を通しておいてください」では見たかどうか信用できないからね。
また、相手がその書類を見ても見なくとも、
その場合でもサインを取るんだ(見たという証拠として)。

それぐらい仕事とは、相手を信用できないもの。
(もちろん、coucouさんだって相手からは信用されていない)

当然、仕事はすべて金銭絡みのものだから、トラブルになった場合は互いに責任のなすりつけ合いとなる恐れがあるからね。

また、サインはお互いの意思確認でもあって、大切な仕事の一部だから。(納品書の受け取りサインなども同じ)

このようなことができないと、相手から次々と責任を押し付けられる可能性があるのがビジネスの厳しい世界。

金銭が絡む取引は要注意ですね。
 
また、coucouさんの場合、様々な組織やグループとのつき合いが多く、意外とトラブルに巻き込まれやすい位置にいるようなんだ。

人のせいにする人たちの特徴は、
自分は正しいのだと周囲に吹聴する人たちも多く、
変な噂を撒く人たちもいる。
そのため、coucouさんは信頼できる周囲の人には、常に情報を共有するようにするんだ。つまり、自分の信頼できる味方を増やすようにしているということ。
特に重要な結論や話し合いの場合は、coucouさん以外の数人に同席してもらい立ち会ってもらう場合がある。

そうすることによって、相手が私たちのせいにすることを防ぐ方法になるからなんだ。ただし、あまりにも人のせいにしてばかりの酷い相手は、徐々に離れるか、縁を切るぐらいバッサリと手を切るようにしている。これでは疑いばかりで信頼関係ができないからね。
(縁がないと諦めるようにしている)

©NPО japan copyright association Hiroaki

2.人のせいにする人はせいにされる


ここで少しばかりcoucouさんの恥ずかしい仕事の話をするね。
あれから約40年過ぎた話なので誰にも迷惑をかけないと思う。
 
coucouさんは、「イタリアントマト」というお店の開発の創業から拘わった唯一の生き残り。
現在の「イタリアントマト」は、株式会社バンダイナムコという会社が経営しているけれど、第1号店はcoucouさんのおひざ元の街がスタートだった。
創業してわずか10年ぐらいで、株式会社キーコーヒーというメーカーがイタリアントマトを買い取り、その後ゲーム会社のナムコジャパンと合弁会社となり、その後バンダイ株式会社とナムコは合弁会社として株式会社バンダイナムコとなった。
(現在、「~誰も知らない~幻のイタリアントマト『トマト物語』」を執筆中!)

coucouさんは24歳でイタリアントマトの社長室長兼任企画開発本部長という肩書をもらい自分の会社以外に別の会社、株式会社グローリーの人間としてイタリアントマトの中枢で活動を始めた。
当時の社長も30歳という若さだった。
coucouさんは、その得体のしれない肩書の中で、すべての会社内における責任を任されたため、すべてのせいにされ続けた。

1年間で出店するお店の事業計画から出店場所の決定、契約から発注、人事管理から店舗管理等、すべては生まれて初めてのことばかり。
日々苦戦の中で、coucouさんは上層部や現場から怒鳴られ続けた。

それでもcoucouさんはこのトマトと共にのし上がりたい、伸びたいと自分の会社の社運も欠けて働き続けた。

社長室長兼任企画開発本部長という小難しい肩書の意味すら分からないまま、すべての業務に携わり続けた。ただ怒鳴られ続けるのは気にならないのだけど、上層部も現場もcoucouさんのせいにする。
(すべての窓口なのだからそれはやむ得なないことだと諦めた)

毎日、coucouさんは、さまざまな場所から呼びつけられ何かしらの所為にされ、coucouさん自身の責任だとも解釈していたため、問題はないのだけれど、店舗数が増えれば増えるほど物理的な時間が足りなくなった。(一店舗社員、アルバイト、パート等を含めるとなんと、60人近い)

そこで限界を迎えたcoucouさんは社長と相談して企画開発室として部下を集め7人のチームを作るようになった。
でも、それでも毎月お店をどこかで、オープンするのだから追いつかない。最終的に直営店、フランチャイズ店が100店舗近くなったときに、coucouさんは当然のごとく、病院に運ばれ入院していた。
腸が炎症を起こし鋭い痛みが襲った。医師によると疲労から腸同士が絡んでしまったという。
coucouさんは、部下が増えた分少しでも楽になるかと思ったのだけど、現実はさらに激しい生活となり家にも戻れない日々が続いていた。

coucouさんはおそらく真面目すぎ、気を抜くときなどなく、命がけで働き、責任感の塊のような時代だった。
でも、どうしてそのようになったかは原因があった。

それはね、
「自分のせいにされたくない」
「弱みを見せたくない」
「強くなければならない」
という勝手な思い込みと責任感だった。

coucouさんの責任感の強さの理由は、誰にもせいにされたくないと思いつつも、結果せいにされてしまう立場と、組織の形態からそうならざる得なくなってしまったんだ。もちろん金銭面は安定し、coucouさんの会社は儲かるようになった。

coucouさんはいつのまにか、自分のせいにされないため、人のせいにするようになった。
つまり、常に自分は正しい位置にいるようにして、
後でとやかく言われないように心がけていた。

でも、不思議なもので人のせいにすると、
自分のせいになるんだよね。


人は誰もがせいにされるのを嫌がる。
そう、誰も責任など負いたくはないよね。

coucouさんは組織が大きくなればなるほど、人のせいにするようになっていった。
「私はやるべきことをしっかりとしている」
「責任はきちんと果たしている」
「何も言われる必要はない」
「私は間違えていない」
「私は正しい」
という自負が、いつのまにか人のせいにしていた。

すると、所為にされた者は、
また誰かのせいにする。
そのせいにされた者は、
また次の者のせいへと、
次々と感染が広がっていくのです。

数百人となったイタリアントマトは、もうcoucouさんだけの責任を負えなくなっていった。そして、人のせいにする者は必ずせいにされる、という法則(メカニズム)がそこに存在することがわかった。

やがて、coucouさんがトマトを離れた後、数千人規模の組織となり、トマトの社長は、その重圧と責任を負いきれずに、従業員ごと会社を売却してしまった。(coucouさんの青春時代)

※coucouさんの11か月記念が5月31日(火)に、この誰も知らない、ネットでも検索できない「イタリアントマト」のお話と、oucouさんが歩んだ青春、トマト時代をつまらないかもしれないけれどお話しします。興味があって覚えていたら見てくださいね。(いよいよ、あとわずかで365日となります!)

coucouさんって、こんな変な奴だったんだよ…。


©NPО japan copyright association Hiroaki

3.社会的、人的距離を保つ

それでも人は誰もが何かしらのせいにし、
人のせいにする。

前頁の仕事の場合は、利害関係があるため別だけれど、友人や彼女、家族の場合なども困りますね。
金銭が絡んでない分、余計大変かもしれない。

でも、彼女であっても、友人であっても、家族であっても、あまり人のせいにするならば人的距離を保つ必要があると思う。

まずは、距離を置くことですね。
(coucouさんは長い間、この距離を保つことができなかった…)

また、お互いの好意が感じる事ができなくなったり、
何かしらのせいにするような相手ならば即座に離れることだと思う。

人間関係は親族であっても他人であっても、お互いの関係が当たり前になるようなつき合いには必ず支障が生まれるもの。

何よりも当たり前から発展すると、人のせいに変わる恐れがあるからね。
「あなたの稼ぎが悪いからうちの子どもが駄目になるのよ!」
「あなたは外当たりが良いけれど家ではだめね!」
「私の父は私のことを理解してくれない…」
「私の子どもは私を理解してくれない…」
「どうしてしてくれないのか?」
「どうして連絡を寄こさないのか?」
「冷たい…」など、物事は当たり前になると相手の所為にしようとする。
反面、常に自分が正しいと思い込む。

どんなことでも、事情や理由があっても、そのような人の背後など弁えず、相手のせいにし、相手に原因を求め続けてしまう。
 
そのような人たちの共通点は、
「決して自分には非がない」
「相手に非がある」という正しさだけ。

こうなると、自分中心の我儘だから、恋人同士、友だち同士でも別れた方がいいし、夫婦ならば別居か離婚した方が良いかもしれない。
(それ以上酷くならないためにね)

このように距離を置くことで、
お互いの心に平穏が訪れるかもしれません。

本当は、「してもらったこと」「やってもらったこと」を考えられれば良いのですが、人は「してもらいたいこと」「やってもらいたいこと」ばかりを望んでしまうんだね。

キイチゴ©NPО japan copyright association Hiroaki

木苺の花言葉は、『謙遜』『尊重される』『愛情』『嫉妬』『後悔』『うらやむ』『同情』『哀れみ』『先見の明』『幸福な家庭』 ラズベリーは、白い花を咲かせ、真っ赤な実を付ける。 その実は、大きな葉っぱとは対照的に、1cm前後ととても小さく控えめなことから、「謙遜」という花言葉が付けられたといわれている。

©NPО japan copyright association 

coucouさんです。
みなさん、ごきげんよう!

そろそろ、たまには、少しずつ仕事の話もしてみようと思うようになった。
でもねnote記事には不似合いかもね。

見ている人たちが事業経営者の人たちなら、何かに役に立つと思うけれど、note記事の人たちはクリエイターの人たち。

でもね、coucouさんは19歳の頃からフリ-ター、フリーランスの生き方だったけれど、最終的に到達したのは「経営」も「家族」も「人生」もまったく同じだと思うようになったんだ。

人は「心」と「身体」と「経済」は一体でなければならないんだ

「心」だけが良くても「身体」が駄目なら意味はないし、
「心」と「身体」が良くても「経済」が上手くいかなければそれも意味がない。

そう、「三位一体」とはこのことなんだ。

つまり、経営って「家族経営」「心の経営」「人間経営(特に自分経営)」ができなければ成り立たないってことがわかるようになったんだ。
それらを総称すると、
まさに人生そのものが経営、「人生経営」が必要になる。

それに、仕事ってね、お金がもらえるから仕事で、お金がもらえなければ仕事ではない、ボランティアだという考え方もあるけれど「人様にお役に立つことすべてが仕事」なんだよね。

やはり、仕事を通して喜ばれる、おつきあいを通して喜ばれる、家族だって同じ、喜び合う関係でなければ成立しない。

「喜び」って、尊敬しあうから喜びになるんだよ。

だって、喜び合えない付き合いはつまらないものだけれど、何よりも、幸せを一番感じることが、その喜びの中にあるということがわかるはず。

ね、尊敬のない、喜びなんてないのだから。

coucouさんはお寺で修行などしたことはないし、滝に打たれるなんて冷たくてできないし、座禅を組んで瞑想にふけるなんてこともできない。

でもね、この人生修行をすることで随分と学ばせてもらった気がするんだ。
何も山籠もりする修行僧よりも、このあまりにも酷い人間社会の渦と雑踏の中で修行してきたような気がしている。

これって、とても苦しい修行だ、と思う。

そう、自分の船を動かすのは自分。
自分の人生を決めるのも自分。
自分を不幸にするのも、幸せにするのも自分なんだもの。

coucouさんは、修行をなさっている修行僧の方々に伝えたい。この悍ましい、あまりにも酷い、そして美しい人間社会で、修行をしたらどうかとお勧めする。そう、人間という滝にあたるんだ。雑踏の中で瞑想して、無になるんだ。

そう、人が神さまなんだからね!

そう、人生経営の中に神さまがいるのさ!



今日も、最後まで読んでくれて
みんな~
ありがとう~

みんな、みんな、神さまなんだね~

また、あしたね~
 



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