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365.あなたのことは信用しているけれど、信頼はしていない…

(18)人生に奇跡を呼ぶ方法

1.人が動かない組織論


最近、人が自分の考えた通りに動かない、人が思い通りにならない、と嘆いている人が数多くいるね。

でもね、人間はみんな自分の思い通りに相手が動いてくれるなんて信じていたらそれは奢りだよ!動いてくれなくて当たり前なんだからね。

でも、そう思う人たちの共通点は自己中心的な人に多い。

仲間ができない、
人とのつき合いがうまく出来ない、
人が集まらない、
人が寄ってこない、と嘆くんだ。

丁度、商売が儲からない、お客さんが減ってしまった、というのも同じ理由で「あなたは自己中心的で自分のことばかりしか考えていない、もっと相手のことを考えなさい」と言われている結果にすぎないんだよ!

会社を作るがお客さんがいない、
会を作るが自分には人脈がない、
組織を作ることがわからない、
どうやって人集めをしたらいいのかわからない、というのはまさにお客が来ない、お客を増やすにはどうしたらいいのか、売上を増やすにはどうしたらいいのか、と悩む経営者と同じ心境かもしれないね。

確かに567の影響、戦争、インフレによる物価高、大不況と騒がれている時代だけど、それでも私たちは生きて生活していかねばならないのだから、他の何かのせいにしても始まらない。せいにして何も解決しない。
 
「原因は、あなたに問題があるのですよ!」

「あなたが人のことを真剣に考えないからですよ」と反射しているのさ。
親友や友だちや恋人、彼女がいないというのも同じだよね。
 
では、人が動かない理由と原因は何なの?
自己中心的とはどのような場合のことが考えられるの?

それはね、
「相手が何を求めて、何を考えているかがわからない人たち」
「自分で勝手に相手のことを決めつけて上から目線で『教えてあげよう』といった態度や言動が相手を突き放してしまうこと」

つまり、信用されていないということだよね。

また、「相手の話していることが理解できないため」相手が何を考えているのかがわからなくなってしまうんだ。
ただ、神さまでない限り人の心など読むことはできないけれど、相手が望んでいることは言葉として出ているわけなのだから、それを素直に聞き入れる事しか相手の気持ちを知る方法はないんだよ!

そしてね、相手があなたを信用していなければ、その相手は本心など言う訳がないよね。

©NPО japan copyright association Hiroaki


は、どうやって「信用」と「信頼」を勝ち取るの?


また「信用」と「信頼」は違うものだよね。

「あなたのことは信用しているけれど、信頼はしていない…」という言葉があるように「あなたを信用しているけれど、実際に何かあった時どこまでしてもらえるか信頼はできない」という意味としても使われているように違いがわかる。

どうやら、問題は「信用」ではなく「信頼」にあるようだね。

だけど、「信頼」って何でしょうね。
どうして、あなたは「信頼」されているの?
それって、「裏切らない」ということのような気がする。
裏切らないとは何でしょうね?
そう、「約束を守る」ことだよね。
「約束」とは何でしょうね?
やはり、「決めたこと(言ったこと)」だね。

では、その「決めたこと」の最たるものは何でしょう?

それは「時間(期間)」
時間とは「互いが決めた時間(期間)」のこと。

いつも約束の時間に遅れる人、コロコロと日程や考え方が変わる人、1週間の約束なのに数週間かかってしまったとか。決めたことが変わる人といったように不安定な人との時間ほど信頼をすることができませんね。

だからと言って時間をいつも守らないというよりも、そのための誠意、気持ちや思いを伝えきれない事の方が、信頼の基準となるような気がする。

また、立派な事はいうけれど実際は行動のない人たちだね。
 
それでは人は動かないし、
動く気が起らなくなって当たり前のことだと言えるんだと思う。

他の人の参加する組織や団体に出向いて、自分の考えを主張する人がいる。自分が主催者で、自分が集めた会ではないのに「こうあるべきだ」と自己中心的な話をする人がよくいるけれど、このような人は嫌われてしまうよね。

また、そのような人の共通点は、口だけ、言葉だけの意見で実際に自分が動こうとはしないという共通点もある。
言葉だけの意見やアドバイスは簡単だけど、現実はそう簡単に人は動かない。
まるで他人事、評論家のようなアドバイスなんて、
例え素晴らしい意見やアイデアがあってもそのまま流れてしまうもの。

つまり共感や信頼がなければそれは残念ながら「餅に描いた絵」のように自然としぼんでいくのさ。

「どうしてこんなに簡単な事なのに理解しないのか…」と嘆く人がたくさんいるけれど、人はそんなに簡単ではないよね。

アイデアや意見がどんなに素晴らしくとも、それが正しいことであっても、言うだけでなく一緒に行う、一緒に動く、一緒に活動がなければ信頼関係は生まれない。

そして、その人に成功してもらう、という成功体験を与えない限り机上の空論のままでしかないと思うんだ。
このようにほとんどの人は、口だけ、言葉だけのアドバイス(助言)をするけど、残念ながら相手の心には届かなくて当たり前だよね。

組織の話をするのなら、せめて小さくとも自分で組織を作る。
人の組織やグループを批評、批判、助言するだけでなく、
自らが実践しなければ誰も人が付いて来ない、
これでは、どんな人からも信用や信頼を得る事はむずかしい。

これが「人が動かない組織」となるんだ。

©NPО japan copyright association Hiroaki

2. 人を動かす組織論


 人を動かすのに、自慢や金銭は必要はない。
自信のない人は知識や理論を見せびらかし、金銭で目立とうと考える。
「やってやっている」
「してやっている」
「おれはこれだけのお金を出している」
「こんなことで協力してやっている」
というような考え方の持ち主には一斉にみな引いていくのがわかるよね。

とかく、会や組織の中で自分を認めてもらいたいという願望の強い人ほどこのような傾向になりやすくなるようだけど、簡単にその人の性格など見破られてしまうよね。

これだけでは、人は動きませんね。
 
coucouさんの先輩で、coucouさんの拘わるイベント団体に、40年間に渡り毎年50万円を寄付し続けている人がいる。
ただ、一切の名前を出さないという条件付き。

また、金額は1万円から3万円と30年以上寄付し続けている人たちもいる。その人たちの共通点は、名前も出さず、恩もきせず、出しゃばらず、威張らず、自慢などなく、穏やかで、心優しい人たちです。何の見返りも求めず、意見や内政干渉などもせず、ただ40年間寄付を頂いている。
 
coucouさんたちはもう頭の下がる思いと、その人たちの思いによって成り立っている組織だなと改めて感謝し続けているんだ。

では、なぜその人たちは寄付し続けていてくれるのでしょうか?
それは、coucouさんごときや、役員、代表にではなく、組織の活動に対して共感し守り続けているという自負もあるのかもしれない。
 
また、coucouさんのイベント団体がどうして人が集まり、組織は1万人以上の人々が無償でボランティアを一緒になって活動してくれるのでしょうか?
 
その理由は、1万人以上の参加者の人たちを優先(ファースト)だからなのさ。

coucouさんたちは、みんなが動きやすくする環境整備だけを行い、あとはそれぞれの得意分野の方々たちにお任せしているだけなんだ。
特に「こうでなければならない」とか、「こうあるべきだ」というような強制など一切ない。
組織のルールや安全が第一だけど、それ以外はまったくの自由だから。
その中で、「やってやっている」「してやっている」「面倒をみてやる」などと考えて参加する人は、自然の流れかもしれませんが簡単に排除されてしまうんだ。
 
つまり、信頼関係を構築できない人たちは、この環境の中に属することができなくなるんだよ。その理由は誰も金銭だけで動いていないからね。
金銭ではなく一緒になった活動して共感できる者たち、信頼できる者たちがこの組織を運営している1万人の組織体だからなのさ。

©NPО japan copyright association Hiroaki


©NPО japan copyright association 

coucouさんです。
みなさん、ごきげんよう~

本日は、coucouさんの組織論でした~


note記事の限界もあるのであまり詳しくは説明しきれないのだけれど、毎年1回。本年で43年目、43年間続けているイベントがある。

誰も信じてくれないけれど、わずか5人のスタッフで10,000人のボランティアを動員し、約50万人の観客者数の大きな、いや、大きくなったイベントなんだ。この567の状態でも、2020年、2021年と休まずに形を変えて連続開催した。
各地から、このイベントのことを調べるもの、聞きに来るもの、講演を頼みに出向くものと日々は大忙し。
coucouさんもいつの間にか43年間参加して続けている。

このイベントの特徴は、行政主導型ではなく市民主導型のイベントで、市民が考え、市民が参加し、市民に喜んでもらい、私たちもその喜びをいただくという受益者負担システムを取り入れている。

つまり、参加者(市民の一人ひとりの参加費(寄付))で成り立っている。費用は約3,000万円必要。当然助成金もいただいているけれど残りのお金のほとんどは市民の皆様から預かったお金で運営している。

でもね、どうして約10,000人以上の市民の人たちが政治や宗教、思想を超えて参加して協力をいただいているのかというと、参加者の人たちには「感動」と「喜び」「充実感」「信頼感」「つながりの強さ」が根幹にあって、イベントの魅力が増大しているような気がする。
このcoucouさんでさえ、毎年思わず泣いてしまうくらいの感動をいただき続けている。

この参加者は、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、もちろん大学生や一般の社会人もいる。市及び市職員、地元13町会、警察、交通安全協会、消防、保健所、その他、各種団体。NPО団体、ボランティア団体、障がい者団体、子ども食堂、学校、商店、企業などの各商業団体。
もちろん、各政治団体、各宗教団体の参加もある(全部記載できない)。

一見何でも混在しているけれど、平和を愛する人たち、この社会に何かしら投げかけたい人たちが集まっている。

まさに、YES集団だと感じているcoucouさん。

一体いつまでできるのかはわからないけれど、今年は567をさらに無視して通常開催を目指している。

みなさんが興味があればこのnote記事でも紹介しょうと思っているけれど、宣伝になったり、誤解を招くのも怖れている。
誰にも邪魔されないように、静かに、静かに、地味に成功させたいと願っている。

人はひとりでは生きれない、
小さくとも、たとえマイノリティ集団だといわれても、同じ志を持てる人たちが力を合わすことができるなら、何かを変えることができるかもしれないと、coucouさんはタラレバの精神で妄想している。


またまた、長い~
ここまで読んでいただいて、
深く深く、感謝申し上げます~
また、あしたね~



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©NPО japan copyright association 
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