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徒然なるままに、日常や思ったこと、考えたことをゆる〜く書いていく日記のようなエッセイのような雑文のような。冷やかしでもいいんで読んでやってください。これでも文章を書く練習。気が向…
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2022年4月の記事一覧
深夜の東京で桜が降る夜は、雨とともに散るらむ
何も考えることがなく、無気力になると僕は深夜の東京に車を走らせる。
無気力なのにふと心が突き動かされる。深夜の東京はほとんどシャッターで閉ざされており、街に灯りはない。車を停め、川沿いを少し歩く。手を伸ばしても届かない虚空を見つめながら。するとそこに1つの色が視えた。
色彩をもたない東京の街に突如として現れた1つの色だ。ここで僕は少しその色をみつめる。僕は大丈夫。1人でも平気。そう言い続けてい
「お仕事何をされているんですか?」に身構えてしまう。魯迅『故郷』の教えとともに
友だちと会う約束して当日会うまで暗澹としてしまう。当日になって友だちと会えばそのようなことを忘れて、享楽の時間をすごしている。会う約束を取り付けた瞬間は、天にも昇る心地なのだが、時間が経つにつれて「あわよくば中止の連絡こないかな…」と少し期待してしまう。約束したときは行く気あるし行くと楽しいのに、当日を迎えると憂鬱な気分になってしまう。僕は大人なので、体調に問題なければ約束はちゃんと守る。これは僕
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