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緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の意義を見つめ直せ!

今日政府は、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の対象地域拡大&期間延長を決めた。

【緊急事態宣言】いずれも9/12まで
・5/23~ 沖縄県
・7/12~ 東京都
・8/2~   埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府
・8/20~ 茨城県・栃木県・群馬県・静岡県兵庫県・京都府・福岡県
【まん延防止等重点措置】いずれも9/12まで
・8/2~   北海道・石川県
・8/8~   福島県・愛知県・滋賀県・熊本県
・8/20~ 宮城県・山梨県・富山県・岐阜県・三重県・岡山県・広島県・香川県・愛媛県・鹿児島県

措置内容については特に述べるつもりはない。なぜなら緊急事態宣言とまん延防止等重点措置にあまり差がなく、「わざわざ区分けする必要があるのか?」と思うくらい似ているため、評価しようがない。

また、これまでとあまり変わらない内容であることから、効果に疑問符はつく。宣言期間中の6都府県はいずれも期間中であるにもかかわらず感染者数は増加し続けたという事例がある。その期間を伸ばしたところであまり効果は見えないのが現状である。

ではどうすればいいか?今日の政府分科会でも意見が出たそうだが、「個人単位での行動制限に対する法整備(=ロックダウン)」の検討をすべきだと思う。ただ、それには経済的には相当なダメージが伴うため、ロックダウンに見合った経済対策も併せて提示すべきである。そうした、メリハリのある対策を行わない限り、中途半端な状態は続くだろう。昨日発表された日本の4~6月期GDPは前期比+0.3%と、3回の直接給付を行った米国の+6.5%や店舗売り上げの8割近くを補償しているユーロ圏の+2.0%に全然及ばない数字である。感染者数だけで言えば、日本は欧米より小規模であるにも関わらず経済成長できていないということは、それだけ感染症対策&経済対策を中途半端なものでしかなかったということが数字で証明された!

同様の内容で詳細にまとめた記事を貼付するのでそちらもご覧いただければと思う!

政策にはもちろん賛否があるとは思いますが、その前に気を付けなければ行けないことは自分自身がコロナに感染しないことです。基本的な感染症対策を行ったうえで政策について論じないと、結局は自分が直接的に医療従事者や間接的に飲食店に迷惑をかける羽目になってしまいます。そこだけは最低限守っていきましょう!

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