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藍々の短編小説

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ごきげんよう、藍々です。 すぐ完結のオリジナル短編小説や詩はこちらですよ。
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2020年8月の記事一覧

小説 時計仕掛けのパリピ

小説 時計仕掛けのパリピ

以下嘘である。

ふと、パリピを捕まえて拷問することにした。

彼らに罪はない。

だが誰しも、こう思ったことはないだろうか。
「パリピの虚無感ってのがあるなら見てみたい」
僕は時々思う。

彼らは隙を見せない。

彼らだって、朝家に帰って一人でベッドになだれ込んでから泥のように眠る前に、酔いが覚めるときがきっとある。
だがその時、彼らは一人。
次にパリピが人前に姿を現すとき、やはり彼らはパリピな

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