新波ねる nel neenami

ミスチルと村上春樹さんとJohn Lennonが大好きです☺️ Mr.Children …

新波ねる nel neenami

ミスチルと村上春樹さんとJohn Lennonが大好きです☺️ Mr.Children / Haruki Murakami / 尾崎豊 / 宇多田ヒカル / 宮崎駿 / カネコアヤノ / あいみょん

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記事一覧

うれしい夜

光る希望を探してる いまも いつも 黒い絶望逸らしてる いまも いつも 目玉焼きにソースをかけよう ちょっぴり甘くなるように 月が綺麗だね そう呟いてみる 真夜中の3時…

多重人格

僕は多重人格 今日の僕が誰かはわからない 自分でも驚くくらいだから あなたのことも驚かせる 僕は多重人格 明日の僕が誰かはわからない 自分でも戸惑うくらいだから あな…

今日という日の人が言っていたこと

苦手な上司と同じ部署になってしまうのはおそらく(煎じ詰めれば)誰のせいでもない 付き合い方を考えていくしかない 仲良くなれたならなお良い 「僕にとって鬱は苦手な上…

3

踊る姪っ子

その心に何を想っているのかはわからないけれど 踊る姪っ子 その瞳に何が映っているのかはわからないけれど 踊る姪っ子 楽しそうだな いいな その身体に何が宿っている…

安心

君と連絡が取れてよかった 君が自分にとってどれほどに大切な人なのかが 改めてわかったよ 本当によかった (2024.5.19)

風のなかで

2人並んだ窓辺から差し込む 午後の陽の光を優しく受けながら 空が覗いた君の瞳が輝いた あの夏も ただただ忘れてしまう日は 風のなかで思い出して 2人だけの秘密のメロデ…

死にたい

ああ「死にたい」 そんなこと久々に思った 全部放り投げたい 消えたい そんなこと 胸のもやもやが晴れない 身体が重い ああ「死にたい」 そんなこともう思いたくない だ…

未読

君からの既読がつかないと 僕はそわそわしてしまう 何かあったかな 何かしてしまったかな 不安になる 何もなければいいのだけれど 君からの既読がつかないと 僕はわたわ…

病気になってなかったら

病気になってなかったら できたこともいっぱい 両手では足りないくらい 哀しいことだと思う 病気になってなかったら 病気になってなかったら 病気になってなかったら や…

君は誰より美しい

ひと気のない海のさざめきと ふとした瞳の輝きが告げる 「どこにも行かないでいて」 カーラジオから流れる スローなバラード聴きながら 泣けてしまうね 誰より愛おしい君…

ヘドロ

吐き出してくれ ぜんぶ お前の中の臓物を すべて掬い上げるから 抱きしめてくれ 俺を お前の中で果てるまで すべて喰らい尽くすから お前の醜い面を 搾り取るように愛し…

恋愛観

わたしにとって 恋は魚 そして鱗 罪の匂いのする果実 わたしにとって 愛は不思議 そして無償 闇の気配のする魔術 村上春樹さんの小説 たくさん読むのもそのせいだよ わ…

大丈夫

光 影 闇 いつか 僕ら きっと 「どうすればいい?」 「ねえ」 大丈夫 君の理想も 愛も鼓動も 彼が守っている 大丈夫 侮らないで いつも希望を忘れないで 左 右 前 うし…

宮沢賢治 - やまなし

『小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。』 この書き出しを読んだだけで魂が打ち震えるのを感じた。 青い幻燈。 『クラムボンはわらったよ。』 子供の時はあまり…

小泉八雲 - 雪女

透明なおとぎ話。いや、真実? 物語は人の心を動かす。雪女なんて、どこに、いる? わたしたちの心の中に。 透明なおとぎ話。いや、真実? 遠い遠い昔のお話。 優しさ…

葉山嘉樹 - セメント樽の中の手紙

壮大なる文明批判だった。たった数ページの中に映画を観た。やりばのない、怒り。やるせなさ。そうして、祈り。 どうにもならなくなった時に読んでみてください。元気な時…

うれしい夜

うれしい夜

光る希望を探してる
いまも いつも
黒い絶望逸らしてる
いまも いつも

目玉焼きにソースをかけよう
ちょっぴり甘くなるように

月が綺麗だね そう呟いてみる
真夜中の3時頃 もう項垂れてる
会いたいよ 会いたいよ 会いたいよ
いまから会えないかな?
会えないね 電話しよう
出てくれた
すごくうれしいこんな夜

ひとり 理想を求めてる
いまも いつも
灯り 孤独を照らしてる
いまも いつも

録画

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多重人格

多重人格

僕は多重人格
今日の僕が誰かはわからない
自分でも驚くくらいだから
あなたのことも驚かせる

僕は多重人格
明日の僕が誰かはわからない
自分でも戸惑うくらいだから
あなたのことも戸惑わせる

心は奇妙に曲がりくねる

多重人格
多重人格
悪気はないんだよ
体質なんだよ
多重人格
多重人格
いつも真剣だよ
本当なんだよ

君は多重人格
昨日の君が誰かはわからない
考え事のゴールが異なる
どうしてなの

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今日という日の人が言っていたこと

今日という日の人が言っていたこと

苦手な上司と同じ部署になってしまうのはおそらく(煎じ詰めれば)誰のせいでもない
付き合い方を考えていくしかない
仲良くなれたならなお良い
「僕にとって鬱は苦手な上司だ」
「毎朝、顔を合わせる時は緊張もするが、すんなり挨拶できる日もある」
「ひとつのプロジェクトを成功に導いて共に喜ぶ時もある」
「酒の席で思わず心が揺さぶられる時もある」
「苦手は苦手である。でも何か大切なことを教えてくれている」

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踊る姪っ子

踊る姪っ子

その心に何を想っているのかはわからないけれど
踊る姪っ子

その瞳に何が映っているのかはわからないけれど
踊る姪っ子

楽しそうだな
いいな

その身体に何が宿っているのかはわからないけれど
踊る姪っ子

嬉しそうだな
いいな

僕は僕で君は君で
一緒に生きよう
いろいろなことがあるよ
一緒に踊ろう
この世界を

そのいのちに何を纏っているのかはわからないけれど
踊る姪っ子

生きているんだ
いい

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安心

安心

君と連絡が取れてよかった
君が自分にとってどれほどに大切な人なのかが
改めてわかったよ
本当によかった

(2024.5.19)

風のなかで

風のなかで

2人並んだ窓辺から差し込む
午後の陽の光を優しく受けながら

空が覗いた君の瞳が輝いた
あの夏も ただただ忘れてしまう日は

風のなかで思い出して
2人だけの秘密のメロディ
歌うように流れてゆく
愛ならここにあるから

人は透明な哀しみを抱える旅人ね
いつでも 笑顔あふれる今日も

雨の日なら木々の恵み
涙なら君への気持ちで
そばになんていれなくても
いつでも想っているよ

「哀しみは涙に溶けてゆ

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死にたい

死にたい

ああ「死にたい」
そんなこと久々に思った
全部放り投げたい
消えたい
そんなこと

胸のもやもやが晴れない
身体が重い

ああ「死にたい」
そんなこともう思いたくない
だけどやってくるのだ
いつから?
いつからか

嫌ないらいらが抜けない
頭が怠い

人間はなぜこんなことを思う?
もっと溌剌と 健康に
誰かのために生きてみたい
でも無理そう 今のわたし
まどろみの中で溶けたい
心を失くしたい
そん

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未読

未読

君からの既読がつかないと
僕はそわそわしてしまう
何かあったかな
何かしてしまったかな
不安になる

何もなければいいのだけれど

君からの既読がつかないと
僕はわたわたしてしまう
どうかしたのかな
大ごとじゃないといいな
心配だよ

どうもなければいいのだけれど

明日になればきっと
既読がつくだろう
そんなことを考えて
寝てしまおうとするのだけれど
心が不安定で
眠るのも億劫だ

君からの既読

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病気になってなかったら

病気になってなかったら

病気になってなかったら
できたこともいっぱい
両手では足りないくらい
哀しいことだと思う

病気になってなかったら
病気になってなかったら

病気になってなかったら
やれたこともいっぱい
両足でも足りないくらい
哀しいことだと思う

病気になってなかったら
病気になってなかったら

でも

病気になってなかったら
出会えなかったこともいっぱい
全身では足りないくらい
嬉しいことだと思う

病気にな

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君は誰より美しい

君は誰より美しい

ひと気のない海のさざめきと
ふとした瞳の輝きが告げる

「どこにも行かないでいて」
カーラジオから流れる
スローなバラード聴きながら
泣けてしまうね

誰より愛おしい君よ うつむかないで
(ダーリン ダーリン)
抱き寄せてもいいかな
浜辺に響くクラクション
どうして 言葉は陽炎なんだろう
でも もういいや 心配しないで
君は誰より美しい

髪をほどく君のその仕草
幸福よりやけに色づいて

「哀しさ

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ヘドロ

ヘドロ

吐き出してくれ
ぜんぶ
お前の中の臓物を
すべて掬い上げるから

抱きしめてくれ
俺を
お前の中で果てるまで
すべて喰らい尽くすから

お前の醜い面を
搾り取るように愛してやる
形而上学はもはや関係がない
肉欲に塗れて絶えたい

剥き出してくれ
弱み
お前の内の悪癖を
すべて救い上げるから

お前の激しい嘘を
絡めとるように愛してやる
形而下学ももはや価値を持たない
愛欲に悶えて絶えたい

意味不

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恋愛観

恋愛観

わたしにとって 恋は魚
そして鱗
罪の匂いのする果実

わたしにとって 愛は不思議
そして無償
闇の気配のする魔術

村上春樹さんの小説
たくさん読むのもそのせいだよ

わたしにとって 観は自在
そして自由
軽い気持ちのする魔法

桜井和寿さんの音楽
たくさん聴くのもそのせいだよ

君に恋してる
君を愛してる
ぜんぶ本当だよ
きっと
ぜったい
たぶん
おそらく
遠回りして真実を見つける
生まれた時

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大丈夫

大丈夫

光 影 闇
いつか 僕ら きっと

「どうすればいい?」
「ねえ」

大丈夫
君の理想も 愛も鼓動も
彼が守っている
大丈夫
侮らないで いつも希望を忘れないで

左 右 前
うしろ どこか ずっと

「こうしてもいい?」
「ねえ」

大丈夫
君の理想は 愛や鼓動で
彼が守っている
大丈夫
見くびらないで いつも自由を失くさないで

「生きててもいい?」
「ここにいていい?」
「ねえ」

大丈夫

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宮沢賢治 - やまなし

宮沢賢治 - やまなし

『小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。』

この書き出しを読んだだけで魂が打ち震えるのを感じた。

青い幻燈。

『クラムボンはわらったよ。』

子供の時はあまりわからなかったことが、大人になるとわかるようになることがある。

宮沢賢治さんもまた大人であり子供であった。

(2024.5.16)

※青空文庫で10分以内に読めます。

小泉八雲 - 雪女

小泉八雲 - 雪女

透明なおとぎ話。いや、真実?

物語は人の心を動かす。雪女なんて、どこに、いる?

わたしたちの心の中に。

透明なおとぎ話。いや、真実?

遠い遠い昔のお話。

優しさ。

(2024.5.16)

※青空文庫で10分以内に読めます。

葉山嘉樹 - セメント樽の中の手紙

葉山嘉樹 - セメント樽の中の手紙

壮大なる文明批判だった。たった数ページの中に映画を観た。やりばのない、怒り。やるせなさ。そうして、祈り。

どうにもならなくなった時に読んでみてください。元気な時にも読んでみてください。誰かが世界を踏み潰してくれます。

(2024.5.16)

※青空文庫で10分以内に読めます。