新波ねる nel neenami

ミスチルと村上春樹さんとJohn Lennonが大好きです☺️ Mr.Children …

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ミスチルと村上春樹さんとJohn Lennonが大好きです☺️ Mr.Children / Haruki Murakami / 尾崎豊 / 宇多田ヒカル / 宮崎駿 / カネコアヤノ / あいみょん

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一緒にカネコアヤノさんのライブに行く女の子に、僕のYouTube動画、『【編集アリ・神回】ミスチルについて 2・フェイクについて・呪いについて』と『【編集アリ・神回】村上春樹さんについて 2・狂気について』を見てもらった感想。 ⁡ ⁡ えー!!もう、2本ともツボです…🥹 まずミスチルで一番大好きな曲がフェイクなんです、聴いたとき、衝撃うけたの覚えてるなー…メロディも! ⁡ 動画で言ってた歌詞!! 本当にそうです! ほっぺたから横隔膜までって ほんと腑煮え繰り返るって感じが出て

    • 村上春樹さん

       稀有な作家である。愛を知っている。無意識を知っている。感動を知っている。  平易かつなめらかなその文体は、他者のストレスを柔らかく抱きしめ、人々をしなやかに夢幻の世界へと誘う。  難解かつポピュラーなその作風は、他者の好奇心を知的に煽り、人生の後ろ暗さから人々を救う。  その5次元的な感性は、時間をも超越した芸術をこの現象界に象る。  永遠にして無限。アーティスト。八百万の神。  深く深くに潜っている。けれど健康。その体幹の太さ。強かさ。  喪失と再生。セックス

      • 宇宙論(23)

         読者の方からオーダーをもらったので、作品が生まれる瞬間について。  僕の場合、全ては偶然と必然のあいのこである。何かを作り始める時、書き始める時、描き始める時、計画は何も立てない。ただ、ただ、行きずりに身を任せる。身体の反応に率直になる。素直になる。  思考は目まぐるしく回るようで、すっと静かなようで、とりとめもないようで、沈黙でもある。無心でもある。豊かでもある。だからとっちらかったりもする。そのすべてが愛おしい。  作品が生まれる瞬間は至福である。自分はこのために

        • 宇宙論(22)

           僕は中学生の頃から約10年間、バンドをやっていた。姉と、友人たちと。  メンバーは入れ替わり立ち替わりだったけれど、最終的には固まったメンバーになった。それでも、そのメンバーでの活動期間は数年で終わってしまった。  バンドには自由がある。何人[なんぴと]にも揺るがされない自由。僕はそう思っていたし、今も思っているけれど、バンドをやっていた当時の僕は独裁者だったと思う。自分勝手で、自己中心的で、最悪。  それでも付いてきてくれて、今でも仲良くしてくれているメンバーには感

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        • お気に入り短編・掌編・ポエム・エッセイまとめ
          17本
        • 27本
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          52本
        • 短編小説
          53本
        • 宇宙論
          20本
        • 38本

        記事

          新波ねる - 渋谷

          渋谷は騒がしすぎて 僕らの街じゃない 東京都内は広すぎて 僕らの居場所がない 心は忙しすぎて 誰にも聞こえない 君の笑顔は無邪気すぎて 愛していれるかな 遠い遠い場所へと 君を連れ出しても きっと 明け方に食べる湿気たポテトの歯がゆさみたいにね 君の瞳がやわく滲むだけだろうさ 渋谷は騒がしすぎて 僕らの街じゃない 東京都内は広すぎて 僕らの居場所がない あまりに急がせすぎた これまでの僕らの痛む初恋に 美しすぎる夢をひとつ それなら悪くはないのかな

          新波ねる - 渋谷

          新波ねる - Wish

          哀しい言葉で想いを伝えるのはやめて 一人になるのはいつも不安だから 楽しい時間とそうじゃない時間が交互に 僕の心と君とを繋いでる 夕焼け雲が映した二人の未来は あの日見てた遠くの街の水たまりに浮かんでる いいことばかりじゃない そんなことわかってる だけど僕ら願ってるの どこか違う世界を 想いは風に乗って君の街へと続く 夢の続き 雨の便り いつまでも変わらないあの歌を 隣にいたなら全部が見えるわけじゃなくて 気づけば互いの歩幅だけ気にしてた 出会えた頃には上手に気持ちが

          kill me

          糞尿の匂いのする吐瀉物みたいな憎悪 湧き起こる ぐちゃぐちゃにしてやりたい べちゃべちゃな吐き気 脳天に蛆虫がいる 発狂できない恐怖 破滅したい 死ぬのは嫌 死ぬのは嫌 死ぬのは嫌 死んだら楽になれるかな 死ぬのは嫌 切る手首 腕 快楽 不快な性癖 生きるのってつらいなあ 不運 病 どうにもならないこと わたしはわたし あなたはあなた 愛してる 愛してる 愛してる (2024.4.27)

          宇宙論(21)

           昨日、インスタライブで、約20年来の友人から、僕は中学生の頃から差別をしない人間だったと言われた。果たしてそうだろうか? よくわからない。  差別というのは深く激しい問題である。僕自身、なるべくなら差別なんて悲しいものを自分の本性の中から消し去ってしまいたいと思ってはいるけれど、無意識の差別というものもあるだろう。苦手というものもある。いろいろと複雑だ。  その友人は、僕のことを、中学生の頃から常人とは考え方が違っていたとも言っていた。果たしてそうだろうか? よくわから

          宇宙論(21)

          宇宙論(20)

           僕の友人で、明け方に頻繁に電話をかけてきてくれる友人がいる。最近、明け方の電話は減ったのだけれど、先日、午前4時頃に電話がかかってきたので、電話のベルで起きた僕は電話に出た。すると友人は、 「ねるちゃん、なんでこんな時間に電話に出るの? 昼間にかけ直すから切るよ。じゃあね」  と言って電話を切った。謎すぎて僕はしばらく考えた後で思い切り笑った。 (2024.4.26)

          宇宙論(20)

          片想い

           君からの反応を待っている。僕はじれったくて待ち遠しくなってしまう。君がじらしているわけではないことはわかっている。それでも。  こんな夜の隙間に君のことを考える。君は僕の仕種に、どんなことを思うだろう? そんなことを考える。  いつだって君に夢中だよ。いつだって。  早く君からの返信がくるといい。そんな想いを胸に僕はじんまりとこの窮屈な部屋に座っている。退屈を感じることもある。それでもいつかはそれも終わる。それはたしかなことだ。  妙なトラウマが飛び出すこともある。

          宇宙論(19)

           中学二年生から高校一年生の3年間、僕は中学生日記というNHK制作のテレビドラマに出演していた。約20年前のこと。楽しい日々だった。思えば、僕は小学生の頃に抱いていた役者になるという夢を叶えたということになる。それだけで幸運な出来事だ。  中学生日記での出会いは大きい。いまだに連絡を取る友人やディレクターさんもいる。ファンになってくれた子もいる。このご縁は生涯、大切にしたい。  中学生日記は(聞くところによると)視聴率の関係で打ち切りになってしまったようだけれど、本当にも

          宇宙論(19)

          宇宙論(18)

           読者の方からオーダーをもらったので、たまに深く潜った時、全人類が滅亡してこの世界が終わってしまった方がいいのではないだろうかとも思うことについて。  人生は苦しい。その果てに何がある? 答えは個々人が見つけていくしかない。  すべての人が幸せであればいい。それでもそういうわけにはいかない。誰かの願いが叶うころ、あの子が泣いている。こんな悲しいことがあるかと思う。  人類は壮大なカルマを背負っている。業。そんな中、産み落とされてしまった僕らはすべからく不幸だとお釈迦さま

          宇宙論(17)

           読者の方からオーダーをもらったので、僕の恋愛観、結婚観について。  僕は恋多き青年だった。本当に多くの人に恋をした。その多くは実らなかった。僕にとっての恋とは得てしてそういうものであった。  愛についてはよく考える。僕は付き合った女性や、行きずりの女性や、風俗嬢の女性をその瞬間瞬間、心の底から愛していた(と思う)。それでも、付き合ってしまうとその人をたくさん傷つけてしまって、自分も傷つく。風俗嬢の女性に対しての方が、傷つけることや傷つくことがなかったから、より無邪気に愛

          宇宙論(17)

          宇宙論(16)

           読者の方からオーダーをもらったので、将来の夢について。保育園の卒園アルバムには『でんきやさんになりたい』と書いてある。小学校中学年の頃はお笑い芸人だった。高学年になって役者になった。一瞬だけ野球選手。中学生になってミュージシャンに。高校生の頃はミュージシャンと並行して、少しの間、小説家。20代半ばで映画監督に。20代後半で絵描きに。そして今、何もない。  今は今を生きていればそれで満足で、将来のことを考える暇がない。その日暮らし。明日、死んでいてもかまわない。苦しくなけれ

          宇宙論(16)

          宇宙論(15)

           20代半ば、僕はもう一生、誰かと交際することはないと思った。結婚もしない。それが僕の生き方だと心の奥底から感じた。この先、どうなるかはわからない。でも少なくとも今のところは、その(誰のためのものかは判然としない)誓いは守られている。いや、放棄しそうな瞬間が一度だけあった。でも結果として、その放棄は放棄された。 (2024.4.25)

          宇宙論(15)

          宇宙論(14)

           僕には2人の父親がいる。そのどちらもが全く違う人生の指針を持っていた。そのために幼少期の僕は多少(いや、かなり?)、分裂症気味の生活を送っていた。どちらの父親にも好まれようと努力していた(自分なりに)。それが実ったかはわからない。とにかく僕は分裂症気味だったし、それは今でも大差ない形で僕という人間を象っている。 (2024.4.25)

          宇宙論(14)