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舗装された道vs自ら踏み固めた道、どっちを選ぶ?


子どもの不登校を経験して、最も感じたことは

「大多数が通る道は広くて しっかりと舗装されている」

ということでした。

わたしのイメージ…綴ってみます(笑)


※ ※ ※

その未来への道は広く
皆が歩きやすいように
しっかり舗装されている

道を歩くたくさんの人
触れ合うほどに ひしめき合って
みんな 前だけ向いて 歩いている

周りを 見渡すことも
後ろを 振り返ることも
少し先を 見通すことも
歩みを止めることも できない

定位置を 見失わないよう
慎重に気をつけながら
ポジションを確保する

まわりのペースに 合わせるように
まわりのペースに 遅れないように
みんなと同じ方向へ 歩み続ける

道は高い位置にあり
両脇に ガードレールはなく
うっかり道から足を踏み外すと
脇へころがりおちてしまう

一度おちたら
二度と戻ることはできない
そんなつくりになっている

脇道は舗装されていないから
なかなか前に進めない

孤独で不安だけど
四方八方、見晴らしはいい
なにより自分のペースで進める
休みたかったら止まってもいい

道を作るのも楽しい
もともとある道を大勢と歩くより
ほんのちょっと楽しい

ゆっくり
自分で踏み固めて歩こう
自分だけの道をつくろう
自分の道を歩いてゆこう

※ ※ ※


なんだか、詩のようになってしまいました ^^;(汗)

おそらく、子どもが不登校にならなければ、こんなふうにイメージはできなかったでしょう。
逆にいうと、経験した人でないと見えない景色だと思います。
社会はこうなっているんだなぁと。


舗装された道は、安全で安心です。
自ら歩きやすくする工夫をしなくとも、どの方向へ進みたいか考えなくとも、流れに乗って進めますからね。

1つ言いたいのは、舗装された道が悪いということではありません。
その道をどう歩くかが大切だということです。

工夫しなくても考えなくても流れに乗れるというのは、よく考えてみると、頭を使わなくていいということです。

学校は子供たちに、たくさんの教科で多くの知識を教えます。
子供たちは一見たくさん勉強して頭を使っているように見えますが、実際のところはどうなのでしょう。

自分の興味の先にある能動的な学びは、本当に楽しく、受動的な学びとの差は歴然です。
自ら知りたいと思って追求したことは脳に定着しやすく、さらにその先の学びに関心は広がり、好循環を生みます。

逆に「ねばならない」で学んで身につけたことは、喉元をすぎれば関心はうすれ、忘れ去られていきます。

学校の学びとは、受動的なものがほとんどです。
教え方も教わる内容も。


「自分の頭で考えて行動できる」

これは、人が生きていく上で最も大切なスキルといえます。
この力さえあれば、どんな困難が起きても乗り越えていくことができるでしょう。

しかし今の学校は、受動的な学びが主で、能動的な学びが極端に少ないため、自分の頭で考えるチャンスもなく、それでは考えるクセもつきません。

大人になってから、あっという間に潰れてしまわないために、学校では教えない大切なことを、自ら考えて学びとる必要があるかもしれませんね。




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