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「親」も「子」もラクになる!不登校を受け入れるテクニック

みなさまこんにちは。
こちらの記事は、子供の不登校解決のために私たち家族が行ったいくつものトライ&エラーをもとに、最終的にたどりついた解決法をシリーズでお伝えしています。

以下のマガジンで、体験エッセイや関連記事がみられます。


RPGとの共通点?!

突然ですが…みなさんは
ロールプレイングゲームをしたこと、ありますか?
私の学生時代は「ドラクエⅤ」が全盛期でどハマリしていました。
宝箱のカギが見つからず何日も寝ずに探したことを懐かしく思い出します(笑)

時間をかけて経験値をためている途中、うっかり入ってしまったダンジョンで、中ボスにあっさり負けてしまった…しかしセーブできておらず、それまでの何時間もの努力が水の泡に(汗)ってこと、経験ありませんか?

どこにもブツけられない怒りや虚無感に襲われます。
地道に積んだ経験値、またこれ1からやるの?みたいな。

不登校、これと似てる!

RPGの場合、10分ほど布団にくるまって塞ぎ込みますが(笑)また一念発起して旅に出ますよね?
わりとあっさりと、気持ち切り替えてゲーム続けますよね?

生身の人間とRPGの主人公を一緒をいっしょにするなと怒られそうですけど、そのくらいドライに切り替えてよくて、むしろ賢明だということです。


親のメンタルが試される

不登校って…、
生まれてから長い期間、それなりにがんばって子育てしてきた親なら余計に、それがまるで一瞬で水の泡となったような虚無感、自分の作り上げた作品が音を立てて崩れるような絶望感におそわれるものです。

「なんでこんなことになったのだろう?」
「自分にできることが何かあったのでは?」と。

しかしRPGに限らず(笑)予期せぬことは人生にこそ、往々にして起こりえます。
起きたあとに「あの時〇〇していたら」「あの時〇〇しなければ」と「タラレバ」言っても仕方ないと思いませんか?
過去をクヨクヨしたところで全く意味がないのです。

内省するのは自由ですし、気持ちを切り替える時間に個人差はあると思います。
でも、できれば10分くらいで終わらせて(笑)すぐに布団から這い出て、立ち上がりましょう。
まずは「まぁいっか!」とサクッと現状を受け入れることです。


理解できない人には相談も報告も必要なし

とはいえ、「親だってそんなにすぐには立ち直れないよ…」という方も一定数いると思います。
誰かに愚痴を聞いてほしい、何かアドバイスが欲しいと思いますよね。

ここでもし、あなたが逆の立場だったら、要するに知り合いの子が不登校と聞いたら、自分が適切に対応できるか想像してみてください。

家族ぐるみでお付き合いのあるような知り合いだとしても、自分が望むような「慰めの言葉」「これからに向けての前向きなアドバイス」をしてくれるとは限りません。
何なら、今までの関係性が変化する可能性もあるのです。

誰かに何かを言われたり思われたりして凹むくらいなら、たとえ祖父母や親戚でも、誰にも相談しないほうが良いのです。
世の中の人々の多くは、あなたが思っているほど優しくありません(笑)
期待は捨てましょう。

私が相談してよかったと思ったのは、息子を救ってくれたカウンレラーさんだけです。

厳しい内容になりますが、誰かに頼らなければ心の均衡を保てないというのは、あなた自信が親としてまだ未熟だということに他なりません。
未熟な親が未熟な子供を救うことができますか?

自分の責任で結婚し、子供を設けたのだから、子供に起きたことは親の管轄であり、親としての役割を粛々と果たす、その1点です。


データ全消去されたわけじゃない

RPGにばかり例えて申し訳ないんですが…
不登校は単なるセーブし忘れ、中ボスにやられたというレベルであって、すべてのデータが消去されたわけではありません。
前回セーブしたあたりからは再開できるわけです。

それまでの経験値は子供に残っている。
なんなら、中ボスと戦った経験、ダンジョンまでのルート、危険箇所も分かる、だから次は、ちがうルートで最短で中ボスにたどり着けるかもしれないのです。
最強だと思いませんか?

親が今まで子供のために尽力してきたことは、ムダではないということです。
親も子も、誰かを責めたり誰かに責められたりする必要はないのです。

なんなら、一生懸命に子育てしてきたおかげで、子供がしっかり自分の頭で考えられる子に成長した証かもしれません。
自分の頭で考えられない子は、もっとオートマチックです。
不登校を「選択」したりはしません。


最初で最後の大きなサインを見逃すな

しかし、不登校という大きな選択は、そのこと自体が子供からの大きなサインであることは間違いありません。

「過去をクヨクヨするのは全くナンセンス」ですが、今後このサインをどう捉えるのか、しっかり見極めていく必要があります。

不登校を「怠けや弱さ」と捉え、いませっかく出してくれたサインから、安易に目を背けたり方向性を見誤ると、確実に事態は長引き、大人になっても自分の足で人生を歩けない人間になってしまいます。

おそらく、こんなに大きなサインは今回が最初で最後、ここでしっかり受け止めることができれば、今後はきっと自分の足で歩んでいけるのです。


挫折を強みにできるかは親しだい

子供が不登校を選択する年齢は、この世に生まれてからせいぜい10年前後のこと、これからの長い人生を客観的にみると、ほんの序盤です。

子供はまだ人生経験が浅く、まだまだうまく生きられなくて当たり前なのです。
そう思うと不登校も何となく温かい目で見ることができます。

人生、誰しも1度くらいは挫折を経験します。それがたまたまこういう形で出たということで、挫折して立ち止まるほど、まだ未熟なのだから、親は当然、手を差し伸べる必要があります。

いったい何を?どんなふうに?
子供が自分の頭で未来を考えられるように、その材料をいっしょに探す手助けをするだけでオッケーです。

ここで不登校をマイナスととらえ、リカバーしようと無理な選択肢を押し付けたり、あわてて、あれはどう?こうしたら?と先走って未来を用意し与えるのは禁物。
選択肢は探すまで、選ぶのは子供です。




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