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#エッセイ

「娘の病気を告げられた日のこと」 娘と私のプロフィール

「娘の病気を告げられた日のこと」 娘と私のプロフィール

noteを始めて2週間が経ちました。
膨大な、とても良質な作品や物語に触れて、大好きな本を読むことも忘れて、投稿された数々の作品を読みふける数日間。
もっと早く、こんな世界を知りたかったなと思うほど。

その中で見つけた数々のプロフィールを読み、私も自己紹介をきちんとしておきたいと思いました。

私は地方で暮らす、3人の子の母親です。二女が重度の心身障害児で、私の人生の半分は、二女の病気と向き合う

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🕵️‍♂️👵介護離職の決意〜両親が倒れて。予想される介護費用等と年収のはざまで〜(各マガジンへのサイトマップあります)

🕵️‍♂️👵介護離職の決意〜両親が倒れて。予想される介護費用等と年収のはざまで〜(各マガジンへのサイトマップあります)

 2010年クリスマス・イブ。

 私は実家にいた。
 その半年ほど前に、後期高齢者となった父親が同窓会で倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれてペースメーカー手術を受けていた。
 父が倒れたのを皮切りに、母親が縁側から転落して肋骨を4本骨折して入院し、母はその後退院したものの、体力が落ちたためか、心臓の状態が良くないままで、冬に、心臓カテーテルの手術を受けることになっていたのだ。

 ともかくも、就職で

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noteの左端にはいつもと違う世界がある

noteの左端にはいつもと違う世界がある

どうもこんにちは。崇(たかし)です。

ぼくは普段noteを書く時はPCを使っています。
スマホは移動中などに記事を読んだりコメントを読む時には使いますが、記事を書くことはない。

というわけで一日一回はPCでnoteを開いているのですが、noteは開くと自分のフォローしている方の記事やおすすめの記事、その他「自分が関心がありそう」とnoteが判断した記事が並ぶようなレイアウトになっています。

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息子の手に握られていた保冷剤【日記】

息子の手に握られていた保冷剤【日記】

もしかしたら言葉の発達が遅いこと、それこそが息子の心と行動を形作っているのかもしれない。

4歳になった息子だが、未だに一方通行の様な言葉が多い。息子の口から発せられる言葉はお歌の歌詞であったり、絵本の中のセリフであったりすることがほとんどだ。こちらが『おはよう』と呼び掛けても息子はすぐに『おはよう』とは返せない。とてつもなく長く待ってようやく「お・は・よ」と返すことが出来る。会話が苦手なのだ。相

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母が死んだ話

 母が死んだ。まだ63歳だった。

 始めに断っておくが、別にこのnoteは慰めが欲しいとか、可哀想に思ってほしくて書いているわけではない。
 ただ、父も早くに亡くして突如これから一人で暮らさなければいけなくなった私がこのまま一人で母の死をやり過ごしていたら気が狂うと思った。
 それを避けるには何らかの形でこの感情とか、ここ数日の出来事とかそういうことを吐き出す必要があって、私は物書きの端くれだか

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人生でいちばん大切なことを教えてくれた、あるおばあさんとの1ヶ月

人生でいちばん大切なことを教えてくれた、あるおばあさんとの1ヶ月

人は死んでも、死なない「そういえば、そろそろ5年経つかな?」
「うん、そうだね。」

「今思い出しても、かっこいい旅立ちだったよね。」
「うんうん。あんなにすがすがしいお看取りは
後にも先にもないよね。」

かつての同僚と飲みに行くと
看護師である私たちは、決まってある患者さんの話をします。

名前は田中さん(仮名)
大腸がんで5年前に亡くなった患者さんです。

彼女は私が関わった患者さんの中でも

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小2男子の学校に呼び出された我々は仰天した。 <ゆたかな社会とは>

小2男子の学校に呼び出された我々は仰天した。 <ゆたかな社会とは>

我が息子、慶太朗が小学校2年生の時に、我々夫婦は学校に呼び出された。
目鼻立ちが整った、担任の優しそうな30代の女性の先生は「ニコニコ」しながら言うのだ。

「慶太朗さんは、可愛いんですよ。教室にある丸い小さな椅子がありますでしょ、授業中その椅子を押しながら教室中を廻って、「コーヒーいかがですか~、カフェオレいかがですか~」とするんですよね」

僕は目を見開いた。あまり物事に動じない妻も、返す言葉

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けがの功名ってこと

けがの功名ってこと

かねてから、3人の子どもが骨折であるとか、何針も縫うような怪我とか、あとは池にうっかり落ちるなど、そのようなことになったことが無いということを、親としてはまあようやっているのではないかななんて、わたしはわたしをちょっと自画自賛していた。

のだけれど、土曜と日曜が子ども達の大騒ぎと共に駆け足で過ぎて行った日曜の夕方のこと、丁度ちびまる子ちゃんのエンディング曲の流れている時間に11歳の娘と一緒にテレ

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