おださん

広告制作→PR→スポーツ女子向けメディア編集長→現在はイベントマーケティングを勉強中。…

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広告制作→PR→スポーツ女子向けメディア編集長→現在はイベントマーケティングを勉強中。 夢はワーク&フィットネスがシームレスに繋がる空間をつくること。

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固定された記事

「健康的な美しさ」なんて嘘だと思ってた。

クラスでモテている子は、みんな肌が白くて、 朝練とも合宿とも、廊下の隅でやるミーティングとも 無縁の社会に生きていた。 彼女たちはいつも男子の話をしていて、 昼休…

おださん
5年前
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読書メモ:ほんわか系自分の軸で生きよう小説

意識的に小説を読みたかったので、宮崎で5冊くらい一気に買い込みました。 直木書受賞作家の千早茜さんとの出会いがハイライトです。 さんかく クローゼット 受賞作の『…

おださん
5か月前

食事間隔の考え方

「大人のダイエットは、カロリーよりも食べ方」とよくお伝えしています。 じゃあ「食べ方」って具体的に何?というと 食事間隔 食べるタイミング 1食の糖質&脂質の量 …

おださん
11か月前
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脂質の取りすぎに気をつけてと言われたら

「痩せたい」「体脂肪を落としたい」というと、よく「脂質のとりすぎに気をつけてください」と言われることがあると思います。 私もつい言ってしまうのですが、そもそも「…

おださん
1年前
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わくわくのパイを奪い合う

最近わくわくしてますか? とかいう問いかけがどこか辛くなってきているのは私です。 わくわくしていないわけではない。 「あ、それやりたーい」「そこ行きたーい」ってい…

おださん
1年前
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誰にも頼まれていないのに「優勝」してしまった。

誰にも頼まれていないのに、勝手にボディメイクのコンテストに出ることにした。 誰にも頼まれていないので、報告義務もなければ、結果が出なくても怒られることもない。 誰…

おださん
1年前
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波動を弱めて生きています。

ここ1年、私は波動が弱い。 波動とは、「体験のすべてを仕事や自己実現につなげようとする」意識だったり、「何年後かの未来から逆算して今の行動を決めて」いたり、「周り…

おださん
2年前
29

2021年やめたこと-完了の振り返りから-

ジャーナリング部の振り返り さっきTHE COACHのジャーナリング部で、 今年の大振り返り会をしました。 あれも今年これも今年。もがき苦しんだ甲斐あってか、いろんなこと…

おださん
2年前
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ジャーナリングのある日々①

Life Sewingさっそくながら大きな夢を発表すると、いつか海外のノートのセレクトショップを開きたいのです。 ただノートを売るのではなく、書き続けることで自分の人生をた…

おださん
2年前
16

辛くても頑張れる自分になりたかった私が、 辛くならずに頑張れる道を信じるまでの6ヶ月

簡単に近況2021年9月末日をもって、Link Sportsを退社した。 2019年3月に入社してから、メディアを立ち上げ、思いを伝え続けてきた2年半。 伝えてきた言葉に嘘はなかった。…

おださん
2年前
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ある義肢職人の話

「いらないものをつくってるんだよ」 義肢職人は笑った。 義肢を作ろうと思い立った。27歳の7月のことだ。 先天性四肢欠損症の私は、右手の小指以外が短い。 左手は指が4…

おださん
4年前
21

産み育ててきたメディアを、自ら“潰した”話。

2019年9月3日、わたしは手塩にかけて育てた メディアを、自らの手で“潰した”。 社会人生活6年目、このときに流した涙は一生忘れない。 忘れないために、その判断の過程を…

おださん
4年前
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Hello, Sports. #1 ダブルダッチ

スポーツ好きを自認してきた私は、(株)Link Sports入社後半年の間に、それまでの28年間でふれてきた以上の新しい競技に出会うことになった。 これは、初めて出会ったスポ…

おださん
4年前
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あの夜、一番素敵なふたりだった

駅から幹線道路を南に下ると、小さな橋がある。 舗装された川沿いの道を進んだ先にある、公園とも言えない小さな緑地を目指すのが彼とのデートコースだった。 共通の友人…

おださん
4年前
7
「健康的な美しさ」なんて嘘だと思ってた。

「健康的な美しさ」なんて嘘だと思ってた。

クラスでモテている子は、みんな肌が白くて、
朝練とも合宿とも、廊下の隅でやるミーティングとも
無縁の社会に生きていた。

彼女たちはいつも男子の話をしていて、
昼休みはメールの返信の仕方について議論していた。
私たちはそれを横目に、先輩に態度を注意されたこと、
後輩のあいさつが小さいことへの不満を言い合いながら、
今日のランメニューが軽いことを祈っていた。

中学では入ることが当たり前だった部活も

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読書メモ:ほんわか系自分の軸で生きよう小説

意識的に小説を読みたかったので、宮崎で5冊くらい一気に買い込みました。
直木書受賞作家の千早茜さんとの出会いがハイライトです。

さんかく
クローゼット
受賞作の『クローゼット』は、「好きなものを好きと言う」ことの尊さと強さがじんわり。
『さんかく』は、なんか私の10年後かなって感じで若干ちくっとしたんですが
ここに出てくる手巻き寿司がおいしそうで、シェアハウスで年末やりました。

原田ひ香さんも

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食事間隔の考え方

「大人のダイエットは、カロリーよりも食べ方」とよくお伝えしています。
じゃあ「食べ方」って具体的に何?というと

食事間隔

食べるタイミング

1食の糖質&脂質の量

私は今ガチ減量期ではないのですが、別に太りたいわけではないので、これら3つの条件を「減量モード」で考えながらコントロールできる範囲で実践しています。
外食、会食など、体重がプラスに傾くイベントは楽しみつつ、それ以外の食事でコントロ

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脂質の取りすぎに気をつけてと言われたら

「痩せたい」「体脂肪を落としたい」というと、よく「脂質のとりすぎに気をつけてください」と言われることがあると思います。
私もつい言ってしまうのですが、そもそも「取りすぎってどれくらい?」「何をどれくらい食べればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
具体的な「気をつけ方」をお伝えします。

取りすぎってどれくらい?

そもそも脂質の適正量はどれくらいなのでしょうか。
ケトジェニックや極度な

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わくわくのパイを奪い合う

わくわくのパイを奪い合う

最近わくわくしてますか?
とかいう問いかけがどこか辛くなってきているのは私です。

わくわくしていないわけではない。
「あ、それやりたーい」「そこ行きたーい」っていう気持ちは都度湧く。湧いて消えていく。
わくわくの持久力みたいなものが弱くなっている。

そのかわり、毎日の時間に組み込まれるものが増えた。
多分20代前半は、仕事、食事、友達と遊ぶ、恋人と会うことくらいだった。
今はそこに、サーフィン

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誰にも頼まれていないのに「優勝」してしまった。

誰にも頼まれていないのに「優勝」してしまった。

誰にも頼まれていないのに、勝手にボディメイクのコンテストに出ることにした。
誰にも頼まれていないので、報告義務もなければ、結果が出なくても怒られることもない。
誰にも頼まれていないので、辛くても誰のことも恨めないし、辛くならないように目標の中身を変えてもいい。

大会に出ると決めてから約2ヶ月。
私はもはや「優勝」している。

ちなみに本番はまだ1ヶ月後である。
でも誰がなんと言おうともはや「優勝

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波動を弱めて生きています。

波動を弱めて生きています。

ここ1年、私は波動が弱い。
波動とは、「体験のすべてを仕事や自己実現につなげようとする」意識だったり、「何年後かの未来から逆算して今の行動を決めて」いたり、「周りを巻き込みながら何かを生み出す」熱量だったり。
そういう、人から溢れ出んとする力のことなのだと思う。

こういう文脈で「波動」という言葉に出会ったのはつい最近のことだ。
「波動の強い人との話はおもしろい!いつもこういう人と触れていたい!」

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2021年やめたこと-完了の振り返りから-

2021年やめたこと-完了の振り返りから-

ジャーナリング部の振り返り
さっきTHE COACHのジャーナリング部で、
今年の大振り返り会をしました。

あれも今年これも今年。もがき苦しんだ甲斐あってか、いろんなことができました。こうして自分の「完了」をあらためて見つめ直してあげることで、次の完了に向かうパワーが湧いてくる。そんな気がします。

なのにタイトルを、あえて「やめたこと」としたのは、「やれること」を増やすためにも「やらないこと」

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ジャーナリングのある日々①

ジャーナリングのある日々①

Life Sewingさっそくながら大きな夢を発表すると、いつか海外のノートのセレクトショップを開きたいのです。
ただノートを売るのではなく、書き続けることで自分の人生をたどる軌跡が残っていく。そんな体験を届けたい。

ときに「自分には一貫性がないな」と感じることがあります。いろんなことを始めたり、やめたり。
でも1つ1つの点を結んでいくと、それは間違いなくあなたというたった一人の人間、たった一つ

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辛くても頑張れる自分になりたかった私が、
辛くならずに頑張れる道を信じるまでの6ヶ月

辛くても頑張れる自分になりたかった私が、 辛くならずに頑張れる道を信じるまでの6ヶ月

簡単に近況2021年9月末日をもって、Link Sportsを退社した。
2019年3月に入社してから、メディアを立ち上げ、思いを伝え続けてきた2年半。
伝えてきた言葉に嘘はなかった。なのにというか、だからというか、辞めたことへの罪悪感が強いうちは「なぜ」をSNSで語ることを避けていた。

「B&の編集長の小田として出会ってきた人たちに、顔向けができない」
そんな気持ちがあった。

今、当時を振り

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ある義肢職人の話

ある義肢職人の話

「いらないものをつくってるんだよ」
義肢職人は笑った。

義肢を作ろうと思い立った。27歳の7月のことだ。
先天性四肢欠損症の私は、右手の小指以外が短い。
左手は指が4本しかなく、そのすべてが2㎝ほどの長さだ。

その頃、自分の人生を変えたくて仕方がなかった
4年間務めた会社、3年付き合った彼氏、25年間住んだ実家。
すべて離れたくて、転職して、別れて、一人暮らしをした。
それでも、日常は大きく変

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産み育ててきたメディアを、自ら“潰した”話。

産み育ててきたメディアを、自ら“潰した”話。

2019年9月3日、わたしは手塩にかけて育てた
メディアを、自らの手で“潰した”。
社会人生活6年目、このときに流した涙は一生忘れない。
忘れないために、その判断の過程を記録して残したい。

LIA誕生の過程「女性向けスポーツメディアを作ってくれないか」
(株)Link Sportsの竹中玲央奈さんから依頼を受けたのは、2018年夏のこと。最初は「企画出ししますよ~」くらいの軽い気持ちで参加したの

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Hello, Sports. #1 ダブルダッチ

スポーツ好きを自認してきた私は、(株)Link Sports入社後半年の間に、それまでの28年間でふれてきた以上の新しい競技に出会うことになった。
これは、初めて出会ったスポーツの魅力、知っていたつもりになっていたスポーツの新しい側面を知った記録を残すためのnoteです。

かっこよすぎる大縄跳びーダブルダッチ初めてその存在を知ってから3か月。とあるプレーヤーに魅せられてしまい、3度も取材に足を運

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あの夜、一番素敵なふたりだった

駅から幹線道路を南に下ると、小さな橋がある。
舗装された川沿いの道を進んだ先にある、公園とも言えない小さな緑地を目指すのが彼とのデートコースだった。

共通の友人はいない。
素性も、たしかなことはわからない。
名前。いつも自転車で移動していること。小さな劇団に所属して、俳優を目指していること。あまりお金がなさそうなこと。
彼について知っているのはこれくらいだったけど、これくらいでよかった。

森を

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