おださん

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おださん

広告制作→PR→スポーツ女子向けメディア編集長→現在はイベントマーケティングを勉強中。 夢はワーク&フィットネスがシームレスに繋がる空間をつくること。

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  • Life Sewing Habit

    食習慣を整えるためのヒントになる情報をお届けします。

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    ジャーナリングについてのメモや記録

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    ワークアウトメディアLIA、BEAUTY NATIONのこと、自身のワークアウトに関することを書きます。

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「健康的な美しさ」なんて嘘だと思ってた。

クラスでモテている子は、みんな肌が白くて、 朝練とも合宿とも、廊下の隅でやるミーティングとも 無縁の社会に生きていた。 彼女たちはいつも男子の話をしていて、 昼休みはメールの返信の仕方について議論していた。 私たちはそれを横目に、先輩に態度を注意されたこと、 後輩のあいさつが小さいことへの不満を言い合いながら、 今日のランメニューが軽いことを祈っていた。 中学では入ることが当たり前だった部活も、高校になると いつのまにか半数が「受験勉強のため」にやめていった。 彼氏がいる

    • 読書メモ:ほんわか系自分の軸で生きよう小説

      意識的に小説を読みたかったので、宮崎で5冊くらい一気に買い込みました。 直木書受賞作家の千早茜さんとの出会いがハイライトです。 さんかく クローゼット 受賞作の『クローゼット』は、「好きなものを好きと言う」ことの尊さと強さがじんわり。 『さんかく』は、なんか私の10年後かなって感じで若干ちくっとしたんですが ここに出てくる手巻き寿司がおいしそうで、シェアハウスで年末やりました。 原田ひ香さんもよかった。 三千円の使い方 十人十色の人生を送る女性たちの「お金」にまつわる感情

      • 食事間隔の考え方

        「大人のダイエットは、カロリーよりも食べ方」とよくお伝えしています。 じゃあ「食べ方」って具体的に何?というと 食事間隔 食べるタイミング 1食の糖質&脂質の量 私は今ガチ減量期ではないのですが、別に太りたいわけではないので、これら3つの条件を「減量モード」で考えながらコントロールできる範囲で実践しています。 外食、会食など、体重がプラスに傾くイベントは楽しみつつ、それ以外の食事でコントロールしておけば、自ずとキープは最低限できるという感じ。 この3つはバラバラに考

        • 脂質の取りすぎに気をつけてと言われたら

          「痩せたい」「体脂肪を落としたい」というと、よく「脂質のとりすぎに気をつけてください」と言われることがあると思います。 私もつい言ってしまうのですが、そもそも「取りすぎってどれくらい?」「何をどれくらい食べればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 具体的な「気をつけ方」をお伝えします。 取りすぎってどれくらい? そもそも脂質の適正量はどれくらいなのでしょうか。 ケトジェニックや極度な糖質制限をしていない限り、成人女性の減量中は「一食あたり10~15g」を推奨する

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          わくわくのパイを奪い合う

          最近わくわくしてますか? とかいう問いかけがどこか辛くなってきているのは私です。 わくわくしていないわけではない。 「あ、それやりたーい」「そこ行きたーい」っていう気持ちは都度湧く。湧いて消えていく。 わくわくの持久力みたいなものが弱くなっている。 そのかわり、毎日の時間に組み込まれるものが増えた。 多分20代前半は、仕事、食事、友達と遊ぶ、恋人と会うことくらいだった。 今はそこに、サーフィンやトレーニング、体(筋肉)のための食事を考える時間、副業とかが足されている。 2

          わくわくのパイを奪い合う

          誰にも頼まれていないのに「優勝」してしまった。

          誰にも頼まれていないのに、勝手にボディメイクのコンテストに出ることにした。 誰にも頼まれていないので、報告義務もなければ、結果が出なくても怒られることもない。 誰にも頼まれていないので、辛くても誰のことも恨めないし、辛くならないように目標の中身を変えてもいい。 大会に出ると決めてから約2ヶ月。 私はもはや「優勝」している。 ちなみに本番はまだ1ヶ月後である。 でも誰がなんと言おうともはや「優勝」しているのだ。 ちなみに、私が出る大会『SUMMER STYLE AWARD』

          誰にも頼まれていないのに「優勝」してしまった。

          波動を弱めて生きています。

          ここ1年、私は波動が弱い。 波動とは、「体験のすべてを仕事や自己実現につなげようとする」意識だったり、「何年後かの未来から逆算して今の行動を決めて」いたり、「周りを巻き込みながら何かを生み出す」熱量だったり。 そういう、人から溢れ出んとする力のことなのだと思う。 こういう文脈で「波動」という言葉に出会ったのはつい最近のことだ。 「波動の強い人との話はおもしろい!いつもこういう人と触れていたい!」 みたいな主旨のツイートか何かを見たときに 「そういえば最近、私の波動低いな」と

          波動を弱めて生きています。

          2021年やめたこと-完了の振り返りから-

          ジャーナリング部の振り返り さっきTHE COACHのジャーナリング部で、 今年の大振り返り会をしました。 あれも今年これも今年。もがき苦しんだ甲斐あってか、いろんなことができました。こうして自分の「完了」をあらためて見つめ直してあげることで、次の完了に向かうパワーが湧いてくる。そんな気がします。 なのにタイトルを、あえて「やめたこと」としたのは、「やれること」を増やすためにも「やらないこと」を決めたことが大事だと気づいたからです。 2021年やめたことリスト(超具体)

          2021年やめたこと-完了の振り返りから-

          ジャーナリングのある日々①

          Life Sewingさっそくながら大きな夢を発表すると、いつか海外のノートのセレクトショップを開きたいのです。 ただノートを売るのではなく、書き続けることで自分の人生をたどる軌跡が残っていく。そんな体験を届けたい。 ときに「自分には一貫性がないな」と感じることがあります。いろんなことを始めたり、やめたり。 でも1つ1つの点を結んでいくと、それは間違いなくあなたというたった一人の人間、たった一つの人生になっていく。その点をたどることでしか得られなかったもの、なれなかったあな

          ジャーナリングのある日々①

          辛くても頑張れる自分になりたかった私が、 辛くならずに頑張れる道を信じるまでの6ヶ月

          簡単に近況2021年9月末日をもって、Link Sportsを退社した。 2019年3月に入社してから、メディアを立ち上げ、思いを伝え続けてきた2年半。 伝えてきた言葉に嘘はなかった。なのにというか、だからというか、辞めたことへの罪悪感が強いうちは「なぜ」をSNSで語ることを避けていた。 「B&の編集長の小田として出会ってきた人たちに、顔向けができない」 そんな気持ちがあった。 今、当時を振り返ろうと思えたのは、 「辛いことを投げ出した」 それも一つの事実 と受け止められ

          辛くても頑張れる自分になりたかった私が、 辛くならずに頑張れる道を信じるまでの6ヶ月

          ある義肢職人の話

          「いらないものをつくってるんだよ」 義肢職人は笑った。 義肢を作ろうと思い立った。27歳の7月のことだ。 先天性四肢欠損症の私は、右手の小指以外が短い。 左手は指が4本しかなく、そのすべてが2㎝ほどの長さだ。 その頃、自分の人生を変えたくて仕方がなかった 4年間務めた会社、3年付き合った彼氏、25年間住んだ実家。 すべて離れたくて、転職して、別れて、一人暮らしをした。 それでも、日常は大きく変わるものではない。 朝起きて会社に行き、夜帰る。 その場所が変わっても、自分は同

          ある義肢職人の話

          産み育ててきたメディアを、自ら“潰した”話。

          2019年9月3日、わたしは手塩にかけて育てた メディアを、自らの手で“潰した”。 社会人生活6年目、このときに流した涙は一生忘れない。 忘れないために、その判断の過程を記録して残したい。 LIA誕生の過程「女性向けスポーツメディアを作ってくれないか」 (株)Link Sportsの竹中玲央奈さんから依頼を受けたのは、2018年夏のこと。最初は「企画出ししますよ~」くらいの軽い気持ちで参加したのだが、いつのまにやら編集長という肩書きが用意され、責任が大きくなった。 このと

          産み育ててきたメディアを、自ら“潰した”話。

          Hello, Sports. #1 ダブルダッチ

          スポーツ好きを自認してきた私は、(株)Link Sports入社後半年の間に、それまでの28年間でふれてきた以上の新しい競技に出会うことになった。 これは、初めて出会ったスポーツの魅力、知っていたつもりになっていたスポーツの新しい側面を知った記録を残すためのnoteです。 かっこよすぎる大縄跳びーダブルダッチ初めてその存在を知ってから3か月。とあるプレーヤーに魅せられてしまい、3度も取材に足を運んでしまったスポーツがある。ダブルダッチだ。 小学校でよく遊んだ大縄跳びを想像し

          Hello, Sports. #1 ダブルダッチ

          あの夜、一番素敵なふたりだった

          駅から幹線道路を南に下ると、小さな橋がある。 舗装された川沿いの道を進んだ先にある、公園とも言えない小さな緑地を目指すのが彼とのデートコースだった。 共通の友人はいない。 素性も、たしかなことはわからない。 名前。いつも自転車で移動していること。小さな劇団に所属して、俳優を目指していること。あまりお金がなさそうなこと。 彼について知っているのはこれくらいだったけど、これくらいでよかった。 森を歩くとどこからか、頭に落ちてくる小石のように、彼は表れた。飲みすぎた帰り道、最寄

          あの夜、一番素敵なふたりだった