マガジンのカバー画像

ラオス旅行

17
女子バックパッカー一人旅@ラオス
運営しているクリエイター

記事一覧

ルアンパバーン小学校訪問

ルアンパバーン小学校訪問

ラオス一人旅、最後の週に、北海道出身の元小学校教師と出会った。教育の話などで盛り上がり、出会った初日に朝4時まで語り合った友人2人目(1人め目の話は少し前に投稿済み)となった。一つについて深い話題まで気が合う人というのは、他の多くのことについても同じ意見を持っている場合が多いのだろう。

彼と、ラオスの学校の話をした。私はラオスの学校がどこの街も活気に溢れていたということを話した。彼は、学校を遠く

もっとみる
旅で学んだ行動力の重要性

旅で学んだ行動力の重要性

「悩む前に、飛び込んでみる」という行動力が、夢を叶える一番の起爆剤だと思う。

今回の初・バックパッカー、初・海外一人旅、初・ラオス放浪、初・一ヶ月超の長旅は、「初!」が何個も連続していることからもわかるように、私にとって大きな挑戦だった。

ラオス一人旅は、大学に入る前からずっと、漠然と夢見ていたことだった。しかし実際に期間を決め、旅程を大まかに考えた後も、途中で事故とか病気とかあったらどうしよ

もっとみる
高級感の違い

高級感の違い

ルアンナムターで参加したトレッキングより高価なサンセットクルーズツアーに参加した。値段の違いが何たるかを知ることができて、ある意味良かった。
まず昼はバイキングで、ヨーロッパ式とアジア式、どちらのバージョンも取り揃えられたものでとても豪華。思わず写真を撮ろうとしたのだけれど、私以外の参加者はみんな普通のテンションだったので撮りそこねた😅
レストランに併設された、象の餌やり体験では、象にあげるバナ

もっとみる
バックパッカーって修行みたいだ

バックパッカーって修行みたいだ

どうしようもない部分は諦めて、気持ちを切り替えることの重要性を、バックパッカー旅で痛感する。

ルアンパバーンのドミトリーに泊まって1日目のことだ。ドミトリーの部屋が狭かったり、トイレやシャワーが日本の基準で言えば汚かったりしてショックが大きかった。翌日は個室に予約し直した。

しかしそのドミトリーはgoogleでもアゴダでも評価が高かったので、おそらくラオス基準だときれいなのだろう。それも私にと

もっとみる
異国でネイル、ヘッドスパ

異国でネイル、ヘッドスパ

めっちゃ疲れたトレッキングの後、もう一回マッサージ屋に行きたくなった。この前のラオス式より穏やかな物がいいと思っていた。疲労でそもそも体が動かないのだ。

ヘッドスパをお願いしてみた。店番をしていた10歳くらいの女の子に聞いてみると、OK,こっち座って、とリクライニングチェアを案内された。簡単な英語だけれど、通じたことに驚いた。しかし更に驚かされたのは、少女がヘッドスパの台に乗って、洗髪を始めたこ

もっとみる
ぼったくりと不誠実

ぼったくりと不誠実

noteで、初めて海外旅行に行ったという学生の、とある記事を読んだ。

彼女は学校の企画でインドに行ったらしい。様々なカルチャーショックを受け、特にスラム街の子どもたちの弾けるような笑顔が印象に残ったとあった。

旅の終盤、お土産を買った彼女のクラスメイトと話したとき、「あれはぼったくりだから根切った」と言ったことに疑問を抱いたのだそう。スラム街や現地の人々の生活を見て、【例えぼったくりであっても

もっとみる
根無し草のように生きる友人との出会い

根無し草のように生きる友人との出会い

ルアンナムターにいた時の話である。メインストリートを歩いていると、地元の人がベランダでネギの選別をしていた。傍には欧米のバックパッカーのような人が立っていて、二人で仲良く話していた。通りすがると、なんとなく目が合い、欧米の人に、“Hi! How are you?”と声をかけられた。一緒に街歩きをすることになった。

彼はジモティーとすれ違うたびに挨拶していてちょっとした有名人みたいだ。聞けば、ラオ

もっとみる
まだまだ続くよトレッキング

まだまだ続くよトレッキング

途中で眺めた田舎の風景はpeaceful でとてもゆったりした時間が流れていた。これのために参加したようなものだ。他の参加者と共に写真を撮ったり景色を楽しんだ。

そして2回目のトレッキングが始まる。他の参加者に、何ヶ月旅をしているのか聞いてみた。半年とか、2ヶ月とか、3ヶ月とか。それぞれ、クリスマスまでに家族のところに帰らなきゃいけないなどの事情があるようで、もしかしたらその後もまた旅するかも、

もっとみる
する予定なかったのにラオスでトレッキング

する予定なかったのにラオスでトレッキング

山は登るものではなく、眺めるものだと思っていた。

山岳地帯の民族の暮らしを見ようとラオス北部にはるばるきたものの、なかなか予算内に収まるツアーが見つからなかった。しかしノーンキャウに来てすぐ、スムージーを飲んでいた時。向かいの観光案内所で、すでに2つのグループの参加が決定していて、追加の同行者を募集しているという見出しを見つけた。ツアーというのは同行者が多ければ多いほど安くなる仕組みなので、これ

もっとみる
古人も多く旅に死せるあり

古人も多く旅に死せるあり

中学3年の古典の授業では、修学旅行で東北にいく関連で、奥の細道について学んだ。それまで、古典の中では百人一首や万葉集といった和歌が好きだった。しかし、奥の細道を読み進めるにつれ、その漢詩由来のリズム感や、放浪の旅の美しい描写に虜になった。

同じく中3の書道の授業で、好きな漢字をお皿に彫るという課題があった。他の生徒は、楽に課題を終わらせるため(もちろん他の理由があった人もいただろうけれど、)漢字

もっとみる
プーシーの丘で

プーシーの丘で

空港から街へ向かうミニバンでたまたま同席した日本人と、一緒にプーシーの丘に登ることにした。ちょうど私はノープランだったので、到着してすぐ街全体を見渡せる場所に来れたのはとても良かった。かなり坂が急だと聞いていたので、一人なら登るのを後回しにしていただろう。

その日は雨が降ることもなく、暑くもなく、ちょうどいい天気だった。2人で岡の上に座って、お話しながら、ゆっくりと沈む夕陽を眺めた。

その友人

もっとみる
修学旅行の夜のテンションで

修学旅行の夜のテンションで

あぁ、そうか。修学旅行の夜みたいなテンションだったのか。

ルアンパバーンのドミトリーで出会った、大学休学中の男子学生。共有リビングでスタッフとビリヤードをしていて、チェックインの時に知り合った。

同じく大学休学を経験した者として意気投合して、一緒にナイトマーケットへ行き、夜ご飯を食べた。また彼には値下げ交渉を手伝ってもらい、私はストールを買った。

私達は宿に帰ってきた後も話が盛り上がり、引き

もっとみる
懲りずにまた、ラオスでバスの旅

懲りずにまた、ラオスでバスの旅

何のために長い時間をかけ、しかもつづら折りの悪路を行くバスで、ファイサーイ、ルアンナムター、ウドムサイに寄ったのか。初めは、北部の村や民族の暮らしを見に行こうとしたのだが、お腹の調子が悪かったり旅行代理店のツアー料金が高すぎたり、同行者が少なそうだったりで、それらの街では結局特に何もすることはなく滞在を終えた。

いや、何も、というのは違うな。街を歩くのは楽しかった。そういう、そもそも多くの観光客

もっとみる
旅先での人との出会い

旅先での人との出会い

まるで風、みたいだ。旅先での人との出会いは。

例えばファイサーイの宿の共有リビングで会った香港出身の旅人。ゲストハウスのオーナーがいなかったので、チェックインしたかった私は共有リビングで暇を潰していた。後から来た彼女は、ゲストハウスで買えるSIMカードを購入しにきたと言ったので、オーナーが席を外していることを伝えた。成り行きで、少し話すことになった。

香港の仕事をクビになり、もういっそのこと旅

もっとみる