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精神障害について。

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解離性同一性障害/双極性障害、当事者による解説と記録です。
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2020年6月の記事一覧

交代人格の種別について/解離性同一性障害

今回は、交代人格の種別(役割/担当)についてお話ししてみたいと思います。

まずは前提として、解離性同一性障害(DID)でいう「人格」とは、記憶や感情の断片が強いストレスや危機的状況下において断絶、隔離、抜け落ちたものが人格として異常な成長を成したものを指します。

生まれ持った基本人格の他に副人格と呼ばれる交代人格が存在し、その中から表に出て活動している時間の長い人格を主人格と呼びます。

それ

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解離性障害/解離メモ。#2

□縁切った父がベットの周りを彷徨く
□音が聴こえる
□部屋がそもそも別の部屋

地雷。
解離の症状だと思ってるんだけど、違うのかなぁ。。
別件か?

..................................................

最近、別の人格じゃなくて、自分がもうひとりダブってる。

以前、なんかで、他の人格の誕生と共に一緒に落ちてった自分の欠片がそのまま眠ってたみたいで

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解離メモ#3:感情の分離/解離性同一性障害

今日から数日、諸事情で母宅へ泊まり。
すでに月牙さんが臨戦態勢。
不安。

昼寝中、
□酷く嘔吐する音が聞こえる。

解離性同一性障害(DID)は、某かに対する感情が欠損してそれが人格へと成る場合がある。
例えばなにかに対して、「私」はなにも感じなくても、他の人格さんが不快感を感じて反応したり、とか。

大丈夫かなぁ。。

主人格と交代人格の立ち位置について/解離性同一性障害

今回もちょこっとコラムです。
解りづらいかと思う点を説明してみたいと思います。

まず、基本人格は生来持ち合わせた人格の事であり、主人格は表へ出ている時間の長い人格の事を指し、その他の人格の事を副人格(交代人格)と呼びます。

基本人格が主人格であることもありますが、基本人格がなんらかの理由で眠っていたり表出を拒んでいる場合は、別の人格の中から主人格を勤める人格が顕れる事になります。

そういった

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人格間の関係性について/解離性同一性障害

今回はプチコラム。
人格同士の関係性についてお話ししてみたいと思います。

まず、基本的に人格同士は他人です。
自己の同一性に問題があるのが解離性同一性障害だからです。
人格同士の繋がりが強い場合、それは解離とは言い難いものとなります。

ご近所さんに近いかな。
近い性質の人格さん同士がグループになっていることがある所も、ご近所関係に近いかもしれません。

基本、友達関係とは呼びがたいです。
大抵

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イマジナリーフレンドについて/解離性同一性障害

※イマジナリーフレンドについては、過去にいた経験がある程度なので、間違った解釈で、もしどなたかを傷つけることになってしまったら申し訳なく思います。

イマジナリーフレンド(IF)とは、空想上の友達と訳される存在で、主にひとりっ子の幼少期に存在するとされています。
が、私は兄がいる末っ子ですし、幼少期以降にもIFと共に生活している方も多く、実際にはそんなことないのではないかなと思われます。

イマジ

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人格の変化、人格の交代について/解離性同一性障害

解離性同一性障害(多重人格)当事者の「私」です。
今回は人格の交代についてお話ししたいと思います。

解離性同一性障害で言う「人格」とは、強いストレス下において記憶や感情が核となって抜け落ちたものが異常な発達の仕方をして本人の意思とは別に、別の人格として働きだしたものを指します。

生まれ持った「基本人格」の他、「交代人格/副人格」と呼ばれるものがあり、その中でも表に出る活動時間の長い人格を「主人

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ちょっと不思議な精霊の話/解離性同一性障害

解離性同一性障害(DID)とは、多重人格のことです。
このコラムでは、DID当事者で、お医者もお墨付きで霊的ななにがしかが見えてる私の視点からお話ししていこうかと思います。

まず、このままでは嘘臭いので少しお話しすると、私の身の回りではお医者曰く、「精神医学の範疇を越えた何かが起きている」とのことで、実際に火花が散ったりフラッシュのような光が走ったり、幽霊見えたり、精霊や神様と呼ばれる何かとコン

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人格との会話について/解離性同一性障害

解離性同一性障害、いわゆる多重人格のことです。
解離によって自己の同一性を保てない、同一性に障害があることからこう呼ばれます。

他者から見ると人が変わったように見えることは有名ですが、今回は当事者、中からどんな様子かをお話ししたいと思います。

まず前提として、他の人格の声が聴こえますが、統合失調症の幻聴とは異なります。

統合失調症の方は、実際に外から声が聴こえてくるそうです。
また、自己が中

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解離性障害/解離症状メモ。

□布団がからだの上でバタバタ跳ね回る
□誰かが家に上がってくる気配がする
□目覚めようとしても身体が固まったように動けない

解離とは、精神が身体から抜け出た状態とも表現される。

解離性障害について。

つい今しがたも解離。
ほんと頻繁に起きるのです。
日常的に。

急激な睡魔の後に、何処かへ引きずり込まれるようにそれはやってきます。
そして目覚めようとしてもどうしても覚醒してくれない。
今もまだ朦朧としたままこれを綴っています。

今しがたの解離。
□暖房が付いていた
□エレクトーンをひく音がする
□口からエクトプラズマ的なのが出ようとしてた

上記、すべて現実では起きていないことです。

体感

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解離性健忘/解離性障害について。

唐突に、
そういえば私、何ヵ月か前に入院してたんだっけ。
と、忘れていたということを思い出す。

これが「解離性健忘」と呼ばれる症状です。
自分の身に起きた出来事をまるっと忘れてしまうわけです。
ある一定期間、その時期の事を、解離する(簡単に言うと記憶を切り離す)ことで忘れてしまいます。

私の場合は、半年ほど居たはずの同居人の事を忘れていたことがあります。
突然、そう言えばもうひとり誰か居たよう

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