解離性健忘/解離性障害について。

唐突に、
そういえば私、何ヵ月か前に入院してたんだっけ。
と、忘れていたということを思い出す

これが「解離性健忘」と呼ばれる症状です。
自分の身に起きた出来事をまるっと忘れてしまうわけです。
ある一定期間、その時期の事を、解離する(簡単に言うと記憶を切り離す)ことで忘れてしまいます。

私の場合は、半年ほど居たはずの同居人の事を忘れていたことがあります。
突然、そう言えばもうひとり誰か居たような気がする、、、と、自分に記憶がないことに気がつきました。
今は記憶はあるけど思い出そうとすると具合が悪くなる状態にあります。

はっ!と我に返って、今私何やってたっけ?となった経験は誰しもあるかと思います。
(これは健忘というより離人の状態ですね。)

解離の症状はどれも意外と身近なもので、誰の身にも起こりうる状態なのですが、これが病的になると障害として治療の対象となります。

ただし、お酒や薬物等の影響下での出来事は含まれないとされます。

あくまで強いストレスなどの危機的状況を乗りきる(適応する)ための手段が解離である、と、そう私は理解しています。

解離性同一性障害含み解離性障害は、生存するために必要に駆られて引き起こされた状態、との理解が適切ではないかと思います。

ご参考までに。

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,124件

頂いたサポートは日々のちょっとした幸せのために使わせていただきます。少しでも毎日の雑記で恩返しできますように。。