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泣き虫がないている

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#差別

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。④

違いがあるからこそ…

友田先生はまた、他人との差や違いが、
仲間外れをはじめとする「マルトリートメント」の引き金となる場合もある と指摘しています。

 きょうだいを比較しすぎるようなことでも、子どもは傷つきます。たとえば兄の成績を引き合いにして弟にダメ出しをする、親戚の前で妹ばかり褒めて姉のことは無視するというのも、状況や程度によってはマルトリートメントにあたります。
 さらに、自分に向けられ

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「共感」に対して思うこと。

「共感」に対して思うこと。

1億2千万人もいるこの国で、僕は、
少数の人しか経験できないであろう人生を過ごしているように思うんです。

じゃあ 僕と同じ経験をしている人が この国でどのくらいいるのか?
適当な資料をもとにおおよその割合で並べてみました。

・子ども時代に(相対的)貧困状態だった……6~7人に1人 <出典1>

・ASD(自閉症スペクトラム)と診断された……100人に1人 <出典2>

・ADHDと診断され

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「怒り」というウイルス ②

「怒り」というウイルス ②

〈①の続き〉

つまり、自分自身が「怒り」というウイルスをまき散らしていたことに、最近になって気付きました。

相手に共感や同意を求める際に 良かれと思って使い続けていましたが、悪口を相当含んでいたと思います。

その結果はというと…。
やはり よろしくない反応がほとんどでした。

そういったことに気付いたこともあって、このnoteを書いていく上で 2つ決めたことがあります。

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「怒り」というウイルス ①

「怒り」というウイルス ①

2020年は、明確な治療薬もワクチンさえも無いウイルスが世界全体に広がった年になりました。

そういった意味でいうと、それと同じ時期に、異なるウイルスが世界全体に広がっているのではないかと僕は思うんです。

それは、「怒り」です。

アメリカでは、永遠の課題とも言えるであろう 人種差別の問題がここにきて再燃し、冒頭の画のような状況になっています。

また、誹謗中傷の渦中にいた有名人

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