辛さを超えてこその成長
インターンに無事受かり、
働き始めることができた。
やはり環境を変える効果は絶大で、
モチベーションがうなぎ登りだ。
そして業務ベースで知識が増えていく
喜びもある。
しかし成長には必然的に一定の辛さが
必要不可欠なのであろう。
インターン先では知らない知識が
これでもかと得ることができる。
私はIT系のインターンにいっているが、
ITというのは専門用語が多く、
初めて聞く用語を処理しながら
説明を聞いたり作業をするのは
中々にエネルギーを使う。
そしてもちろんエラーも吐く。
英語という言語の壁に阻まれながら
調べてクリアしていくしかない。
だが時に調べてもわからない時や
知識がなさすぎて解決できないこともある。
そういった時には担当の方に質問をする。
しかしその方は私の成長のために
あえて答えを言わず逆に質問をしてくる。
その度私は処理をしきれていない
曖昧な知識で答えるが半分くらいは間違っていた。
当然の結果と言えるだろう。
だからと言って仕事を投げることはない。
また調べ直すなりして自力で答えを手繰り寄せる。
そして今度はあっているかの確認をする。
無事あっていたら次の工程に進む。
先のインターンではこのような感じであった。
私は自覚している悪い癖として
物事を円滑に進めるため
曖昧なままにしてしまうことがある。
しかしこの癖は短期的に見た場合は良いかもしれないが、
長期定期に見た場合自らの首をしめる行為だ。
まさにインターンでの私はその状況で
とりあえず話を聞いたのち
あとで自分で穴埋めをすれば良いと思っていた。
だがその作業には限界がある。
そのためわからなかったら
その場ではっきりと言わなければならないのだ。
曖昧なままにしていても良いことはない。
先のインターンで私は少し成長したと感じる。
それは終わった後の疲労感が物を言っている。
仕事量もさることながら、
成長するために使ったエネルギーによる疲労。
具体的には曖昧癖を克服することと
担当者からの逆質問責めが挙げられる。
既存の価値観や考え方とは
違うことをするのは普段よりエネルギーを使う。
それはより意識的にしなければ
既存の価値観が表れてしまうからだ。
そう言ったことからも
人が変わるということの難しさが垣間見える。
そして逆質問責めは
何か攻撃されているようで
どこか窮屈さを感じていた。
とはいえそれは自分の知識の整理であり、
正確に把握ができているか確かめることができる。
つまり怒られているわけでもなく、
責められているわけでもない。
自分がどれだけ理解できるかのテストのようなものだ。
しかしテストに近いためエネルギーを使用する。
それゆえの疲労感なのであろう。
何か物事において成長や上達というのは
どこか疲れたり辛かったりするものだ。
しかしそれらはいわば筋肉痛であり、
自分が成長し始めている証でもある。
そのためこの辛く疲れる期間を
耐え抜くとこが重要だ。
辛いからと言って投げ出してはいけない。
寧ろ辛さのない成長というのは
精々付け焼き刃程度にしかならないだろう。
真の成長というのは
必然的に辛さを超えることで
ようやく手にすることができるものなのかもしれない。
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