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「どうして」と子供に言われて
舞台に立てば、もうそこは別世界。その場にいると言う事は作品の一部になるべきして歩かなければいけないし、立ち座りをしている。それが舞台の世界。
そんな大人の偏見はどうでもいい。子供は大人に一言いうのだ。
「どうしてあそこに座っているの?なんで寝転がってるの?まだ始まらないの?」
そうだ、これが俺の疑問だったのだ。子供はそれをいとも簡単に打ち壊す。しかし、これは子供だからじゃない。本当は誰もが分
身体の矯正、始めています
ここ2ヶ月間ほど、5月に舞台を4ヶ月ぶりに立てるとなったその2週間ほど前からできる範囲で身体のリハビリ的に運動をしてきました。舞台の結果は勿論、自分の中では残念賞でしかありませんでした
外での活動規制も、スタジオでの規制も、ジムの停止なども重なり、それはもうメンタルも「今は我慢」と違う方向で考えていたもので、それがいきなり舞台で100パーセントださなければいけないとなったときはどうしたものかと思
会話をすべき近い存在
今までもこれからも、自分の癖と付き合っていくんだと思う。
これまで色々な踊りを踊らせてもらい、色んな振付師ともたくさん仕事をしてきた。作品それぞれにもその振付師の癖があり、世界があり、情報と感情にあふれていた。
その世界の一部分となり、文字になり、音になり、作品の表情を作っていくうちに、自分にも癖があるのが自ずとわかってくる。得意、不得意は勿論のことだが、流れや動きのタイミング、さらには属性ま
眼は心の窓、身体は精神の鏡
身体の調整は大切です。とくにダンサーや身体を資本としている人は特に身体の変化や状況に敏感なので、必要以上に大切に守らなければいけないと思います。
ですが、現在自分が40歳を過ぎ、運の良いことにまだダンサーとして舞台に立つ機会があるおじさんの言っていることです。何が言いたいかと言うと、若い人はこれを「年行って終わりに近い人の言うことだろ」って流しても良いし、「明日は我が身」で受け取ってもいいでしょ
プロの世界にいる人たち
まだまだ自粛が収まりを見せないフランス、今の自分ができる一番気分転換になる行動は家の整理や変更、あとはモチベーションと精神を保つ為に料理をキチンと怠けないでやるということでしょうか。
実はこういう時期なのと気分が相重なり、部屋の装飾を変えようと思い立ち、寝室を違う部屋にしようと変更しだしたが始まり、これを逃すともうしないだろうと壁のペンキも塗り替え、全てを新調しました。
なんとこれに費やした時
コンテンポラリーダンスと音感
2021年、あけましておめでとうございます。
去年に引き続き、行動が抑制されつつ未来も見えにくい状況かもしれませんが、人間は変わらず状況に対応していくものです。「これからも未来は自分の足で歩いていくのでしょうから、できるだけ前を見ていきましょう」と、自分に言い聞かせる形から2021年は始まりました。
今年もよろしくお願いします。
さて、今年最初のNoteは、コンテンポラリーダンスと音感につい
Blind Cathcer
一応表現者の端くれとして、今感じている心情の景色を覗き、垣間見る
感じたくない所に赴き、現実に釘を刺す
僕は孤独は嫌いじゃない
只、不穏な雑音を耳に残すのがイヤなのだ
本当は孤独を知っているのは常にあるはず
人間は真に還れば一人なのだから
本当に怖いのは雑音を聴き始めてしまった時じゃないか?
誰もみたくないのに顔を向けなければいけない場所がある
でもね、一度はみなければ正に立ち向かえはしない
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利き手、利き足じゃない方に倣ってみる
先週、パリにて久々にリハーサルがありまして、1週間ほど創作に携わってきました。やはりスタジオで動きと対話するのは本当にいいことです。ダンサーとして、まだまだその部分は追求していきたいものです。
実はその週に、一人のダンサーの彼氏が陽性だったらしく、彼女自身も陽性であることが判明したため、今は家で自粛。明日にはテストをして確認するのですが、自分には症状らしきものはでていないので一安心な夢狂斎です。
柔らかい身体ってなんだろう
日本発のYoutubeなどをみていると、たまに10周年とかなんとなっていう番組のパロディーだったりとかがあがってるじゃないですか?長寿番組だったり、新しい人が出てきたり、自分が日本の情報で追いつくには、もう限界があるんだなと感じました。
と言うのも、4つの国をまたいで今に至り、5つ目のこのフランスで一番長く滞在する事になるとは夢にも思わなかったのですが、実はそういう10周年だとかをみていて、「な