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痛みのない喪失のために
誤ってベッドの高さから落としたスマートフォンが動かなくなった。先月のことだ。調べてみると、もう使い始めて三年になるらしい。高校一年生になったときに初代を買い与えられてこれが三代目になる。決めてあったわけでもなかろうに、先代も先々代もちょうど三年くらいの任期で壊れてしまった。どちらの亡骸も今は押入れの奥で一度も取り出されることなく静かに眠っている。今回もそろそろ寿命だったのか、と思った。
学習能
先入観に甘えたくない
どんな集団でもある程度の人が集まれば、内部で仲の良いグループができてくると思う。やっぱり人にはいろいろな違いがあるから、意識をするしないに関わらず、好感の持てる人とそうでない人が現れてくる。
この辺りに、少し危うさを感じるようになってきた。
自分が高く評価している人は、いつも正しいこと、良いことを言っているような気がしてしまうのだが、よくよく考えてみると「自分の価値観と一致していること」を言って
疑った手で掴んで 大切に信じるしかなかったグライダー
今日は私にとって重大なイベントがあり、昨夜は不安でよく眠れなかった。これほど緊張したことはここ二、三年では記憶にない。
恐らく私が人生でもっとも緊張したのは、大学受験のときだ。前夜の焦り、会場に向かう電車からの眺め、席についてからのことなど、ここまで子細に思い出せる一日は私の人生にそう多くはない。
何か緊張することがあると、その日のことを思い出す。特に克明に思い出すのは、その日に聴いていた音楽だ。
また一人忘れていた。
その人も、悪い人ではなかった。
ただ、自分を客観視するのが少しだけ下手で、期待値を高めすぎて、請け負った仕事に応えきれなくなって、絶望して、ふっと消えてしまった。
上司ともうまくいくと思っていた。始めてからもしばらくの間は、自分がうまくいっていると信じて疑わなかった。ある時、自分がもう期待していたような人間ではなくなっていることに気づいて、尊敬する人たちからも見放されていると思い込んで、足元がぽっ
「正義」の旗が強すぎる
都知事選の投票率の低さが話題になっている。
今回の投票率は55.00%で、前回から少し下がったらしい。仕方ないと割り切ってはいけないのだが、悪天候のせいもあっただろうか。
(出典、https://www.asahi.com/articles/ASN7600FDN75UTIL03N.html)
昨日は、多くの有名人が選挙に行ってきたとツイートをしていた。
私は都民ではないから今回の選挙には参加して
復興は明るいばかりではない
長かった自粛生活が一先ず明けようとしている。
終わりの見えない真っ暗なトンネルを四か月も走り続けて、ようやく前方に光の点が見えてきた、といったところか。
新型コロナウィルスは私たちの生活様式を大きく変えるだろう、と言われている。
惰性で続いていた数々の出勤、会合、移動が本当は必要ではなかったことが浮き彫りになり、これからの働き方、暮らし方はコロナ以前とは違ったものになる。
それを、能動的ではなか