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Così fan tutte 鑑賞。
クラシックな演目の大胆なアレンジ版を初めて劇場で観ました。
デスピーナめちゃくちゃ魅力的だったおかげで、オペラの現代風演出がなんで違和感があるのか言語化できるようになった気がする。
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根津美術館へ行ってきました。
新緑の中に映える燕子花を観ることができてよかった!
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サン=テグジュペリ『人間の土地』の奥行き
まだ肌寒かったころ。
マリー・ローランサン展に行って感動に包まれた後、思いつきで日本橋の丸善に向かった。文化的な刺激をもらった良い日には、本屋をぶらぶらしたくなる。
古典文学コーナーを物色し、あれやこれや眺めていると「堀口大學」の文字が。
つい1時間前のローランサン展。彼女と堀口の親交についての解説があったな...と超新鮮な記憶が蘇る。
今日、このタイミングで堀口大學に出会うなんて運命としか
「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」のためアーティゾン美術館で過ごす休日
もう2月。年が明けて1ヶ月経ったが、やっと今年最初の展覧会訪問となった。今回は、アーティゾン美術館で昨年12月から開催中のマリー・ローランサン展へ。
いろんな面で超感動した展覧会だった。
全体的な感想
90点くらいの作品数だったのだが、かなり密度のある展示だったのでめいっぱい時間を使った。
肉感がなく、しなやかな女性たち。表情や色の混ざり合い、サーカスや舞台に関連して女優たちを描いたものは仕
今年は仕事がうまく運び、年末には引っ越しもして、2024年は新しい気持ちで臨めそうです。
展覧会中心の一年だったので、来年は読書もちゃんとしたいな。
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人間が社会に対して責任を負うのはいつからか?〜映画『縞模様のパジャマの少年』〜
ラストが陰鬱すぎるという呼び声の高い傑作、『縞模様のパジャマの少年』。どうしても観てみたくてアマプラでレンタルした。
肝心な部分が画面に映らないことが多く、グロテスクで目を逸らしてしまう、なんてことはない。しかし、それで逆に想像力が働く作品だった。観て良かった。
本作について感じたことを書いてみる。
※ネタバレを含みます。
あらすじ
ナチス将校である父の昇進に伴って、ベルリンから田舎に引っ