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「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」のためアーティゾン美術館で過ごす休日
もう2月。年が明けて1ヶ月経ったが、やっと今年最初の展覧会訪問となった。今回は、アーティゾン美術館で昨年12月から開催中のマリー・ローランサン展へ。
いろんな面で超感動した展覧会だった。
全体的な感想
90点くらいの作品数だったのだが、かなり密度のある展示だったのでめいっぱい時間を使った。
肉感がなく、しなやかな女性たち。表情や色の混ざり合い、サーカスや舞台に関連して女優たちを描いたものは仕
都民、はじめて東京ステーションギャラリーへ。佐伯祐三を観に
社会人4年目の初日に私が向かったのは東京駅。
無理やりねじ込んだ予定、「佐伯祐三 自画像としての風景」の鑑賞。
佐伯祐三の作品を観たことがなかったが、展覧会の広告で存在を知って一瞬で行こうと決めた。
せっかくの新しい画家との出会い。なので事前準備なし、下調べも音声ガイドもなし。
どんなことを考えられるか、わくわくしながら丸の内北口を出た。
見どころたくさんの今回の展覧会は、各作品を見て想起した
絵画もよいが額縁もよい〜国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ」より〜
私が額縁に興味を持ったのは最近で、昨年秋に三菱一号美術館で開催された「印象派・光の系譜」を訪れたときが初めてだった。
セザンヌの《湾曲した道にある樹》とその額縁を観た時である。
この額縁、寄りで見てみるとこんな感じ。
なんて可愛い額縁!艶のある果実のモチーフは豊かな実りを暗示しているみたいだ。
額縁ってこんなに素敵なものだったんだと、今まで全然注目してこなかったのが悔やまれた。
そして今回、