【ゼロから始めるnote生活 06】noteのフォロワーの増やしかた/1,000人達成までの道のり
ゼロから始めるnote生活というテーマの6話目にもかかわらず、こんなネタをもってきたのには深い意味があります。
これからアナタがnoteを続けていくなかで、必ず悩みぶつかる壁が「フォロワー増えない問題」です。
「noteはフォロワーが増えにくいプラットフォームである」と認識しているかいないかで、継続のモチベーションが変わってきます。
わたし自身なんて3年以上もnoteを運営しているのに、フォロワーさんは「1,136人」。
とはいえ、noteでは「1,000人」を超えるか超えないかが大きなポイントです。
ほとんどのクリエイターさんは「1,000人以下」であることと、1,000人超えのクリエイターさんの大半は小手先で伸ばしています。
そんななか「小手先のテクニック」と「他者に依存しない」やりかたで1,000人超えたわたしは、ちょっと稀有な存在だと思っています(勝手に)。
ということで今回は、わたし自身がnoteのフォロワーさんをどうやって1,000人達成したのか?
なにをやって、なにをやらなかったのかということについて紹介していきます。
本記事の総論というか結論は……
「諦めずに続けてください。増えても増えなくても、べつにいいじゃないか」ってことです。
巷で言われている「フォロワーの増やしかた」
「note フォロワー 増やしかた」で検索すると、たくさんの情報が出てきます。
自分から積極的にフォローしよう
プロフィールを充実させよう
トレンドに乗っかろう
マガジンを作ろう
コミュニティに参加しよう
などなど
さきにお伝えしておきますが、巷に出回っている情報を鵜吞みにして「フォロワーを増やすための行動」はしないほうがいいです。
それこそ「有料商材」なんてもってのほか。
あんなのは「情報弱者から銭を巻き上げるため」だけのモノなので、絶対に手を出さないでくださいね。
目的はフォロワーを増やすことではない
フォロワーという「数字」にとらわれてしまうと、数字を増やすことが目的になってしまいます。
「目的」は「なんのためにnoteを運営するのか?」であり、フォロワー数というのは途中途中の「結果」でしかありません。
フォロワー増やしたい……
フォロワー数1,000人達成したい……
といった感じで「フォロワー数」を追いかけ始めてしまったときは、再度コンセプトを思い出してください。
noteを運営する目的は「フォロワー数」ではなかったことに気が付くはずです。
バズらなくてもnoteは伸ばせる!
わたし自身、書いた記事がバズったことは一度もありません。
お題ハッシュタグを利用しよう!
note編集部に取り上げられるような記事を書こう!
トレンドにのっかった内容の記事を書こう!
といったことでバズる可能性はあるかもしれませんが、自分のジャンルやテーマとお題や編集部が取り上げる内容が一致するとは限りません。
さきほどの「フォロワー数」とおなじですが、バズる・スキの数を増やすことが目的になってしまっては本末転倒。
「バズったほうが伸びるに決まってる!」と思うかもしれませんが、案外そういうわけではありません。
ビュー数が一番多い記事は、一度もnote内ではバズってませんし編集部にも取り上げられてません。
でも、この記事のおかげでフォロワー数は伸びました。
上から2つ目の記事(削除してしまいましたが……)は、note編集部にも取り上げられ、複数のクリエイターさんにもご紹介していただきました。
・・・が、フォロワー数はほぼ横ばい。
つまり「note内で盛り上がってもフォロワー数への影響はほぼない」ということです。
伸ばすために・1,000人達成するためになにをやって、なにをしなかったのか?という部分をこれから紹介していきますね!
noteを伸ばすためにやった9つのこと
わたし自身、Twitterでたくさんのフォロワーがいるインフルエンサーでもなければ、著名人でも有名人でもありません。
そんなナニモノでもないわたしが「noteを伸ばすためになにをやったかなぁ」と考えたところ出てきたのが9つです。
むずかしい内容や特別なスキルが必要なことはひとつもありません。
だれでもマネできて、継続すれば効果がでるはずです。
自分の体験・経験したことをメインに書く
正直に書く・忖度しない
わかりやすく・読みやすく書く
一画面(スマホの)に気を配る
改行を多めに使いスペースを空ける
語尾を変える・工夫する
アイデアや気づいたことはその場でメモ
note公開までの作業を分解してルーティン化
CHATGPTを活用して時短
効果や結果はすぐに出ませんが、さきほどもお伝えした通り「目的」を見失わなければ大丈夫!
1.自分の体験・経験したことをメインに書く
わたしの記事は……
自分が経験したこと
自分が体験したこと(モノ)
実際にいただいた相談
これらがベースとなっています。
理由はシンプルで「体験・経験したことや実際の悩みは書きやすい」から。
そのうえ「想像ではないので理解されやすく信頼性も上がりやすい」という効果があります。
どれほどiPhoneの良さを力説している記事があっても「iPhoneはandroidよりも優れています(使ってないからしらんけど)」と書かれた記事よりも、実際に使っている人の意見(記事)のほうが信頼できますよね。
つまり、そういうことです。
2.正直に書く・忖度しない
わたしがnoteで発信している内容は……
①CanvaのHow Toやちょっとしたテクニック
②noteに関する情報
③ガジェットのレビュー
の3つなのですが、どれも「思ったことを素直に」書いています。
良いモノは「良い」と言い、あまり良くないと感じたものは「惜しい」と言い、悪かったものは「悪い」と言います(悪いモノは記事として取り上げることも少ないですが……)。
ただ……人の思いや受け取りかた・価値観は千差万別。
わたしが「良い」と言っても、その他大勢の人は「良くない」と感じることもあるかと思います。
だからこそ「思ったことを素直に」に書いて、購入検討の判断の一つになればいいなと思っています。
と思うかもしれませんが、心配ご無用!
実際に購入しているわけですから「購入者の生の声」が最も信頼できます。
(そこらへんのYouTuberのプロモーションほどあてにならんもんはないですからね……)
使っている人もある程度はわかって使っていると思いますので気にしなくて良いですし、大きなメーカーがわたしのような記事を読むはずもありません。
たとえ読んだとして、その程度で起こるようならその程度のメーカーだったということでしょう。
気にせず「思ったことを素直な気持ち」で書いてください。
3.わかりやすく・読みやすく書く
「わかりやすく書く」と言っても、むずかしいことはありません。
できるかぎり短い文章で
専門用語や難しい言葉を使わずに
小学校五年生が理解できるように書く
ということを意識して書いています。
目安としては、ひとつの文章が「3行」以上の部分は短くできないかどうかを検討するようにしています。
注意:PREPではなくPPREになってない?
分かりやすい・読みやすい文章の典型的なパターンとして「PREP法」があります。
P(Point)・・・結論
R(Reason)・・・理由
E(Example)・・・具体例
P(Point)・・・結論
結論ファーストによる文章構成は、読みやすく理解しやすいと言われています。
noteの文章構成を、よ~く見てください。
もしくは思い出してください。
見出し(小見出し)
本文
見出し(小見出し)
本文
だいたいこのような構成になっているはずなのですが、見出し文には「結論」に近しいことが書かれてませんか?
そしてそれぞれの見出しの本文には「再結論」が書かれないことが多いため、PPREという構成になってしまっている文章構成を多く見かけます。
P(Point)・・・結論【見出し文】
P(Point)・・・結論(本文冒頭)
R(Reason)・・・理由
E(Example)・・・具体例
結論を二度も書かれると、正直クドいです……。
4.一画面(スマホの)に気を配る
noteは「スマホ」で読む人が大半。
ビッシリ文字だけが書かれていると、どうしても画面が黒く見えてしまい「読む気」が減ってしまい途中離脱の原因に……。
わたしの場合「1スクロール」を文章以外の要素を入れ、文字だけにならないように気を付けています。
見出し内の本文を短くする
小見出しで細かく区切る
画像や図解を差し込む
箇条書きを使う
引用を使って背景に色を付ける
このような要素を使い分けながら、スクロールしたときに「文字ばかり」にならないようにしています。
5.改行を多めに使いスペースを空ける
句点(。)を打ったら改行
次の見出しの前は一行開ける
一文はできるだけ短く書く
文と文はくっつけすぎない
4つのことを意識して実践するだけで、一文は短くなり必然的にスッカスカのページになります。
見た目スカスカでも、なかみが分かりやすければそれでOK!
見た目はスカスカのほうがハードルが下がる(カンタンに読めそうと思ってもらいやすい)ので、最後まで読んでもらいやすくなります。
そんなことを思う必要はないので、どんどん改行してスペースを空けていきましょう!
6.語尾を変える・工夫する
「おなじ語尾」を連続して使うと、どうしても幼稚さや稚拙さが出てしまいます。
語尾に関しては「絶対的なルール」が存在しないため「マイルール」の設定と修正が重要。
おなじ語尾を三回連続で使用しない
体言止めを使う(使いすぎない)
箇条書きにできないか検討する
など、おなじ語尾が連発しないように工夫することで、文章全体にリズムが生まれ読みやすさがアップします。
はじめから「語尾を変えよう」と思うと難しいところもあるので、ひとまず全部書いてから最後に語尾を修正する流れが効率的かと思います。
ぜひ、試してみてください!
7.アイデアや気づいたことはその場でメモ
フォロワーさんを増やすための方法かと言われると「微妙かも……」と思う部分はありますが、投稿を継続することでフォロワーさんは増えていきます。
投稿を継続するためには「ネタ」が重要。
ネタがなければ投稿は止まりますが、ネタがあれば投稿を継続できます。
継続できればフォロワーさんが増える可能性は増えてきますので、ネタを絶やさないことはとても大事です。
「ネタ切れ」を起こさないためにやっていることは「つねにメモに残す」ということ。
日々の気付き
ふとしたタイミングで思いついたアイデア
体験/経験したこと(そのときの感想)
失敗したときの気持ちや原因
失敗したことの対策や検討したこと
実際にやったことや買ったモノ
目に留まった電車やバスのつり革広告
駅やバス停で見て「いいな」と思った広告デザイン
読んで心に残った本の一小節や言葉
などなど
しかし、たくさんの気付きやアイデアは時間の経過とともに「忘却の彼方」へと去っていってしまっています。
せっかくのアイデアも、一瞬でも心が動いた気付きも、忘れてしまってはただのゴミ。
メモした内容がすべてネタになるか? と問われると、答えは「NO」です。
すべてがネタになるわけではありませんが、複数の気付きやアイデアを掛け合わせることでひとつのネタになることもあります。
そのためにはやはり数多くの「気付き」や「アイデア」をつねにストックしておくことが大事。
「メモを片手に調査する刑事さんのように」とまでは言いませんが、どれほど小さなことでもメモに残しておけばあとあと使えるかもしれません。
8.note公開までの作業を分解してルーティン化
仕事でもおなじことが言えるのですが「単純作業をひとつだけ終わらせればnoteを公開できる」わけではありません。
文章を書いて(入力して)
アイキャッチ画像を差し込んで
投稿したら完了
ただそれだけだろ? って言われてしまえば「なんにもいえねぇ……」となってしまうのですが、note公開までには複数のタスクがあります。
このパターンでわたしは詰んだので、作業を分解して少しずつ進めることをおすすめします。
さきほどもお伝えしましたが、どれほど価値の高い記事を書いても一発屋で終わってしまってはフォロワーさんは増えていきません。
継続するためには「ルーティン化」と「習慣化」が大事なので、一日数分でもnoteを公開するためのタスクを進められるように工夫してみてください!
9.CHATGPTを活用して時短
「結局AIかよ……」と思われるかもしれませんが、CHATGPTやNotionAIなどの文章生成AIはホントに優秀で便利です。
noteは「文章型」のコンテンツなわけですが、なかには「noteを続けたいけど文章を書くのが苦手」という人もいらっしゃるかと思います。
「文章を書くことが苦手」とまではいかなくても……
✓ 記事の構成を考えるのが苦手
✓ リード文を考える/書くのが苦手
✓ 本文を書いては書き直してを繰り返してしまう
✓ ハナシが脱線して書きすぎてしまう
などなど、人にはさまざまな苦手な部分があります。
苦手な部分にたくさんの時間をかけるくらいなら、CHATGPTなどの文章生成AIを活用してサクッと切り抜けるほうが得策。
すべてを文章生成AIに任せるのではなく、自分が苦手なところや時間がかかってしまう部分を任せるだけでも全体的に効率が上がります。
ちなみにわたしは……「キーワード抽出」と「構成の素案」をCHATGPTとNotionAIで書き出してます。
その2つを見比べながら自分なりのエッセンスを加えつつ本文を書くようにしています。
noteを伸ばすためにやらなかった5つのこと
noteを伸ばすためにやったことのほかに「やならかったこと」が5つあるので、サクッと紹介していきます。
フォロバアカウントに近寄らない
コミュニティには入らない
無理をしない
背伸びもしない
書けないときは書かない
1.フォロバアカウントに近寄らない
フォロワーを増やす最も簡単でシンプルな方法は「フォロバ100%のアカウントを片っ端からフォローする」ですが、わたしはやってません。
むしろ「フォロバ100%」のアカウントには近寄りません。
理由は単純で「自分にとってメリットがひとつもないから」です。
フォロワーさんは増えるかもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもありません。
タイムラインに見なくてもいいような記事が流れる
ページビューが意味不明な数字になる
フォロバされるだけで記事が読まれるわけではない
ターゲット層でもない
ということでフォロバ100%アカウントには近寄るべからずです。
フォロバでフォロワーさんを増やしてもメリットはひとつもありませんが、やるかやらないかはお任せします。
2.コミュニティには入らない
「フォロバアカウントに近寄らない」に似ているのですが、noteのコミュニティにも入ってません。
こちらの理由もシンプルで「コミュニティに属する人がターゲットとは限らない」からです。
コミュニティに参加すれば
フォローしてもらえて
記事も読んでもらえます
そうかもしれませんが、コミュニティに参加している人がわたしの記事を読んでほしい人とは限りません。
なので「ジャアイイデスゥ」って感じで参加してません。
本音の部分は「人と関わるのを面倒くさいと感じるコミュ障」なので、人が集まるところは苦手です……。
3.無理をしない
無理をしないことが一番です。
無理して増やそうと思っても、自分の気持ちや想い通りにならないのがnoteであり人生です。
増えないときは増えないし、読まれないときは読まれないんです。
4.背伸びもしない
あまり知らないことを「あたかも知ってるようなふりをして」書いても意味ないです。
あまり知らないことを知ったような顔して書いても、いつかボロが出ます……。
ありのままでいいのです。
ありのままの自分で、いまできること・わかることを伝えたい人に向かって精いっぱい書けば伝わるはずです。
5.書けないときは書かない
「ルーティン化が大事!」「習慣化が大事!」とは言いましたが、どうしたって書けない日はあります。
気分が乗らない
集中できない
仕事が忙しくてそれどころではない
パソコンが壊れた
体調が悪い
などなど
そんなときは「書かない」が一番。
無理して書いたってろくな記事をかけませんので、書けるようになったら書きましょう!
それっぽっちのことだったということで、別のやりたいことを探せばいいじゃないですか!
人生noteがすべてではありませんし、noteを書かなくても死ぬわけではありません。
ただ「アナタの目的を達成させられそうな手段のひとつがnoteだった」ってだけで「やってみたけど違った」なんてのはよくあるハナシです。
書けないときは書かなくていいんです。
無理してまで書く必要はないのです。
書けるときに一生懸命書きましょう!!
まとめ
ということで、今回のまとめです。
巷で流行りのフォロワーの増やしかたは見なくていい
やらなくてもいいし買わなくていい
目的はフォロワーを増やすことではない
バズらなくてもフォロワーは増える
note公式に取り上げられなくても大丈夫
自分のペースで続けることが一番大事
諦めなければ少しずつ増えていくよ!
そんな感じです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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