miyowoo

好きなことを好きなように書きます。創作だったり、リアルな想いだったり、心の中身をたくさ…

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好きなことを好きなように書きます。創作だったり、リアルな想いだったり、心の中身をたくさん文章に残したい。読んでくださる方がいて下さったら幸せ。

記事一覧

ライヴを巡る様々なこと

久しぶりの休み。 すっかり元の怠惰な私に戻ってます。 寝ても寝ても眠いし、ダルいし、やる気になれない。でも明日になればまた働きに行く、変わりのない日常です。 大好…

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2年前
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仲間の一言

当時、私は介護士をしていた。 前の仕事を諸事情で辞めざるを得なかった時、お年寄りに優しくできるなら資格はいらないと雇って頂いた介護は素人だった私。それでも優しさ…

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2年前
2

自己紹介草

はい、次の方。 僕は椅子から立ち上がると、 自己紹介を始めた。 鎌倉から来ました田口論平と申します。 今日はオーディションの最終審査。 合格すれば目出たく俳優デビュ…

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2年前
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ばあちゃん、ミュージシャンを捜す

小説原案として 昔ライヴハウスに通っていたばあちゃんが介護士の手を借りてかつて大好きだったミュージシャンに再び逢いたいと大捜索をする話。今は認知症を患い、車椅子…

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2年前
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大好きな人たち

随分とほったらかしにしてしまった。noteに想いを綴るつもりが、それすら辛くなって来たコロナ禍の日々。大好きなライヴに行かれなくなって一年と三ヶ月が過ぎた。配信もあ…

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3年前
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ばか。 本来、人に向かって言ってはならぬ言葉だけれど、スーパーミュージシャンが言うとこんなにキュートに聞こえるという実例

ライヴハウスに通い始めて5年。ライヴ直後に憧れのミュージシャンと話ができる、これは醍醐味の一つ。そして、決してステージだけではわからない素顔のミュージシャンがそ…

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3年前
2

ボイトレの師匠

明日は私のボイトレの先生、森下寿一さんのバースデーライヴだ。森下さんはHOT KUMAという素晴らしきバンドを率いるミュージシャン、ピアノマン。全員がリードヴォーカルを…

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3年前

わたしの好き

ライヴハウスに行かれなくなって早五ヶ月。初めは暑い夏になったらきっと行けるからと割と呑気に構えていた。だから、明後日18日のサンセットライダース、新宿曙橋バックイ…

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4年前
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仕事仕事仕事、そして仕事

八月。 数ヶ月前は八月に希望を持っていた。なんとかコロナが収束し、ライヴに行けるのではないか、と。でも、いま、この現状。 希望はもちろん捨てていないが、私は毒を…

miyowoo
4年前
2

ライヴに行きたい、再び

大好きなライヴハウスが少しずつ稼働し始めて、大好きなミュージシャンが歌い始めてる。感染予防対策を必死に行って、きっとこれだけすれば大丈夫と思えるくらいに。 何よ…

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4年前
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薬剤師のドラマ

最近はとんとドラマを見なくなった。昨夜はたまたま夜中に起きてテレビつけたら石原さとみさんが出てる薬剤師さんメインのドラマやっていて、見事にハマってしまった。 私…

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4年前
3

小田さんのこと

小田和正と間違われないように、カタカナにしたという小田トモヒデさんはミュージシャン、ギタリストです。イーグルスのトリビュートバンド、サンセットライダースや、カン…

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4年前
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生きる糧のライヴを諦めるということ

休みの日。 いつも考える。 私は一体いつになったらライヴへ出かけられるのか。 私は五年ほど前からライヴハウスへ頻回に行っていた。ものすごい勢いでミュージシャンや…

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4年前
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記念撮影

いつもの笑顔がそこにあった。 皆に囲まれて、嬉しそうに楽しそうに、疲れはピークなはずなのに、いつもと変わらぬ笑顔でいてくれた。 ホッとする。 機嫌が悪いと言われて…

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4年前
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スーパーギタリストがピアノマンに変身する時

逗子サーファーズライブ。 サンセットライダースの演奏時、いつもの定番テイクイットイージーをやらなかったな、とは思っていた。 アンコールが始まった。全員でこの曲…

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4年前
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アルフィーファンとなった日

17歳の春だった。進学校にいた私は教師を目指し大学受験を意識し始めていた。音楽は大好きでヒット曲は聴いていた。ザ・ベストテンは毎週観ていた。中学生の時、買ってもら…

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4年前
4

ライヴを巡る様々なこと

久しぶりの休み。
すっかり元の怠惰な私に戻ってます。
寝ても寝ても眠いし、ダルいし、やる気になれない。でも明日になればまた働きに行く、変わりのない日常です。
大好きなライヴに行かれなくなって早2年3ヶ月。
もうあらかた仲間はライヴ復帰し、ミュージシャンの日常もほぼ元に戻っているようです。私は相変わらず復帰の目処は立たず、今日も明後日のPCRに備え自宅にいます。
段々にこの私の気持ちも理解を得るのは

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仲間の一言

当時、私は介護士をしていた。
前の仕事を諸事情で辞めざるを得なかった時、お年寄りに優しくできるなら資格はいらないと雇って頂いた介護は素人だった私。それでも優しさだけは自信があった。
なのに。
大変なことが起きた。
夜勤明け、自宅に帰り寝ていると、主任から電話がかかってきた。
昨日の夜勤、Sさんと何かあった?
利用者様のSさんが怒っていると言うのだ。
私に酷い仕打ちを受けたと。
ナースコールを鳴らす

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自己紹介草

はい、次の方。
僕は椅子から立ち上がると、
自己紹介を始めた。
鎌倉から来ました田口論平と申します。
今日はオーディションの最終審査。
合格すれば目出たく俳優デビューとなる。
これまでことごとくオーディションに落ちまくり、それでも夢を諦めきれずにいる39歳、そろそろバイト生活はキツい。
いつも思う。
もう諦めた方が良いんじゃないか。
劇団もコロナの煽りをくらい、この冬、解散した。
マイナスの要件し

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ばあちゃん、ミュージシャンを捜す

小説原案として

昔ライヴハウスに通っていたばあちゃんが介護士の手を借りてかつて大好きだったミュージシャンに再び逢いたいと大捜索をする話。今は認知症を患い、車椅子、介護施設で暮らす。いつもはぼんやりしているが、ふと流れてきた洋楽に耳を傾けて話し出した昔の思い出。そこにはかつて見たことのないばあちゃんの熱い想いがあった。
もう一度逢いたいと願うばあちゃん、その期待に応えようとする介護士。
果たして再

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大好きな人たち

随分とほったらかしにしてしまった。noteに想いを綴るつもりが、それすら辛くなって来たコロナ禍の日々。大好きなライヴに行かれなくなって一年と三ヶ月が過ぎた。配信もある。連絡もできる。でも友達じゃない私が好きな時に好きなように連絡を取ることは自重せねばと思う。私はただの一ファンなのだから、と思う。

いつの日かライヴで会えますように。

そんな言葉にすがる毎日。

ライヴが再開された今は私の行動一つ

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ばか。 本来、人に向かって言ってはならぬ言葉だけれど、スーパーミュージシャンが言うとこんなにキュートに聞こえるという実例

ライヴハウスに通い始めて5年。ライヴ直後に憧れのミュージシャンと話ができる、これは醍醐味の一つ。そして、決してステージだけではわからない素顔のミュージシャンがそこにいる。いや、時にそんな姿見せてもいいのですか?なくらいキュートな姿がそこにある。これはそんなある日のバックステージの風景。

ファンにとって、2Daysだなんてこんなに贅沢なことはないし幸せなんですよーと興奮気味に話す私。さまざまなアー

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ボイトレの師匠

ボイトレの師匠

明日は私のボイトレの先生、森下寿一さんのバースデーライヴだ。森下さんはHOT KUMAという素晴らしきバンドを率いるミュージシャン、ピアノマン。全員がリードヴォーカルをとり、コーラスワークスがめっちゃ素晴らしい。初めて観に行ったライヴで聴いたCSN &Yの青い瞳のジュディ🎵は今でも忘れられない。オリジナル曲もメンバー四人の声が重なるコーラスは本当に素晴らしいと思う。オリジナルアルバムを聴くと元気

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わたしの好き

ライヴハウスに行かれなくなって早五ヶ月。初めは暑い夏になったらきっと行けるからと割と呑気に構えていた。だから、明後日18日のサンセットライダース、新宿曙橋バックインタウンでライヴ復帰と思っていた。たいそう理解のある我が母も、そうそう夏になったらね、メンバーさんにお母さんもなんかお礼したいわ、とか言っていたくらいで。私の元気の9割方はサンセットライダースのお陰だと信じてる母。会ったことはないけど、と

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仕事仕事仕事、そして仕事

八月。

数ヶ月前は八月に希望を持っていた。なんとかコロナが収束し、ライヴに行けるのではないか、と。でも、いま、この現状。

希望はもちろん捨てていないが、私は毒を吐くようになってしまった。もちろん、心の中で。人を思いやることができていない。てか、私の想いはどこに行くのか、ふらふらフラフラしている。

収入は変わらないのだから幸せな方かも。とりあえず生活の心配は要らないどころか、ライヴに行かなくな

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ライヴに行きたい、再び

大好きなライヴハウスが少しずつ稼働し始めて、大好きなミュージシャンが歌い始めてる。感染予防対策を必死に行って、きっとこれだけすれば大丈夫と思えるくらいに。

何より歌い始めて下さったことが嬉しい。

今すぐ駆けつけて、本当良かったです、ありがとうございます、と叫びたい。

本当に諦めないでいて下さりありがとうございます、と想いを伝えたい。

でも。でもでも。私にはできないのだ。どんなにか行きたい気

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薬剤師のドラマ

最近はとんとドラマを見なくなった。昨夜はたまたま夜中に起きてテレビつけたら石原さとみさんが出てる薬剤師さんメインのドラマやっていて、見事にハマってしまった。

私も命を預かる仕事と相談にのる仕事をしている為か、刺さるセリフが随所に出てきて、完全に石原さとみさんになっていた。

一人の患者さんに入り込みすぎという非難とか、相談に時間かけすぎだとか、職場全体の採算を考えろとか。

いつも説教されてるこ

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小田さんのこと

小田さんのこと

小田和正と間違われないように、カタカナにしたという小田トモヒデさんはミュージシャン、ギタリストです。イーグルスのトリビュートバンド、サンセットライダースや、カントリー中心のシルバーイーグル、ソロライヴも行っています。今日は一ヶ月ぶりのライヴ、辻堂ステージコーチ。今頃、美声を響かせていることでしょう。

出会いはサンセットライダース。新宿曙橋バックインタウンでした。真ん中でアコギ弾いてる司会的役割の

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生きる糧のライヴを諦めるということ

生きる糧のライヴを諦めるということ

休みの日。

いつも考える。

私は一体いつになったらライヴへ出かけられるのか。

私は五年ほど前からライヴハウスへ頻回に行っていた。ものすごい勢いでミュージシャンやライヴハウスのマスターやそこに集まるファンの方々と知り合い、親しい人間関係が広がった。楽しい日々だった。人生の後半にこんな素晴らしきことが待っていただなんて、当時父を亡くしたばかりの私は本当に助けられたと思う。お父さん子だった私が寂し

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記念撮影

記念撮影

いつもの笑顔がそこにあった。
皆に囲まれて、嬉しそうに楽しそうに、疲れはピークなはずなのに、いつもと変わらぬ笑顔でいてくれた。
ホッとする。
機嫌が悪いと言われていたのが満更嘘ではないと何となくわかる。
リハーサルができなかったことも、ギリギリな精神状態だったことも、きっとその心のうちは私の想像を超えているのだろう。
本当のことはわからないし、わからなくてよいのだと悟る。それが、この短いファン歴で

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スーパーギタリストがピアノマンに変身する時

逗子サーファーズライブ。

サンセットライダースの演奏時、いつもの定番テイクイットイージーをやらなかったな、とは思っていた。

アンコールが始まった。全員でこの曲を演奏するからか、と思ったのもつかの間。私は本当に素晴らしき光景を目にした。ステージに飛び乗ったギタリスト長谷川さん。やけに後ろに行くなと思ったら、 なんと、キーボードの後ろに座った。

え?まぢ?そして、弾き始めた。

えー!

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アルフィーファンとなった日

17歳の春だった。進学校にいた私は教師を目指し大学受験を意識し始めていた。音楽は大好きでヒット曲は聴いていた。ザ・ベストテンは毎週観ていた。中学生の時、買ってもらったガットギターが押し入れに、小5でやめてしまったピアノ教室、練習に使っていたオルガンが部屋の片隅に追いやられていた。それなりに音楽は好きだった。でも全てが中途半端だった。父が厳しかったので、コンサートに行きたいと思うこともなかった。私に

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