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地方公務員として市役所に勤務しながら、個人の学びやおすすめの物事をシェアします。

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記事一覧

作業を仕事にしたいと考えた

「こんなのは仕事じゃなくて作業だよね。」 淡々と業務をこなす同僚から不意に言われた言葉。 仕事中の愚痴とも取れるその一言は、私に自分の仕事への取り組みについて考え…

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1年前
4

私たち自治体職員職員は既にバトンを受け取っている

「私は先輩職員からのバトンを受け取って今の仕事をしているんだ。」 日頃の仕事でそのようなことを考えたことはありますか。 やり方を変えたいと思った仕事について考えて…

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1年前
4

自分たちの街の未来を想像しよう

少子高齢化、老朽化するインフラ、税金や社会保険料の増加。最近はこれでもかというほど暗いニュースを目にします。もちろんそのようなニュースほど視聴数が稼げると言うこ…

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1年前
4

見て見ぬふりをするのを辞めたい

見て見ぬ振りをするのを辞めたい。 ふと思ったのは一冊の本を読んだからです。 この「世界は贈与でできている」という本の主題は、贈与と交換の違いを明らかにしながら自…

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1年前
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組織に貢献したいという意思はあるか

今日、twitterを眺めていたらこのようなツイートを見つけました。 東京都副知事の宮坂学さんのツイートで、東京都庁の業務改善についての内容です。同じ自治体とは思えな…

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1年前
3

一週間毎日noteを書いてみた感想

このnoteは本当に私のための記事です。 一週間毎日noteを書いてみた感想を、自分なりに整理するために書いています。全く皆さんの学びになることはないと思われますのでご…

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1年前
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自治体職員にとっての働き方改革ってなんだろう。

「働き方改革」 2019年4月に雇用対策法や労働基準法など、労働規制にかかわる一連の法律の改正によりここ数年これでもかと耳にする言葉ですが、私は兼ねてからこの働き方改…

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1年前
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人と話が合わないことから考えたこと

地元の友人との集まりで話が合わない。 正月休み明け職場での同僚との会話で話が合わない。 最近立て続けに似たような経験をしました。 話が合わない、会話が続かないとい…

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1年前
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2023年の漢字

はじめに「今年の漢字を一文字で表すと?」 毎年清水寺で発表され、今年1年間を振り返ったときにふさわしい漢字を一文字で表すもの。noteでも年末にはみなさんがそれぞれに…

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1年前
1

男性として育児休暇を取得して考えたこと

昨年長女が誕生した際に育児休暇を取得しました。 世間的に男性の育休取得が奨励される時流もあり、ありがたいことに約1ヶ月間妻と長女と向き合う時間を得ることができまし…

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1年前
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公務員の専門性ってなんだろう

はじめに近頃公務員界隈にも高度な専門性や能力のある人材の確保や育成の話題がつきません。 人事院では下記のように大学院で学んだ方や民間等で高い業績をあげた方に高い…

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1年前
17

リーダーシップを考え直したい

皆さんに必ず読んでほしいと思える、人生のバイブルとなり得る本に出会ったので紹介します。 伊賀泰代氏の「採用基準」という本です。 本書は外資系コンサルティングファ…

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1年前
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作業を仕事にしたいと考えた

作業を仕事にしたいと考えた

「こんなのは仕事じゃなくて作業だよね。」
淡々と業務をこなす同僚から不意に言われた言葉。
仕事中の愚痴とも取れるその一言は、私に自分の仕事への取り組みについて考えさせるものでした。

作業と仕事の違いは何かこれに関しては界隈で様々な定義がされています。
自分なりの現時点での定義は、

というように考えています。
日頃の業務を振り返ると、ルーティンワーク化しているものも多いと思います。そしてそのルー

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私たち自治体職員職員は既にバトンを受け取っている

私たち自治体職員職員は既にバトンを受け取っている

「私は先輩職員からのバトンを受け取って今の仕事をしているんだ。」
日頃の仕事でそのようなことを考えたことはありますか。
やり方を変えたいと思った仕事について考えているうちに気づいたことからnoteを書いて見たいと思います。

きっかけは仕事上でのふとした疑問だった日頃仕事をしていると、「なんでこんなことになっているのだろう」と思う仕事はないでしょうか。私が以前所属していた部署では、法令や規則に基づ

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自分たちの街の未来を想像しよう

自分たちの街の未来を想像しよう

少子高齢化、老朽化するインフラ、税金や社会保険料の増加。最近はこれでもかというほど暗いニュースを目にします。もちろんそのようなニュースほど視聴数が稼げると言うこともあるのでしょうが、事実として今後厳しい状況へと進んでいるのは間違い無いでしょう。

そのようなニュースを見聞きしていると、不安な気持ちになってしまうのも無理ありません。しかし、未来がどうなるのかわかったら不安な気持ちも少し和らぐのではな

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見て見ぬふりをするのを辞めたい

見て見ぬふりをするのを辞めたい

見て見ぬ振りをするのを辞めたい。
ふと思ったのは一冊の本を読んだからです。

この「世界は贈与でできている」という本の主題は、贈与と交換の違いを明らかにしながら自分達が受けたものを次へと繋いでいくこととなっていますが、私が強く印象付けられたのはその中の一説についてご紹介します。

「無い」ことには気付くことができるが、「ある」ことには気づけない私たち自治体職員を取り巻く環境では、まさにこの「無い」

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組織に貢献したいという意思はあるか

組織に貢献したいという意思はあるか

今日、twitterを眺めていたらこのようなツイートを見つけました。

東京都副知事の宮坂学さんのツイートで、東京都庁の業務改善についての内容です。同じ自治体とは思えないような内容に驚きながらも、私が注目したのは以下の部分です。

この「貢献したい」という文言から自分自身について振り返って考えたことについて今日は書いてみたいと思います。

以前の私はどのように貢献していたのか以前所属していた部署で

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一週間毎日noteを書いてみた感想

一週間毎日noteを書いてみた感想

このnoteは本当に私のための記事です。
一週間毎日noteを書いてみた感想を、自分なりに整理するために書いています。全く皆さんの学びになることはないと思われますのでご注意ください。

やっぱり文字にするのは難しい当たり前ですが今まで全くやってこなかったことが急にできるわけもなく、自分の感覚や感情を文字にして表現することは難しいと再確認しました。
目の前にいる人に説明するのであれば、そのときの感情

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自治体職員にとっての働き方改革ってなんだろう。

自治体職員にとっての働き方改革ってなんだろう。

「働き方改革」
2019年4月に雇用対策法や労働基準法など、労働規制にかかわる一連の法律の改正によりここ数年これでもかと耳にする言葉ですが、私は兼ねてからこの働き方改革という言葉になんだか違和感を感じ続けています。結局のところ何のためにやっているのかきちんと考えたことがありませんでした。
今回はこの働き方改革について考え直し、自分なりに働き方改革の意義について納得したいと思います。

「働き方改革

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人と話が合わないことから考えたこと

人と話が合わないことから考えたこと

地元の友人との集まりで話が合わない。
正月休み明け職場での同僚との会話で話が合わない。

最近立て続けに似たような経験をしました。
話が合わない、会話が続かないという経験は誰しもあると思います。
ここ数日同じような経験をしたのですが、それについて考え直すきっかけとなったことがありましたのでnoteに書いておこうと思います。

昔の友人と話が合わなくなったのは何故だろう毎年必ず地元の友人と会うわけで

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2023年の漢字

2023年の漢字

はじめに「今年の漢字を一文字で表すと?」
毎年清水寺で発表され、今年1年間を振り返ったときにふさわしい漢字を一文字で表すもの。noteでも年末にはみなさんがそれぞれに自分の1年間を振り返るとともに、思い思いの漢字を発表されていました。

一方で、今回私が考えたのは2023年の漢字です。
今年1年をどのような年にしたいかを考えて、それをテーマとして今年の漢字はこれにするという具合で決めていくものです

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男性として育児休暇を取得して考えたこと

男性として育児休暇を取得して考えたこと

昨年長女が誕生した際に育児休暇を取得しました。
世間的に男性の育休取得が奨励される時流もあり、ありがたいことに約1ヶ月間妻と長女と向き合う時間を得ることができました。

実際に取得するまでは分からなかったことや以前育休を取得されていた先輩職員の方々を見て思っていたことなどを振り返りながら、育休を取得して考えたことをまとめようと思います。これから育休を取得しようと考えていらっしゃる皆様の参考となれば

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公務員の専門性ってなんだろう

公務員の専門性ってなんだろう

はじめに近頃公務員界隈にも高度な専門性や能力のある人材の確保や育成の話題がつきません。

人事院では下記のように大学院で学んだ方や民間等で高い業績をあげた方に高い報酬を払えるような給与制度の変更がなされました。

また、主に情報政策系の部署では、外部から民間等で実績のある方を積極的に受け入れている印象です。有名なのは東京都渋谷区や福島県磐梯町でしょうか。

一方で、一般行政職として入庁した我々のよ

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リーダーシップを考え直したい

皆さんに必ず読んでほしいと思える、人生のバイブルとなり得る本に出会ったので紹介します。

伊賀泰代氏の「採用基準」という本です。

本書は外資系コンサルティングファームで採用担当を務めた著者が、日本と諸外国におけるリーダーシップの考え方の違いに触れながら、本当の意味でのリーダーシップを身につける必要性について説明する内容となっています。

成果主義とリーダーシップリーダーシップの必要性について強烈

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