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早く帰る生徒指導術

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トラブルを起こさない先手指導 をメインに書いています。指導の入りやすさについても書いています。
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#小学校の先生

授業でノートは使うな。

授業でノートは使うな。

生徒の授業ノートのチェック に時間がかかって仕方ない。

何せ、150名以上の提出物を見るのだから。

チェックにかかる時間は次のように算出されます。

生徒数を自分の力で変えることはできません。教員が注力すべきは「1人分の提出物チェックにかかる時間」を最小化することです。15秒かかるところを、7秒にするということです。

別記事の<最速で授業プリントをチェックする方法>では、教員7年目の僕が、試

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夏休み残り1週間のアクション【中学校教員】

夏休み残り1週間のアクション【中学校教員】

自分のクラスの生徒としゃべりにいきます(主に部活動中)。できるかぎり全員いきます。

名簿を用意して、会った生徒の名前にチェックを付けていき、「既に誰と会ったか・まだ誰と会っていないか」を記録していきます。

初登校日は約40日ぶりの再会ですが、生徒と先生の「久しぶり」をなくしていくのです。

■仕事モードに切り替える

”夏休みが終わる”という事実は変わらない。

僕自身「夏休みが終わることに嘆

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教室を除霊しよう【教員】

教室を除霊しよう【教員】

スピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、教室に「悪い気」が溜まると生徒同士のトラブルは生まれやすくなります。

「悪い気が流れている教室」とは、モアっとした空気が溜まっていて、入った瞬間に匂う教室のこと。昨日のイライラやモヤモヤは、日をまたいでも教室に残るのです。

教室に足を入れた瞬間に”悪い気”は匂ってきます。その瞬間「今日、生徒同士のトラブルが起きるな」と、根拠はないですが 第六感がは

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言葉の刃物が出たときの対処法

言葉の刃物が出たときの対処法

1分で読める記事です。

昨日の飲み会で、先輩がしゃべってて「それいいな」と思ったので書く。

指導に熱が入ったり、腹が立ったりで、生徒に暴言を思わず吐いてしまう教師がいる。

その場の空気や、生徒と先生の日頃の信頼関係にもよるが、文字に起こすと「先生がそれ言うのまずいよね。」という言葉を口に出すのは良くない。

日常的に生徒の信頼を集めているパワーのある教師なら、問題ない。が、そうでない教師は、

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言葉が軽い教員は、無駄弾撃ちすぎ。

言葉が軽い教員は、無駄弾撃ちすぎ。

言葉で生徒を導くことが教員の仕事です。

言葉で人を動かすには、確実に技術が必要です。

この記事では、言葉が軽い教員の特徴を紹介していきます。以前の僕のことです。

そんな僕ですが、さまざまな本を読んで勉強したり、言葉が重たい同僚の先生を真似たりして、今は以前より言葉の重みが出てきたと自負しています。

教員向けに書きましたが、どの業種の指導者にも当てはまる内容だと思います。「言葉が軽くなる教員

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言葉が軽い教員は、ベタなこと言いすぎ。

言葉が軽い教員は、ベタなこと言いすぎ。

「3学期は、次の学年の0学期です。次の学年に向けて準備しましょう!」

このフレーズはベタだねー。マジ顔で言ってた過去の自分がダサい。

中学生は「3学期 = 次の学年の0学期」の言葉を いろんな先生の口から小学生のときから何回も聞いています。「はいはい、またそれかー」と生徒は感じます。

この記事では、言葉が軽い教員の特徴「ベタなこと言いすぎ」について論じます。

■なぜ、ベタな言葉は響かないの

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