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#世界一周
Vo.3「君は今も笑ってますか」
チャイおじさんが去った後も
私はビーズアクセ作りに勤しみ
列車に揺られ続けた。
そして何度目かの途中停車。
見知らぬ郊外の駅だった。
出発までの約10分間、
チャイやお菓子、カレーなど様々な物売りが
列車の窓越しに商品を売ってくる。
そして、乗車してくる人々に紛れて
ボロボロの服を身に纏った子供達の姿が目に入る。
「なぜ?」
と思う間もなく
彼らは各座席をまわって物乞い
Vo.1「ビーズおばちゃんとの出会い」
前回は私が運営するSoluna Beadsのコンセプトについてシェアしましたが、
今回は、「ビーズとの出会い」について。
”微笑みの国、タイ”を体感したお話です。
私が愛してやまないビーズと出会ったのは20歳の夏。
夢だった、世界一周バックパッカーの旅に出て2カ月、ミャンマー行のビザを取るため、タイの首都バンコクに滞在中だった。
バンコクでは、有名なカオサンロードというエリアがある。
別名は「
その瞳が忘れられなくて
中米、グアテマラ
現地人が利用するチキンバスと呼ばれる乗り合いバスで北部の街シェラを出て、世界一美しい湖を望めるサンペドロ・ラ・ラグーナへ。
このチキンバス、アメリカのスクールバスのお下がりだそうで
シートは固く、三人掛けなのに定員オーバーは当たり前。
長距離移動には向いていない乗り物である。
その日は4、5時間程度の移動だった。
とても天気の良い日でクーラーなんかない車内だから窓は開けっ放