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発達障害関連

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僕が書いた、発達障害に関する記事のまとめ。日常・仕事での体験談や自分流ライフハック、読書メモなどです。
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#発達障害

タスク管理が苦手なASDでもガチで有用だった管理方法

タスク管理が苦手なASDでもガチで有用だった管理方法

どうも、マツキと申すものです。
僕は社会人になってからASD/自閉症スペクトラムの診断を受け、現在は会社員として働いています。

新卒で入った会社でどうにもうまくいかなくて適応障害になったことがきっかけですが、その”うまくいかないこと”のひとつが「タスク管理」でした。
よく「ASDはマルチタスクが苦手だ」と言われますが、僕も例にもれずまさにそれです。
当事者の感覚としてより厳密には、マルチタスク

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当事者の私が読んでよかったASD関連本4選!【世界自閉症啓発デー】

当事者の私が読んでよかったASD関連本4選!【世界自閉症啓発デー】

毎年4月2日は世界自閉症啓発デー!ということで、今年もいち当事者として何か書きたいと思い、筆を執っています。

昨年は提言みたいな内容だったので今年は襟を正し(?)、当事者としてこれまで読んできた神経発達症(発達障害)関連本のオススメをご紹介します。だいたい私が読んだ時系列順となります。

本はそれぞれ製品ページへ飛べるようにしておくので、気になったものはぜひご覧になってみてください。

また、皆

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ASD的、生産性を求められる仕事に疲弊する日々

ASD的、生産性を求められる仕事に疲弊する日々

先日、以下のポストをしたら複数の反応を頂けたので、もう少し心の中を掘り下げてみようと思います。

僕は現在、ITエンジニアとして働いています。神経発達症(発達障害)のASDの障害者手帳持ちながら、なんとか1年と少し働いてきました。

多くの人がITエンジニアに抱く印象は、”スマートに効率よく仕事してそう”や”業務を自動化して云々”だと思います。実際すごいエンジニアさんはこの印象通りの仕事をされてい

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ASD的恋愛失敗エピソード~feat.俺~

ASD的恋愛失敗エピソード~feat.俺~

ああ恥ずかしい…非常に恥ずかしい…

と思いつつも、今回はASD(自閉症スペクトラム)を持つ僕が過去にやらかした、ASDに由来する恋愛の失敗談を赤裸々に暴露するのでどうぞ笑ってやってください。

ちなみに僕についての情報ですが…
成人し、社会に出てから発達障害のASDだと診断をされました。今回の内容はすべて発達障害発覚前の話であり、素の自分の振る舞いに対して「今思い返すとバリバリASD出とるやんけ

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ASDが雑談をうまくこなすポイントを4つ考えてみた

ASDが雑談をうまくこなすポイントを4つ考えてみた

自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ人々は、コミュニケーションにおいて困難を抱えることがよくあります。僕自身もこれまでの人生で非常に困ってきました。

ぼく自身がASDでありながら、おとなになるまで誰にも発達障害を指摘されずに育ってきた程度には、一般人に擬態して生きてこられた雑談力(?)があるはずです(たぶん)ので、お役に立てれば幸いです。

(正直いまでも雑談には苦手意識ありますけど…笑)

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【ASD】時代が時代なら刀鍛冶にでもなりたかった

【ASD】時代が時代なら刀鍛冶にでもなりたかった

世の中の、ほんの一握り。自閉症スペクトラム(以下AS)という類まれなる特性を持った人たちがおりまして。

まあぼくなんですけどもね。

今回は「特性のある人全般」を指したいので、ASDではなくASで統一させていただきます。

ASは、ざっくり言うと次のような特徴があります。

・口語のコミュニケーションが超苦手
・マルチタスクが超苦手
・空気を読むの超苦手
・こだわりが超強い

そんな特徴があるも

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グレーゾーンという言葉の存在について

グレーゾーンという言葉の存在について

先日、「発達障害を診断する医者が”グレーゾーン”という言葉を使うべきではない」という主旨の記事を見かけました。
今回はこれに対する僕の考えを書いていこうかと。

決してその記事を晒し上げるようなつもりはありません(のでURLも載せません)。

その記事いわく、

筆者は上司にADHDを疑われ、診断を受けに行ったそう。
すると医者から「白よりのグレーゾーンですね」と診断され、それ以降筆者は「結局自分

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ASDだけど家で起きた不測の事態に対応できた件

ASDだけど家で起きた不測の事態に対応できた件

トップの画像のパスタ、美味しそうじゃありませんか?

実はこれ、ボンゴレパスタなのに白ワインを使っていないのです。さっき作りました!

・・・

時はさかのぼること数時間。KALDIで白ワインを買い、スーパーでアサリを買い、アサリの砂抜きもセッティングしたし準備万端!

にんにくなど、食材の下ごしらえもしてさあワインもスタンバっておこうかと開けようとした矢先、

「ん?…コルク栓…だと……。」

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NHKが発表した「障害」の表記に関する所感のまとめ

NHKが発表した「障害」の表記に関する所感のまとめ

僕が発達障害関連の情報を集めている過程で見つけた、NHKが2020年4月1日にHP上で公開した『「障害」の表記について』という発表の内容をまとめます。

この内容は2019年11月22日に開催された第1441回放送用語委員会で話し合いがされたものだそうです。

詳細が気になる方は、リンクを掲載するので実際のPDFもご覧になってください。

https://www.nhk.or.jp/bunken/

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面接の服装を「平服」っていうのやめて!【自閉症スペクトラム】

面接の服装を「平服」っていうのやめて!【自閉症スペクトラム】

こないだオンラインでアルバイトの面接を受けたときに、「平服で結構です」という指示をされました。

「ああ、平服って普段着のことだよな、おっけー」

とスルーしかけたのですが、これがトラップ!
ASD傾向のある方、お気をつけて!

僕のモヤッとセンサーが反応したので調べてみると、就活の面接などで使われるときの「平服」は普段着を意味していないというのです。どういうことなの……。

これはいわゆる、「普

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『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』を読んで【読書感想文】

『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』を読んで【読書感想文】

4月2日の世界自閉症啓発デーをいい機会だと思い、翔泳社さんの『発達障害の人が上手に働くための本』を読んだので、その内容や感想をまとめます。

この本はひとことで言うと、会社で働いている発達障害当事者の人にとてもおすすめできる本だと思います。

どんなことが書かれているの?本の内容は、主に発達障害を持つ大人が会社で働くときに発生しがちな困難の原因とその対策です。

また、本文の合間にはコラムとして、

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【読書感想文】『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』を読んで

【読書感想文】『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』を読んで

最近、発達障害のひとつであるASD(自閉症スペクトラム)について調べる中で、本田秀夫さんの著書『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』を読みました。

今回はこちらの本の感想をお伝えしたいと思います。

ひとことで言うと、この本は特に、ASD傾向を持つお子さんがいる親御さんにおすすめできる本だと思います。

この本をざっくりまとめるとこの本の内容を簡単にまとめると、次のよう

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嘘をつけない人がいるって知っていますか?

嘘をつけない人がいるって知っていますか?

エイプリルフールということで、”僕たち”に関するこんなネタでも。

世の中には、嘘をつくことができない人間が少なからず存在します。

多くの人は「嘘をつくことができない」ってどういうこと?と思うかもしれません。
でもどうやら、”僕ら”からすると、この感覚はどうやら当たり前のようです。

さて、”僕ら”とはいったい誰なのか?

ずばり、ASD(自閉症スペクトラム)の特性を持つ人たちです。

”僕ら”

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グレーゾーンのオフ会とかしてみたい話

グレーゾーンのオフ会とかしてみたい話

昨年12月頃に主治医に言われて知ったのですが、僕は発達障害のグレーゾーンみたいです。

それを聞いてからというもの、発達障害について調べまくりました。そしてどうやらADHDの傾向はほとんど無く、かなりASDの傾向アリということがわかりました。

とはいえ、診断が出るほどではないので”グレーゾーン”という領域なのですが、周りからは定型発達の人たちと同様の生活が求められてきました。
(そしてそれが自分

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