【ASD】時代が時代なら刀鍛冶にでもなりたかった
世の中の、ほんの一握り。自閉症スペクトラム(以下AS)という類まれなる特性を持った人たちがおりまして。
まあぼくなんですけどもね。
今回は「特性のある人全般」を指したいので、ASDではなくASで統一させていただきます。
ASは、ざっくり言うと次のような特徴があります。
・口語のコミュニケーションが超苦手
・マルチタスクが超苦手
・空気を読むの超苦手
・こだわりが超強い
そんな特徴があるもんだから、AS人は現代社会では特に浮き彫りになるわけですよ。
そんである種のマイノリティだったりするので、SNSではクラスタが形成されたりもしますし、ASやその他の発達障害の特性を持つ人がどう生きていくか、なんて話題がしきりに議論される。
例にもれずAS特性が顕著に環境と合わずに退職をしたぼくも、日々生き方にについて考えているわけでございます。
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さて、一般的な会社で働こうにも、どうにもうまくいかないときた。しかしながら、生きていくためには日銭を稼がにゃあいかんのです。
じゃあどんな仕事をしていけばええんかって話になりますがね。これが難しい。
ぼくがふと思ったのは、刀鍛冶とかいいなあと。
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刀を作るのって、まさに職人の世界って感じがしますね~。
なんか地味でおじいちゃんが頑張ってる、みたいな印象あると思いますが、決してそんなこともないみたい。笑
こんな、「ザ・職人」な仕事って、AS人に向いてるんです。
まず、鍛冶って完成までの工程がガチガチに決まっているんですよ。AS人は次にやることが曖昧だとパニクるので、工程がすべて決まっているのはとてもありがたいと。
そして、メインの仕事中に人とのコミュニケーションが必要ないところもGood。刀とだけ向き合えばいいんですから。売るのは商人の仕事で職人は作ることに集中していれば大丈夫。
さらに、ニッチで極め甲斐があるのも魅力。こだわりの強いAS人は、一度ハマってしまえばこういうの大好きです。鋼材の種類がどうだとか、混ぜる比率がどうだとか、一生話せると思います。笑
個人的には、包丁の職人になってダマスカス模様を極めたいですね。アート作品として個展を開きたいくらいです。
おまけに、静かに暮らせそうなのもけっこういい。ちょっと人里離れたところにある工房で、タバコでも燻らせながらプハーッって。
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なぜかわからないけど、仕事のことを考えていたら刀鍛冶に思いを馳せてしまった。
もしこれを読んでくれたあなたがASだったり、近しい人にAS傾向のある人がいるなら、「職人系」のものを仕事として考えてみるのもありかもしれません。
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