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日々雑感

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日々思ったこと、感じたことを特にテーマを決めずに書いています。
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2021年9月の記事一覧

双極性障害【バネ】

双極性障害【バネ】

バネが跳ねる前には必ず縮みます。

同様に、人でも動物でも跳ぶ前にはバネが縮むように必ず膝を曲げます。

私がこの病に罹って気落ちしているときに、人から言われたこと。
「今は跳躍に備えて、膝を曲げているとき。バネのようにそれが跳ねるときがきっとくるよ。」と。

なかなかうまい例えではあるけど。
でもなぁ。
もう20年近く縮んだままのバネだからねぇ。
弾性を失ってしまったバネになっちゃったような気が

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双極性障害【こころ】

双極性障害【こころ】

「こころ」「心」ってなんでしょう?

双極性障害やうつ病のことを「こころの風邪」とか「こころの喘息」などと言う人がいます。
「こころが病んでいる」なんて言い方もあります。

また、一般的にも「心が優しい」「心がきれい」「心が美しい」などの言い回しがあります。

そして、いつも思うのです。
「こころ」ってなんだろう、と。
私が病んでいるのは「こころ」なのか?
その「こころ」はどうしたら治せるのか。

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誰の都合?

誰の都合?

こちらが挨拶をしても、挨拶を返さない人っていますね。

気がつかなかったのか、挨拶をしたくないのか、或いは、私に良くない感情を抱いているのか。
いずれにしても、良い気持ちはしません。
でも、あるとき思ったのです。
挨拶を返さないのは、その人の都合。
挨拶を返して欲しいのは、私の都合。
その人は私の都合で生きている訳ではない、と。

もちろん、挨拶は返すべきだと思います。
でも、その人にはその人の都

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障害をオープンにするということ

障害をオープンにするということ

精神障害のように表面上、障害を持っていることが判らない場合、例えば、就労にあたって、障害を明らかにして就職するか、それを言わずに就職するか、迷います。

障害者として就職することをオープンといい、言わずにいることをクローズといいます。
当然のことながら、オープンにすればハローワークでの求職も「障害者枠」で仕事を探すことになります。
そうすると、求人数は減り、仕事の内容も限定されたものになります。

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マインドフルネス

マインドフルネス

最近、「マインドフルネス (Mindfulness)」という言葉を耳にすることが増えてきました。

「マインドフルネス」の定義は指導者によって様々なようですが、今までに私が聞いたことのある定義は「瞑想から宗教性を排除したもの」や「今この瞬間のありのままの自分を肯定も否定もせずに見つめ、気付くこと」などです。

集中力を高めて仕事の効率を上げるために毎朝マインドフルネスを実践している企業があるようで

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せっかくだから

せっかくだから

最近出会った言葉。

「せっかくだから」

怪我をした、病気に罹った、失敗した...
「怪我をしてしまった。これで暫く練習ができない。あのとき無理をしなければ...」
「風邪を引いてしまった。会社を休まなくてはならない。仕事が遅れてしまう。」
「失敗した。何故、あのときこうしなかったのだろう。」
こう考えてしまうことがよくありますね。

私はごく最近、大切にしてきた友人を自分の短気が原因で失ってし

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双極性障害【書くこと】

双極性障害【書くこと】

鬱状態。

とにかく何もできない。
する気になれない。
やりたいのにできない。

それまで大好きだったことにすら興味を失ってしまう。
居ても立っても居られない。
自分を消し去りたい。

どう思うかは人それぞれ。
側から見れば「怠けている」とも見えるでしょう。

精神疾患は原因がはっきりしない場合も多い。
仮に原因が判ったところで、一度壊れてしまった「心」を元に戻すのは容易ではない。
その原因を取り

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双極性障害【とにかくやる】

双極性障害【とにかくやる】

今日は、昨日書いたことと正反対のことを書きます。

昨日は「そのときにできることだけをやる」と書きました。
そうすることで、少しずつできることが増えてくる、と。

これは「気分で自分の行動を決めている」ということです。
これと逆の考え方があります。

気分がどうあろうと、とにかくやる。
目の前にあることに、気分とは関係なく手をつける。
それを繰り返すうちに次第にそのことができるようになってくる。

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双極性障害【できることをやる】

双極性障害【できることをやる】

私の日々の心がけ。

「心がけ」というのは語弊があるかもしれませんが、「そのときにできることをやる」「やりたくないことはやらない」。

あれもしなきゃ、これもしなくては、と思うことはあるものの、敢えてこうしています。
なぜかというと、「ねばならぬ」という気持ちで始めても、長続きしないからです。
テレビを見ることすら、よほど気持ちが乗らないと、見てもせいぜい10分程度しか集中できない。
好きなドラマ

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双極性障害【薬のこと】

双極性障害【薬のこと】

昨年11月ころから始まったひどい鬱状態。

それまで通っていたクリニックではその辛さをどんなに訴えても、少しも薬を変えたり増やしたりすることはありませんでした。
むやみに薬を増やしたくないとは思うものの、そのころの落ち込みは何年かぶりのひどささったので、それを訴えてもやはり薬を変更してはくれませんでした。

初めて双極性障害であることの診断をしてくれ、何年もかけて気分を落ち着かせてくれたクリニック

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双極性障害【こんな病気に...】

双極性障害【こんな病気に...】

こんな病気に罹っていなかったら...

こんな人生ではなかったはずだ...
毎晩「このまま目覚めなければいい」と思いながら床に就く。

この病気の発症以来こんな風に考えなかった日はありません。

毎日が真っ暗闇、空に例えれば土砂降りの雨。
良くても厚い雲に覆われた曇り空。

でも、気分が落ち着いているときにふと思うことがあります。

この病気に罹ったから経験できたことがあるのではないか、と。
この

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「障害」の表記について

「障害」の表記について

私はつい最近まで「障がい者」という表記をしていました。

それは、「害」の文字が否定的な意味を持つから、或いは、私たちは「害」を与える「者」ではないから、という気持ちからでした。
私だけでなく、この世界ではこのような理由から「障がい者」と表記することが多いようです。

しかし、最近、気が変わり、「障害者」と表記することにしました。
それは、「害」であろうが、「がい」であろうが、「障害」という否定的

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双極性障害【過食】

双極性障害【過食】

ここ3年ばかり、過食が止まりません。

過食をせずに落ち着いている時期はごく短期間。
長くてもせいぜい2、3週間。
あとの期間は過食衝動を抑えることができません。

家にいるときはもちろん、仕事中でも、家にいるときほどではないにしても、何か食べたくてならなくなることが多いです。

何を食べたくなるかはそのときによって異なります。
お菓子類だったり、炭水化物類だったり。

過食衝動を抑えるための安定

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診察

診察

昨日は退院後、最初の診察でした。

血液検査とレントゲン撮影をしてから主治医の診察。
特に異常はなく、順調に回復しているとのことでした。

昨日は自宅から駅まで、電車の乗り換え、病院の最寄り駅から病院まで、と今までやってきた歩行練習の時間を大幅に超える時間歩きました。
ゆっくりした足取りで、少し不自然な歩き方ではありましたが、無事に病院にたどり着きました。
帰りには少しより道もしました。
合計1時

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