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「障害」の表記について

私はつい最近まで「障がい者」という表記をしていました。

それは、「害」の文字が否定的な意味を持つから、或いは、私たちは「害」を与える「者」ではないから、という気持ちからでした。
私だけでなく、この世界ではこのような理由から「障がい者」と表記することが多いようです。

しかし、最近、気が変わり、「障害者」と表記することにしました。
それは、「害」であろうが、「がい」であろうが、「障害」という否定的なものを抱えている「者」であることには変わりはない。
「障」という文字も否定的な意味を持っています。
もし、否定的な印象をなくしたいのだったら、いっそのこと「しょうがい者」と表記すればいい?
でも、どう表記しようが「障害」は「障害」。
それを持っている「者」であることには変わりはない。
「害」を「がい」にしたところで、世間の見る目が変わる訳でもない。
そう思い直したわけです。

そして、そういうことにこだわるよりも、日々元気に暮らすように努める方が大事だと思うのです。