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双極性障害【とにかくやる】

今日は、昨日書いたことと正反対のことを書きます。

昨日は「そのときにできることだけをやる」と書きました。
そうすることで、少しずつできることが増えてくる、と。

これは「気分で自分の行動を決めている」ということです。
これと逆の考え方があります。

気分がどうあろうと、とにかくやる。
目の前にあることに、気分とは関係なく手をつける。
それを繰り返すうちに次第にそのことができるようになってくる。

私の場合でいえば、仕事がその一つです。
私は今の仕事がとても好きです。
それなのに、朝、頭が重くてなかなか家を出られないことが多いです。
「今日は休もうか」と思うことがしばしばあります。
そこでその気分に従って、仕事を休んでしまうと、自責の念、自己嫌悪しか残りません。
ですから、頭が重くても、気分が落ち込んでいても、よほどのことがない限り、とにかく家を出ることにしています。
そうして、やっとの思いで職場に着いて、仕事を始めるとだんだん気分が回復してきます。
一日の仕事を終えた後には満足感、達成感があります。

昨日書いたように、気分に従って行動するのと、気分がどうあれ、とにかく行動すること。
どちらが良いかは人によって異なるでしょうし、同じ人のなかでも場面によって変わるでしょう。

私にとってもう一つの「とにかくやる」ことは文章を書くことです。
とにかく書く。
書くことが思いつかなくても、とにかくパソコンに向かい、キーボードに指を置く。
そのうちに気分が悪かったことは忘れて、一つのまとまったものを書きあげる。

気分に従って行動すること、それと、とにかくやること。
私はこの両者を使い分けながら自分の病気に対処しています。