2021年1月の記事一覧

自閉ちゃんが生きる道を模索することにしたんです~これから~

自閉ちゃんが生きる道を模索することにしたんです~これから~

 2回にわたって、経緯についての記事を書きました。
~はじまり~
~個性の一粒一粒を磨いて光らせたい~
そして、今回。
彼が この春就労移行支援施設を卒業するに辺り、
彼のこれからを真剣に考えた。
お母さんとも何度かお会いしてお話をさせていただいた。
私のところは福祉施設、事業所ではなく、
あくまでも教育にこだわった場所。
就労支援、ガッツリやっているわけではなく
発達に不安があったり、発達障害、

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自閉ちゃんが生きる道を模索することにしたんです~個性の一粒一粒を磨いて光らせたい〜

自閉ちゃんが生きる道を模索することにしたんです~個性の一粒一粒を磨いて光らせたい〜

 以前に書いた記事の続きです。

自閉ちゃんの彼との出会いは、
彼が高校生になってすぐだったと記憶しています。
もう、出会いから6年が経ち、7年目に入りました。
その頃から随分と発達成長しています。
特に行動範囲が広くなり、今でこそ自粛していますが、
電車で一人で出かけることもありますし、
大好きな古本屋さんはあちこちに行きつけがあるようです。

彼は、私など足元に及ばないくらい才能があります。

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自閉ちゃんが生きる道を模索することにしたんです~はじまり~

自閉ちゃんが生きる道を模索することにしたんです~はじまり~

 ずっと書いてと言われていたのだけれど、なかなかスイッチ入らなくて逃げていました。(笑)
けれど、そろそろ期限。
何度も修正するだろうけれど、とりあえず今日書けることを書いておく。
とにかく、書いておく。
なぜ書く必要があるかは後々わかると思うので。

 学びづらく、生きづらい子たちのサポートをしてきて気が付けば25年を優に超えていた。
幼くて通ってきた子たちは、節目節目で卒業していった。
幼児は

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数か月前に後悔したこと<若者のサポート>

数か月前に後悔したこと<若者のサポート>

 あまり、後悔することがない。
その時に最前と思えることを行動に移すことが多いから。
その都度 自分なりにやり切るから・・・。
その後がどのように進んでも納得してる。

そんな私が数か月前に後悔と懺悔の念にかられる出来事があった。
そして、これまた私には珍しくその後悔したことを修復できないかと
行動にうつした。
うまくいくかはわからないけれど、
とにかく私がした決断を謝って
今からでも出来ることは

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あなたには「発達障害」というユニークさを強みに変える勇気があるか?<大人の発達障害>

あなたには「発達障害」というユニークさを強みに変える勇気があるか?<大人の発達障害>

昨日の投稿の続きのような記事になるけれど、
大人になってから「発達障害」を受容し、
公表している人たちを身近に見て思うことがあります。

大人になってから「発達障害」に向き合わねばならなくなった時、
大抵の人は、同じような境遇の人達と集り、
支え合うという行動を起こします。
学生や若者であれば余計です。
それは、良いことだと思っています。
若年層の人のサポートは自立支援かキャリアサポートくらいしか

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発達障害であることを受け入れるだけでは救われないと言うこと<大人の発達障害>

発達障害であることを受け入れるだけでは救われないと言うこと<大人の発達障害>

 今までは、お子さんの発達の事で相談に来られる保護者の方がほとんどでした。あるいは 支援者側で学びたいというご希望も多いのですが、
最近は、大人の方から自分自身が当事者で<発達障害>について悩んでいると相談を受けることも増えてきました。
学生、社会人の方、だけではなく企業の人事やメンタルヘルスに関わる方からのご相談も多くなってきました。
 実際に相談にのったり、
はたまた悩んでいる人の様子を拝見し

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同年齢の子たちとは上手く関われなくても異年齢、異環境で育った子たちとは楽しそうにしてるって話<ユニークな子の育ち>

同年齢の子たちとは上手く関われなくても異年齢、異環境で育った子たちとは楽しそうにしてるって話<ユニークな子の育ち>

 新年あけましておめでとうございます。
本年も気まぐれなお話にお付き合いいただけると嬉しいです。

さて、毎年なんやかんやと言いながら
子どもたちを連れて合宿に生き始めてもう10年くらいになるかと思います。
最初はデイトリップから始まり、2泊、3泊 そして最後には1週間強の日程で子どもたちと寝起きを共にし、発達を援助する試みを行ってきました。
で、やっぱり合宿は子どもの発達、成長にとっても 支援者

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