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自分の中にないものと出会うことで生まれる何か。

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自分がその時感じるままに生きてきたら 今の自分にたどり着いた。 模索しながら、正解を探して回ったけど そんなものなくって その時その時に、自分が何を感じているか? どんなことをし…
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Say Sue Me

Say Sue Me

少し背伸びしながら歌うこと
音に身を任せ目を瞑りながら、ギターを弾くこと
時折、笑顔になりながら、ベースを弾くこと
メンバーの呼吸を感じながらドラムを叩くこと

これまで、CDの音源でしか聴いたことがなかった音楽を
目の前で、演奏している人が鳴らしている音として感じること。
聴こえてくる音と共に、その人達がどんな風に音を出しているのかを
直に観ながら、音を聴くということ。
あぁ、これが音楽だな。っ

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予測不能で不安になるより、開けてびっくり玉手箱。な人生を楽しむ。

予測不能で不安になるより、開けてびっくり玉手箱。な人生を楽しむ。

昨年度に引き続き、今年も

放送大学で、心理学を学んでいます。

昨年の経験を元に、今年こそは

スムーズに進めるぞ。

と決意したまでは、良かったけど

案の定、通信指導の教材を提出する

1週間前になってて、1日2時間ずつ、

授業をこなさないといけない事態に。。。

今回は、たまたま

学ぶ内容が、めちゃくちゃリンクしている

授業選択だったみたいで

毎時間、毎時間、

同じ単語がずっと続

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私の人生に必要なものは、誰かが連れてきてくれるのだ。

「あ、この辺でお願いします。」

と、タクシーの運転手さんに告げると

「ここで、降りるよ。」とアキラは言った。

私は、言われるがままタクシーを降りる。

六本木と青山の中間あたりの路地

「こんなとこ、まじで緊張するんやけど、どこ行くと?」

という言葉を出すのをやめた私が立っていたのは

私1人だったら、気後れして絶対に来ないような

お洒落な場所。

近くにあったビルの外階段を上り2階へ。

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大好きで大嫌いだった。

大好きで大嫌いだった。

私が、好きなアーティストの話をすると

「そんなのの、どこがいいわけ?」

と必ず、けなしてくる。

私が誰かと一緒に楽しそうにしていると

隣で、いつも不機嫌そうに、悪態をつく。

帰ろうとすると

「俺より、あいつの方がいいわけ??」

と、絡んでくる。

いつの間に、私とあなたは付き合ったんですか?

って聞きたくなるくらい、独占したがる。

めちゃくちゃ才能があって実力もあって、

ライブ

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いくつになっても、心が震える瞬間はやってくる。

いくつになっても、心が震える瞬間はやってくる。

40歳になって、今更だけど、放送大学で、心理学を学び始めた。

講義を聴きながら、自分の体験したこととのあまりの重なり具合で

「あぁ、あれは、そういうことだったのか。」とか

「そういうことか!!!」と、改めて、学びを深めてみたり

首がもげるくらいに同意したいことがあったり

どの講義を受けても、あまりの興奮に、テーブルを叩いたり

思わず、変な唸り声をあげながら聴くこともある。

そして、今

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いちご牛乳

いちご牛乳

「え〜!勿体無い!」

そっか、勿体無いと思うのか。

友人の営む小さいなお店で

その友人の友人が育てたいちごを買った。

「家に帰ったら、いちご牛乳にして食べよう♪」

と、言ったら、友人にそう言われてしまった。

小さい頃、いちごの季節になると

母が、いちご牛乳を作ってくれた。

先が二股に割れた、そこが真っ平らになっていて

いちごのつぶつぶの模様が付いているあのスプーンで

緑のヘタを

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くれくれ星人でもいいじゃん、だって昔の私だもん。

くれくれ星人でもいいじゃん、だって昔の私だもん。

私も、どうにかして、ピラミッドのトップに立ちたくて

どうやったら、みんなが言っている

「成功」の場所に辿り着けるか知りたくて

そりゃ〜もう、色んな人のセミナーに行って

たくさんたくさん、自分を着飾ることを身に纏い続けて来て

それでも、なんかうまく行っている気がしなくて

本当に、彷徨い続けたなぁ。

ラグジュアリーなホテルでのお茶会とかさ、行きまくったし

ステキなレストランのランチ会に

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初夏とくるり

初夏とくるり

空は真っ青で

木々の緑は、深い緑と若い緑と

名前も知らない無数の緑色が入り乱れていて

はっきりと自分の存在を主張しているのを

電車の窓から眺めながら、私は神奈川に向かっている。

今日は、これから神奈川郊外のお店に

来月リリースの商品の案内に行くのだ。

「あのお店は、このジャンルに強いから、

あのページのあのタイトルと、

このページのこのタイトルの入荷数を

少し増やしてもらおうか

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Remoの無料体験を体験して分かったこと。

Remoの無料体験を体験して分かったこと。

家にいることで、オンラインでの集まりが増えましたね〜?

これまでも、講座やセミナーを受講するのに

ZOOMを使っていたので、これからの自宅作業やミーティングに

どんどん活用するぞ!と思っていたところに、

ZOOMのセキュリティ問題が浮上。

しかし、私自身に、機密事項があるわけでもなく

誰かに聞かれて困るような話も、滅多にしないので

ZOOMをアップデートをこまめにしながら

これまで

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対岸の火事だと思っていたけど、すぐ側まで来てしまった。

海の向こうの自分には関係ないとうっすら思っていた物が

もう、すぐそばまで来てしまった。

バイトしているショッピングセンターは

学校が休校措置を取っている間は、時間短縮営業をしていたけれど

学校の休校期間が終わったら、通常の営業時間に戻ったし

ショッピングセンターにも

先週の三連休くらいからいつもと変わらないくらいの人が

買い物に来るようになったぁ。

みんな、休校措置の間にストレスが

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私がみている世界は、私がどんな風に見るかで変わる。

私がみている世界は、私がどんな風に見るかで変わる。

「ねぇ、なんで、フライパンを火にかけて乾かさないの?汚いじゃん。」

「塩はさ、天然塩じゃない?普通。」

彼と付き合うようになって

私は私が思っていること感じていることを

否定され続けて

段々と、自分の感じることに自信がなくなっていった。

些細なことだけど

毎日、彼の普通を押し付けられて

「私」が人生で学んだ全てのことを否定されていた。

「なんで、君はそんな辛い思いをしてきたんだ。

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自分の記憶を思い出しながら焼き付けていく。

昔の男が死んだ。

自分の記憶の中にある彼との思い出を

何度も何度も思い出そうと

薄く深い底に埋もれていた記憶を引っ張り出し

これから先も、しっかりと思い出せるように

焼き付けていく。

一緒に飲んでいる時に、チラリと見える

右腕のタトゥー。

一心不乱に、緻密な黒い線で描いていた絵。

「このまま1人で家に帰りたくないなぁ。」

と思いながら町を歩いていた時に

目の前から歩いてきた時

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