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「目を休めて、耳で聴く」音声記事はこちらです

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記事を読み上げたものを、音声にしました。移動中や、作業中、療養中(入院中)の方にも。最近視力が落ちてきた。動画を観すぎたから目を休めたい。産後は目を使うと回復が遅れるし、老眼でも… もっと読む
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2020年3月の記事一覧

「自分の頭で考えましょう」。よく言われる言葉です。でも、ここぞという時には「考えない力」が威力を発揮します。「考えないこと」が必要な局面というのは、人生の中でも重要度が高いことが多いのです。しかも、「考えないこと」が唯一の方法である場合が多い。体のほうに意識を寄せて、考えない力を鍛えることが大切なのです。

ネットにも本にもない情報は、どこにあるのか。それは、不特定多数に見られないところにあります。「特定少数」。つまり、生身の人との内緒話や、秘密の話の中にあるのです。たしかに、離れた人だから言えることがある。でも、「データの残るところでは言えない」ということがあります。ネットにも本にもない情報を得るために、誰かと内緒話をする機会を増やしてみてはいかがでしょうか。

尊敬するとはどういうことか。それは、「目指しつつ、追い越す」ということです。感情だとわかりにくい「尊敬」も、行動だとわかりやすくなる。尊敬される側からみても、「あなたのようになりたい」と言ってくれた人が自分を追い抜いたのを見た時、「あぁ、自分は尊敬されていたのだ」と実感するはず。尊敬する人がいるなら、その人を追い越さなければならないのです。

わからないものを、わかったことにしてしまうと、判断ミスにつながります。確かに、わからないままにしておくのは難しい。負荷がかかるからです。脳は、判断したいし、意思決定したい。だから、脳ではなく、体や細胞のほうに意識を向ける。そうすると、わからないものをわからないままにしておく能力が鍛えられるのです。