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アンリマユ
2024年4月9日 20:42
私は大和武尊から神託を受けました。目の前に広がる映像は壮絶で、巨大な火柱が空を焦がし、血と炎、そして煙に包まれた中、真っ黒な髑髏の軍勢が出現し、人々が互いに殺し合っていました。衰退する國での生活は、精神を恐ろしく腐敗させ蝕むだろう。苦しみが重くのしかかる。かつて、人口増加と繁栄が永遠に続くとを前提に造られた社会システムや価値観は、すべて機能不全に陥っている。私達は、経済的に今日よりも明日が
2024年4月9日 15:37
夢と過去の記憶の間で織りなされた世界で、私は亡き父の車に座っていた。安価なセダンの車で、薄く引き伸ばした安っぽい金属で出来た車だ。父は車を停めて、私を車内に残したまま、すぐ目の前で木の葉っぱなどを見てる。雑草学の研究をして居た私の父親は、旅行をかねて植物採取などを行なって居た。車の中で待って居た私は急に頭が重くなり貧血のような眩暈がして父親に助けを求めた。直ぐに父親は私の元に駆け寄り介
2024年4月2日 02:30
マンションの非常階段に少年が座ってる。いかにも少年が脚をブラブラさせながら座ってるのが似合う階段だから、自分の妄想だと思いながらも気になってた。何度か玄関を開ける時に、部屋においでと手招きしたけど彼は来なかった。やっぱり自分の空想なんだろうと思いながらも、家を出る時と帰る時に、気にするようになってた。彼はだいたい居るけど、居ない時もあった気がした。はっきり見えてるけど、そんな所に少年が
2024年3月19日 16:31
まだ私が愛を知ら無い昔。巫女と出逢う前の時の話だ。この時の私は普通の人と同じように生きる事を目標にして居て、まずは格好だけでも普通の人に成ろうとスーツを着て生活をして居た。社会に溶け込んで、少しでも普通になりたいと、自分の心の内に棲む魔物を表面化させ無いように、穏やかに生きて行く事を心がけて居た。∴上野を散歩してるとテレビ局の人に話しかけられた。その人達は変わり者を探していると言う
2024年3月17日 19:22
心霊現象に興味を持った私は自身の家系について母に尋ねた。祖母が言うには代々の仏教家系で私の曽祖母は般若心境を呼んでいたらしく祖母も般若心境が好きだと言って居た。そんな祖母と結婚した祖父は、父と同じ神道だったそうだ。私の男子家系は父方も母方も神道だったようだが、祖父は祖母の意向を尊重し仏教で墓を作って居る。この事実を考えると、やはり女の尻に敷かれる定めの家系なのだろうか?と感じた。かく言う私も、
2024年3月14日 10:14
彼女への淡い恋心が、私を霊や神々がひそむ異界へと導いた契機となった。その謎めいた旅路に足を踏み入れた理由を、私は深く考察していた。まず、私自身が何らかの精神疾患に陥り、現実とは異なる幻想を見ている可能性。次に、彼女が記憶を失っており、実は私のことを深く愛しているという可能性。あるいは、私たちの運命を操るような神仏のような存在が、この不思議な巡り合わせを意図的に引き起こした。そして最後に、全く逆
2024年3月13日 18:41
生まれて初めて私はようやく本当の愛に目覚めた。相手の女性は霊能力を持つ家系に生まれ、頻繁に霊を感じたりする事が有ると言う。しかし、自分自身で霊を祓うことはできず、しばしば苦悩の表情を浮かべていた。霊など信じない私は、彼女の苦しみを精神的な問題だと捉えていた。しかし、彼女はまるで私の心を読むかのような行動を見せることがあり、偶然では説明がつかないほど、私が心に思うことを言い当てた。それでも、
2023年12月21日 13:37
眼を覚ますと、宇宙の中で浮遊している自分に気づいた。目の前には、強大な眼があった。それこそ蚊ほどの大きさの私と比べると計り知れないほどの巨体で、観音像のような姿をしていた。その肌は生きたダイオウイカを思わせるシルバー色で輝き、水銀のような金属質を帯びていた。私が想像していた神聖な存在よりも、むしろエイリアンのような印象を受けた。人間は脳から発せられる電気エネルギーが信号として神経を伝達して
2023年12月20日 11:44
私には小学校4年生から今だに関係が続いてる男友達が居る。子供の頃から私はクラスの中で特異な存在だった。特別いじめられることはなかったが、いつも4、5人の友達と一緒にいて、彼らには「兄貴」と慕われていた。私たちの小さな集団は、時にはクラス全体と対峙することもあった。クラスの行事がある度、私の派閥はクラスの他の生徒たちと対立し、緊張感が漂っていた。そんな時も、彼はいつも私のそばにいた。私たち
2023年12月18日 14:20
自らの特殊能力を自覚した私は直ぐに試練の到来を予感した。本来なら気づく事なく生きて行ける力を自覚すると言うことは、普段からそういう力を必要とする生き方をしてると言うことだ。そんな環境で生きてる為に普通の人が目覚めない力に目覚める。それはチーターに追いかけられた鹿が、命懸けで走り抜け続けた先に知り得る自らの逃亡力の高さみたいなものだ。自分が作り出した妄想だと思っていた世界や事象を、全く同