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心理学歴10年の人間が人間について語る

あなたは人間が好きですか?嫌いですか?

普通に生きていると人間が好きか嫌いかなんて考える機会なんて中々ないと思うので、この機会にぜひじっくり考えてみてください。


ちなみにまひろは人間がめちゃくちゃ好きでもありますが、めちゃくちゃ嫌いでもあります。だからどちらかと強いて言われれば好きかなぐらい。


しかし、兎にも角にもこの日本、いや地球という社会で生きていこうと思えば、人間と人間が関わり会うことは必然です。それ以上もそれ以下もなく。

なぜなら人間は一人っきりでは絶対に生きていけない存在だからです。生まれた瞬間からたった一人で最後まで生き残った人間なんてこの世には存在しません。そして今の現代社会を見ていただければ理解できるかと思いますが、どこを見てもこの社会は人間と人間は互いを支え合っています。

すなわち、現代の日本は資本社会や学歴社会だなんだ言われていますが、その前にこの世界は人間社会です。仕事をやるにも、恋愛をするにも、遊びにも必ず人間は人間と関わります。


だから人間が嫌いな方も人間が好きな方も、【人間】という生き物を理解することにはとんでもなく価値があることなんです。

人間という生き物を理解するということは、逆に言えば仕事や恋愛や遊びでも大きなアドバンテージがありますから。



心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。



ということで、自己紹介にも今日のこの記事のタイトルにもある通りまひろは心理学という人間の心理を追求する学問を10年間(もうすぐ11年になろうとしていますが)勉強しています。

自分自身もともと感情表現が薄くて感受性も低い薄情な人間なので、何かを好きになったり嫌いになったりすることも少ないのですが、この心理学という学問には約11年間もう魅了されているわけです。


そんな僕が今まで得た知識や感じた事を紡いで、人間ってこういう生き物なんだよという事を今日は僭越ながらお話ししていけたらなと思います。まあ読書感想文みたいなものですね。



まず人間という生き物を表すと時に一番ふさわしい言葉は「月と鼈」という慣用句だと僕は思います。



人間は「月と鼈」


人間が月と鼈?どう言う意味となりますよね。一つのものを表すのに二つのものを比較する慣用句を使うなんて日本語能力大丈夫かこいつと。

ええ、僕は学生時代は数学・理科・英語は全く勉強せずとも全国模試で偏差値60は取れるぐらいにはできたのですが、国語は大嫌いでいくら勉強しても全くできませんでしたよ。


しかし人間という言葉を表す時に一番似合っているのはこの言葉なんじゃないかなとまひろは思います。正確に言えば人間は月でもあり鼈でもある。


月って綺麗ですよね。晴れている日など夜にたばこを吸おうとベランダに出た時にはついつい上を見上げて見惚れてしまうぐらいに。

しかしそれと比べて鼈は本当に汚い。じめじめ湿った湿地帯で生息する、亀の風上にも置けないほどの汚い奴です。


だからどれだけお互い丸いという点で似ていても、大きく違います。月がいくら汚くなろうと努力しても鼈がどれだけ綺麗になろうとしても、お互いが入れ違うことはない。そのような存在を「月と鼈」と表します。


でもね、月って地球から見れば綺麗ものの近づいてよく見るとただの岩の塊だということがわかりますよね。むしろクレーターで凸凹していて見た目が悪いぐらい。

鼈って見た目は悪いですが、食材としてはコラーゲンがたっぷりで美容効果があって肌にとても栄養素が高いですよね。むしろ美意識が高い人は進んで食べたいぐらいに。


人間ってそんな生き物なんですよね。

一見優しい生き物に見えるけど、実際にじっくり観察してみれば私欲のためだけの塊だったり。一見他の生物を支配する残酷な生き物に見えるけど、実際にじっくり観察してみれば実は仲間を大切にしたり。


そして、様々な思考や感情が入り組み混ざり合い絡み合って縺れているような、綺麗でもあり汚くもあるとても複雑な月と鼈が共存しているような生き物です。



人間はとても複雑な生き物


例えば、皆さんは学生時代にこんな経験をした事はありますか?


自分「よし明日は家族旅行だから、土日の分の宿題を今からするぞ!」

ガチャ

母親「明日から旅行なんだから、宿題は今日の内に終わらせときなさいよ〜」

バタン

自分「なんか面倒くさくなったしやっぱ漫画読も、後で自分でやりたい時にやるし」



こんな経験ありますよね。やろうと思った時に言われる母親の「宿題しとけよ」忠告ほどいらないものはこの世にはないですから。

多くの学生はこうやってやる気をなくします。

しかし、よくよく考えると母親の勉強をしなさい発言自体に勉強のやる気を無くさせる魔法のような効果なんて当然ですがない訳です。


じゃあなぜ多くの子供はそれでやる気をなくしてしまうのかというと、考えられる原因だけでも責任転換現実逃避認知的不協和心理的リアクタンス自己正当化・自己決定論などなどの人間特有の心理や現象が同時に働き


「今からやろうとしていたのに母親に言われたからやる気をなくした」


「別に今じゃなくてもいいやん」


「自分で決めたから自分でやりたい」


「後でもできるし」


「命令されたくないし」


こんな様々な感情や思考が同時に働いて、自分が宿題をやらない理由を作り出すんです。人間は特に言い訳をする時はIQがグッと上がりますから、こういう場面では発生する思考や感情も特別に多いです。

元はと言えば「自分は宿題をやりたくない」というだけだったのですが、ちょっと理由ができるだけで、すぐに人間はそれに本心を結びつけて自分を正当化しますからね。


なぜなら自分は「自分が宿題をやりたくないから」という気分や感情で動くような馬鹿な人ではないと思いたくも、実際は「宿題をやりたくない」という2つの思考と感情が自分の中に共存しているからです。ね、月と鼈でしょ?



今日のまとめ


どうですか、想像できる範囲だけでも人間ってめちゃくち複雑な生き物なんですよ。

言ってしまえば、人間は自分の中に「野生の人間」と「第三者目線の人間」を飼っているようなものなのです。

※正確に言えば精神分析学では人間の行動は「イド(野生の本能)」「エゴ(自我)」「スーパーエゴ(第三者目線)」と言われる3つの観点から支配されていると言われているのですが、まあ詳しい事は置いておきましょう。


こうやって言うと人間って難しそうで面倒くさそうだな、とここまで僕のお話を聞いてくださった大半の方は思われたかと思います。本当にめんどくさいですよね。

だから悪く言ってしまえば、人間は本当の自分を受け入れられない弱い生き物です。自分の意見を主張するにも、行動を起こすにも絶対に他の理由や根拠を探してします。

僕は人間のそんな一面を気持ち悪いな、と思う反面可愛いなとも感じたりします。

だって自分も同じ人間なんですから、そりゃ可愛いでしょ。


まあそれはそうとして、確かに今日の話を聞けば人間は複雑で面倒くさそうな生き物に聞こえますが、最初にも言いました様に人間は月と鼈です。

月でもあり鼈でもあるのですから、もちろんめちゃくちゃ複雑でもあるのですがその逆でめちゃくちゃ単純だったりするんです。


と言う事で、今日は人間の複雑な面をお話しました。明日はこの続きで人間の簡単な面をお話ししていこうかなと思うので、興味がある方は是非ご覧くださいね。




それでは、あなたの人生がより豊かになるようにまひろは心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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