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六十干支の物語

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毎日XとInstagramに載せている六十干支の話を ちょっとだけリニューアルとヴァージョンアップしてお届け…
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記事一覧

42.乙巳

乙(木)、巳(火)乙は草花、巳は炎を「ドライフラワー」に例えられたり、木が摩擦して火が生まれる「木生火」といわれ、人は火を発見した事で飛躍的に社会文化が進化しました。火は伝達本能。そういえば、エデンの園でイブを誘惑し智恵のリンゴを食べさせたのも蛇でしたね。
1965年乙巳の年に文化大革命が始まり
2025年も乙巳年ですが
国家を挙げてせいぞうきょ「中国製造2025」の年で
日本が肇国の国として、律

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41.甲辰

これも2021年に書いたものになります
丙(太陽)辰(土)4月、土があるので土用がある月です。
今日から未月のスタートで、丑、未、辰、と地支が全て
土になります。

昨日、菅総理が乙丑で今月が乙未で同じ「乙」が回るの
で比肩で結果が出る時、未と丑は「沖」でよくないと書き
ました。
七夕の今日、後輩くんは一度恋のお葬式を
したのに今度は何やら女医さんの方からアクションがある
ようで、昨日はジムで体を

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60.癸亥

癸(水)は雨や雪、亥(水・11月)も癸と同じ意味があります
癸は昨日の壬のように金の気で強化はされず、逆に悪露になり
亥は冬生まれで強くなり、雨が万物を育て土を潤し金を養います。
(土の中から金属が生まれる。土生金)
相手を立てて成功するのが多いのが癸亥になります。

甲乙(木)→丙丁(火)→戊己(土)→庚辛(金)→壬癸(水)
甲から順に巡っていく六十干の最後が癸になり、
癸の漢字の成り立ちは、四

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59.壬戌

壬(水)は大河や大海、戌(土・晩秋)乾燥した土を表します。
戌は秋の収穫を終えた蔵や山でもあり、水は土に剋されるの
ので本来は勢いがある壬の水の流れが緩やかになります。
この生まれの人は面倒見が良くて人に尽くす人が多いです。
しかし水を産む金の気があると水の勢いが増し、他人を振り
回しても目標を達成しようとします。
さや🍎さんかこのうまれです。
彼女は化気格といって甲戌にもなるので
今年は仮の総

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58.辛酉

2021年のものです

今日は辛(金)酉(金)どちらも宝石や小さな金属を
あらわします。庚申も「金・金」で金が人の心を冷たく
しますが、金の陰の気である「辛」はより人の心が冷酷
になり、「辛亥」の時に「辛」→「新」の源字で痛みを
伴う改革が行われることが多く。
四書五経の易経の中では「辛酉」と「甲子」には革命が
起こりやすいとし、政治的変革が起こるのを阻止しする
目的で901年の辛酉の年に元号を「

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57.庚申

庚(金)は金属で武器を表し、申(金)も庚と同じ
意味があります。申は稲光を表し、天の神の威力をあらわして
「かみ」の意味になり後に「神」となります。
ブログやXでは時々宮中の「庚申遊」と民間の「三尸信仰」について書いてます.
甲から始まる十干の中でも一番強いのが庚と言われて
しかし良くも悪くも振り切ってしまう人が多いです。
実際に強運な人が多く高卒で会社に入り、何度か挫折があった
ものの大手企業の

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56.己未

己(土)大地や畑、未は水を含まない太陽で焼かれた土。 

己は本来は大地のような広い心を持って相手を受け入れる受容と共感性なのですが、反対に出てしまうと「おのれ」
「おのれ」になってしまいがちです。
己は人間関係の構築が上手で、未は以前にも説明しましたが
「坤」の陰徳、堅実・着実・誠実・冷静を備えて「守り」が
得意で、人の力を活用するのが上手な人もこの人ですが
自分が偉いと思ってしまうと陰転してし

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55.戊午

戊(土)山 、午(火)南、6月
6月は夏至があり太陽が一番強く、樹木が生い茂る
真夏の山が戊午になります。
この生まれの人は、サポーターが多く土壇場でも粘り強く対応して、思い込んだら引かないです。女性には強すぎるの
ので、仕事をも持ち続ける方が良い人が多く
一度は実家から離れ失敗を重ねながら人間構築をすると、強さが優しさになります。

戊(山)午(火)の組み合わせから、火山もあらわしたりします。1

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54.丁巳

おはようございます
丁(火)は蝋燭や松明等人工的な火、巳(火)は5月で、丁と同じ意味があります。真夏に燃える火は目立ちませ
んが、集中力と持続力がピカイチで突然有名になる人が多いのもこの生まれの人です。
五行には五徳があります
【木:甲乙寅卯】  「仁徳」人を愛する奉仕の精神
【火:丙丁巳午】  「礼徳」礼節を重んじ思想信念を伝達
【土:戊己丑辰未戌】「信徳」誠実さ信頼や信用の蓄積
【金:庚辛申酉

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52.乙卯

乙は蔓性の植物や草花
卯も春の花を表します
良い季節に綺麗に咲く花には人も寄ってきますし勢いがあるので自己中心的になりやすい部分があります…
蔓性の植物は巻きつく先や太陽の光がないと大きく育ちません。

「乙」はジグザグし物事が簡単には進まない様子でしかし蔦や藤は時間をかけて巻きつき成長する事で大木を枯らせてしまう程の力を持つので、ゆっくり着実に
熟すことで成功しやすいので、いきなり「箔」をつけて

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50 癸丑

2021年のものです。

おはようございます
癸(水)は雨や雪、氷、丑(土)は1月、水を沢山含んだ
土をあらわします。水を含んだ土は、纏わりつくので
粘り強さをあらわします。
日干に丑を持つ人に福永弁護士がいます。
去年ちょこっと絡まれて特定の人間に纏わりつく
粘り強さや水の冷静な行動が行きすぎて、自分勝手な
開示請求になって残念だなぁと思います。
纏わり付く粘り強さは人気商売の人には
顧客定着に

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49.壬子

2021年の記事をそのまま転記

壬(水)は海を、子(水)は12月で北の方角をあらわ
し、子午線は「北が子南は午」という意味です。
壬が妊の源字で「はらむ」という意味があり
子は「亥」が種子で「子」が芽を出して増えて
いく様子から干支では「ネズミ」をわりあてられ、
昔は冬至を境に太陽が生まれ変わり「陽の気」が増え始める
という考えから冬至をを1年の起点とし、
西洋占術でも冬至の日にから山羊座へと変

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48.辛亥

辛(金)はキラキラと光宝石、亥(水)は骨組み
の「骸」の源字になります。

「辛亥革命」は1911年が辛亥の年でした。
「辛」+「斤」で「新」に繋がる漢字で
「亥」には種子という意味があり、
辛亥革命で「清」の最後の皇帝溥儀が退位して
アジア史上初の共和制国家が誕生しました。
辛は宝石。硬いダイヤモンドも
衝撃に割れやすい性質があります。繊細で傷つきやすく、でも針も挟みも辛で表し、辛辣辛酸も
「辛

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47.庚申

庚(金)は刃物などの武器、戌(土)は冬の手前の土用で草木が枯れている様子で「滅びる」を意味したり、「戈(ほこ」で刈り取って「一」つに纏めている様子です。長崎に原爆が落ちた日。ウクライナに侵攻があった戊申日の「申」も「庚」と同じ意味があります

今日から土用が始まります。
春から夏への調整期間で
掃除したり衣類の整理整頓メンタル、フィジカルの
調整期間にも良い時期です。

春ー木【仁:人を思いやる優

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