- 運営しているクリエイター
記事一覧
「梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ」ワタリウム美術館
最大6人の参加者(鑑賞者)が美術館内とその外に出るツアーに参加する「展示」。所々でパフォーマーのスタッフがガイド役となる。
普段は非公開のバックヤードにも足を踏み入れる。インスタレーションやサウンドアートの展示でもあり、パフォーマンスアートでもあり、鑑賞者が出演者にもなるイマーシブシアターのようでもある。
20分の間隔を置いて約50分の各ツアーが始まるのだが、その時間のずれをうまく利用した演出
【美術展】「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」ダイアローグ1「新たな生」崔在銀展(銀座メゾンエルメス フォーラム)
銀座メゾンエルメス フォーラムで無料で観覧できる美術展。「森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」の関連企画だが、森美術館の展示よりもこちらの展示の方が(作品数は少ないが)良質なのではないかと思った。
【出品作品】
・Jaeeun Choi《Installation View of World Underground Project - Reply from
Anna and Lawrence Halprin アンナ&ローレンス・ハルプリン
■The Breath of Dance
ミエレル・レーダーマン・ユケレス Mierle Laderman Ukeles:「メンテナンス・アート」を作る美術作家
ミエレル・レーダーマン・ユケレスは1939年アメリカ生まれ。「環境」「フェミニズム」に加えて、今なら「エッセンシャル・ワーカー」「ケア」といった言葉でも語られそうなアーティスト。《Manifesto for Maintenance Art, 1969!》では、家事労働の金銭的な対価がゼロであることも記載している。日々の生活を送る実感から、清掃など社会インフラや環境の循環を支える労働や労働者をフィー
もっとみる「デイヴィッド・ホックニー展」「あ、共感とかじゃなくて。」東京都現代美術館/「ガウディとサグラダ・ファミリア展」東京国立近代美術館
デイヴィッド・ホックニー展写真やiPadを使ったりもしているが、絵を描く(ペインティング)が本当に好きなのだなあと思わせられる展示。
「あ、共感とかじゃなくて。」現代作家の作品を体験できる展覧会。夏休み期間ということで若者に向けた企画で、説明やキャプションにもそうした対象者向けの言葉遣いが見られる。
山本麻紀子の、部屋や巨人の歯。武田力の、小学生からかかってくる質問の電話(電話が鳴り、受話器を