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家事の分解能 その2 1mmを楽しむ 箸 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 箸の扱える食材の大きさの最小単位をcm程度からmm程度にすることで新しい楽しみが広がるというお話です。
 
 実は既に至極のおつまみレシピでその一端はご紹介しました。

 最近は進化して、二刀流。ステンレス製の箸の活用にも展開進化しています。
 食事用には以下の写真の様な2種類の箸を使い分けて使っています。太さだけではなく素材も恣意的に選んで居ます。

ステンレス製の箸の活用にも展開

太さだけではなく素材も恣意的に選んで居ます。

 ステンレス製は木製に比べて衛生面で圧倒的に有利です。基本的に微視的には多孔質である木製は、どうしても食材が残ったり、湿度等の影響でカビなどの繁殖を許してしまいがちです。特に梅雨や夏場は注意が必要です。また、どうしても経年劣化がステンレス製に比べると進みやすく、最悪折れてしまうことも有ります。

 木製の箸は自分でナイフを使って先端部分を調整して有ります。これで扱える食材の分解能がmm程度にまで到達でき、大好きなシラスも一匹ずつ味わって楽しむ事が可能となります。

箸を工夫すれば扱える食材の分解能がmm程度にまで到達でき、大好きなシラスも一匹ずつ味わって楽しむ事が可能

 これで体重管理も容易になります。当たり前過ぎて意識しなくなっていることなのでしょうが、シラス一匹ずつを口に入れても充分その味や食感はたのしめます。
 この手法でシラスをおつまみにしてお酒を楽しむというのが私の最近のスタイル(笑)

 また、鯵(あじ)の塩焼きも以下の写真の状態からでもまだまだ食べられる部分にアプローチできます。

鯵(あじ)の塩焼きも以下の写真の状態からでも
まだまだ食べられる部分にアプローチできます。

 最近、木製の菜箸の先端部分が経年劣化で曲がっていまいました。グリップを得るために先端部分には同心円状の溝が掘ってあります。その溝が丁度良い割口となって、きれいに曲がってしまったのです。
 流石に使い物にならず、新しい木製の菜箸以外に、新規にステンレス製の菜箸を導入しました。

 以下の写真は新しく導入した料理用の菜箸です。

新しく導入した料理用の菜箸

 このステンレス製の菜箸がスグレモノで、細かな盛り付け等を熟(こな)してくれます。特にこのステンレスの重さが取り回しには心地良く癖になります。重心の設計が良いのだと思います。
 食卓で使う箸も効きますが、調理に使う菜箸の分解能向上はお料理そのものの分解能向上に直接的に効き、1クラス上のお料理にトライできます。

つづく



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